日本の伝統行事「節分」は、子どもたちが大好きな豆まきや鬼のお面作りなど、季節を感じられる行事です。

最近では保育・教育現場でも、節分を英語で楽しむアイデアが注目されています。

英語を交えることで、日本文化をより深く理解するきっかけにもなります。

節分の意味や行動を簡単な英語で伝える工夫を紹介

節分の意味や行動を簡単な英語で伝える工夫を紹介

豆まきの歴史と背景

節分は「季節を分ける日」という意味で、立春・立夏・立秋・立冬の前日にあたりますが、現在では特に立春の前日の行事を指します。古代の日本では、季節の変わり目には邪気が入りやすいと考えられ、「追儺(ついな)」という悪いものを追い払う宮中儀式が行われていました。

この追儺の儀式が庶民にも広がり、室町時代頃から「鬼」という存在を象徴的に追い払う形になり、さらに江戸時代には「豆まき」として定着していきました。豆には「魔(ま)を滅(め)する」という語呂合わせの意味や、穀物が持つ霊力で邪気を払うという信仰がこめられています。

この日本独特の歴史を英語で伝える際は、難しい説明を避けて以下のように簡潔な表現が適しています。

  • “Setsubun is a traditional event to drive away evil spirits.”
    「節分は悪霊を追い払う伝統行事です。」
  • “We throw roasted soybeans to protect our homes.”
    「私たちは家を守るために焼き大豆を撒きます。」
  • “In old Japan, people believed beans had the power to chase away bad luck.”
    「古くから日本では、豆には厄払いをする力があると信じられていました。」

節分の基本を英語で紹介するフレーズ

  • “Setsubun is a Japanese traditional event.”
    「節分は日本の伝統行事です。」
  • “We throw beans to chase away bad luck.”
    「豆を撒いて厄払いをします。」
  • “We say ‘Oni wa soto! Fuku wa uchi!'”
    私たちは「鬼は外!福は内!」と言います。

「鬼は外!福は内!」を英語でどう言う?

直訳すると少し不自然になるため、意味が伝わる言い方が使いやすいです。

  • “Go away, demons! Come in, good fortune!
    「出ていけ、悪魔ども!来い、幸運よ!」
  • “Bad spirits out! Good luck in!”
    「悪霊よ出て行け!幸運よ入って来い!」

子ども向けや保育園向けであれば、よりシンプルにしても大丈夫です。

  • “Go away, bad luck!”
    「あっちいけ、悪魔め!」
  • “Welcome, good luck!”
    「ようこそ、幸運!」

動作を一緒に伝えると子どもが理解しやすい

英語の意味だけでなく、動作やジェスチャーを加えると、子どもたちも節分の行動と英語を自然に結びつけられます。

Aさん
Let’s throw beans.

豆を投げよう

Aさん
Make an oni mask.

鬼のお面を作ろう

Aさん
Run away, Oni!

鬼は逃げて!

鬼のお面づくりを英語で案内

ものづくりは英語での指示がしやすい活動です。

Aさん
Color the mask.

お面に色を塗ってください。

Aさん
Cut out the eyes.

目をくり抜いてください

Aさん
Put on the mask.

マスクをつけてください

英語で楽しむ豆まきアクティビティ

 英語ミニストーリーで節分を紹介

短い絵本風のお話を英語で読み聞かせすると、節分の雰囲気が子どもに伝わりやすくなります。

Today is Setsubun. We throw beans to scare away the Oni. The Oni runs away, and good luck comes in.
「今日は節分です。豆を撒いて鬼を追い払います。鬼は逃げ出し、幸運がやってきます。」

英語でカウントしながら豆まき

豆を投げる前に英語で数を数えると、自然に英語練習ができます。

Aさん
One, two, three… throw!

いち、に、さん…投げろ!

鬼役と投げる役を交代しながら遊ぶ

  • 鬼役は “I am Oni!”
  • 投げる子は “Go away, Oni!”

と英語でやりとりすると、ゲーム性が増して盛り上がります。

小さい子向けの英語歌リズム遊び

簡単な英語のリズム遊びを取り入れれば、英語が苦手な子も楽しめます。

Aさん
Go away, go away, little red Oni.

行け、行け、小さな赤い鬼。

Aさん
Good luck, good luck, come to our home.

幸運さん、幸運さん、我が家へおいで

節分に関する絵本やメディア

節分に関する絵本やメディア

Japanese Celebrations for Children

日本の年中行事(お正月・節分・お花見など)を、英語で紹介する絵本です。

節分についての説明や、豆まき、他の日本の行事の文化的背景も含まれています。 (English Books)

カラフルなイラストで、子どもにもわかりやすく、日本の伝統と季節の行事を学ぶきっかけになります。

この本を使えば、「節分とはこういう行事だよ」という説明を英語で始めるのにぴったりです。

英語教材/アクティビティ素材

Twinkl Japan には、節分向けの英語教材やワークシートがあります。「豆を数える (counting beans) 」「英単語カード」「節分クイズ」「違い探し (odd-one-out)」など、子どもと一緒に遊びながら節分を学べる内容が揃っています。(Twinkl)

これらは家庭や保育・幼児教育の場で、そのまま使いやすく、英語で節分の意味を教えるのに便利です。

たとえば、英語で豆を数えたり、豆まきや「鬼は外!」を英語で言う練習をするのに使えるのが魅力です。

英語で節分や日本文化を紹介する Web メディア/ブログ

英語で節分やその意味、豆まきの起源を説明している記事があります。例えば「What is Setsubun: Bean-throwing event in Japan」という記事では、節分が季節の変わり目の行事で、煎った大豆を投げて鬼(邪気)を追い払う、という習慣を英語で紹介しています。(englishcafe.main.jp)

また、英語と日本語を交えて紹介している教材やブログもあり、子どもや外国人に日本の伝統行事を紹介する際の参考になります。

こうした Web 記事を使えば、絵本だけでなく「いま」や「実際の説明例」として活用できます。

使い方のアイデア

  1. 「Japanese Celebrations for Children」で節分の全体像を英語で読んで
  2. 「Twinkl Japan」のワークシートで豆まきや英単語遊びをする
  3.   Web記事で背景や由来を補足して説明する

といった流れで、家庭や教室でも「遊びながら文化と英語を同時に学ぶ」教材セットになります。

特に小さなお子さんや英語初心者には、絵+短い英語文+アクティビティの組み合わせが効果的です。

まとめ

節分は日本の文化を英語で説明する絶好のチャンスです。

英語を使うことで、ただの行事ではなく「日本の文化を世界に伝える経験」にもなります。

保育園や家庭でも、英語を無理なく取り入れながら楽しい節分遊びを広げてみてください。