グローバル化が進んでいることや、小学校の英語必修化に伴い、子どもに英語を学ばせたいと考えている方も多いでしょう。
実際に、英語力を高めることができれば、世界に通じるコミュニケーション能力を取得でき、将来に役立つことが期待できます。
そこで今回は、滋賀県にあるインターナショナルスクールや、英語教育に力を入れている中学校・高校を紹介します。
滋賀県で子どもに英語を学ばせたいと考えている方は、ぜひ最後までご覧ください。
滋賀県にあるインターナショナルスクール
子どもにしっかりと英語を学んでほしい、外国の文化に触れさせたいと考える方のなかには、インターナショナルスクールへの進学を検討している方も多いでしょう。
そもそもインターナショナルスクールは、日本に暮らす外国人の子どもに向けて作られた施設ですが、昨今では、日本人でも通う人が増えています。
ここでは、滋賀県にあるインターナショナルスクールを2校紹介します。
マリアンインターナショナルスクール
マリアンインターナショナルスクールは1999年に開園したスクールです。
アットホームな雰囲気を大切にしており、生徒が前向きに生きられることや、柔軟な考え方の育成、英語力の基礎の確立を教育理念として掲げています。
1~2歳の子どもを対象としたToddlerクラスとPre-Kクラスでは英語の基本を学習でき、3~5歳の子どもを対象としたKクラスでは年齢ごとにさまざまなプログラムを用意しています。
5歳になると、日本の中学生レベルの読書ができるようになったり、アメリカの1年生が使用する教科書を用いて勉強できたりするケースが多く、質の高いプログラムを受けられることがわかります。
卒業時には、日常会話や読み書きがしっかりとできる英語力の定着が期待できます。
ウィルインターナショナルスクール
ウィルインターナショナルスクールは、0歳から6歳までの子どもの英語力を早期育成する、完全英語指導のスクールです。
使用する言語は英語のみで、「聞く」「話す」「読む」「書く」という4つの力を段階的に育成するためのプログラムが用意されています。
1~5歳の子どもを対象に、年齢ごとにプログラムが用意されており、さまざまな国籍・文化を持つ講師から質の高い授業が受けられます。
滋賀県で英語教育に力を入れている中学校
小学校高学年から中学生にかけての時期は思春期にあたり、身体が大人になったり、知的にも情緒的に大人になったりと、大きな変化がある時期です。
さらに、高校受験を迎える時期でもあり、人生で初めての受験を迎える子どもも少なくありません。
高校で英語教育に力を入れているところに進学するためにも、中学の段階で英語力を伸ばせるのはどこの学校なのか見ていきましょう。
滋賀県立河瀬中学校
河瀬中学校は、次代の国際社会で活躍できるグローバル人材の育成を目指しており、海外に行く機会を提供していることが特徴です。
たとえば、「国際交流・異文化理解・平和学習」を目的として、2泊3日で長崎県への修学旅行を実施しています。
ハウステンボスで行われた英語プログラムでは、長崎県在住の外国人の方を英語コーチとして招待し、ハウステンボス内にある12ヶ所のポイントを目指して英語のミッションをクリアするというプログラムが行われました。
また、希望者を対象にオーストラリアなどでの海外短期派遣研修を実施しており、語学学校での英語研修やホームステイを通して、英語力向上や異文化理解を深める体験ができるプログラムを提供しています。
参考:滋賀県立河瀬中学校
比叡山中学校
比叡山中学校は私立中学校・高等学校であり、国際交流に力を入れています。
毎年3月に春休みの期間を利用して、希望者を対象にニュージーランドでの海外研修を実施しています。毎年、オークランドとクライストチャーチを交互に訪問し、研修中はホームステイで現地の家族との交流を深めながら、語学学校へ通います。
また、高校では1つの学期の間を留学するターム留学という制度もあります。7月末~8月末まで、ニュージーランドの高校に通い異文化理解を深めるとともに、現地の学校での生活を体験できます。
参考:比叡山中学校
立命館守山中学校
立命館守山中学校は、滋賀県守山市にある私立中学校・高等学校であり、中学生で参加できる長期留学制度があることが特徴です。
中学3年生の3学期を利用して、留学先に学校に2カ月間一人で通い、帰国後は日本にいる同級生と一緒に高校へ進学できます。
中学生のターム留学では、ニュージーランド、オーストラリア、カナダの3か国を選択でき、中学校で学んだ英語力の向上はもちろん、現地のホストファミリーとの生活や同級生との交流を通して、異なる文化、習慣、社会に触れて多様性を広げられます。
なお、立命館守山中学校では、ターム留学だけでなく、2週間の短期留学制度もあります。
参考:立命館守山中学校
滋賀県で英語教育に力を入れている高校
高校は大学進学につながる重要な期間であり、どのような環境で学ぶかが大切です。
とくに、将来、英語を使って仕事をしたい、海外で就職したいといった目標がある場合、高校の段階でしっかりと英語力を高めておく必要があります。
ここでは、滋賀県で英語教育に力を入れている高校を紹介します。
滋賀学園高等学校
滋賀学園高等学校のグローバルスタディーズコースは、高い学力をつけて難関大学へ進学することを目指すコースとなっており、少人数教育によるきめ細かなサポートを提供していることが特徴です。
文系・理系とコースがわかれており、生徒一人ひとりに対して担任とキャリアサポート部で面談を行い、目標とする大学への合格を目指します。
そして、グローバルスタディーズコースでは英語教育に注力しており、2名のALTによるハイレベルな授業、独自の長期留学制度があります。在学中に最長1年間の長期留学が可能であり、留学に行っても3年間で卒業できます。
そのほか、英検2級以上の合格、TOEIC800点以上の合格を目指す指導が行われ、海外の大学に進学する生徒もいます。
参考:滋賀学園高等学校
光泉カトリック高等学校
光泉カトリック高等学校は、確かな学力と豊かな人間性を育むカリキュラムを通して、社会で活躍できる人材を育てることを理念として掲げています。
英語教育では、「聞く」「話す(やりとり)」「話す(発表)」「読む」「書く」の5技能の指導を通して、実際に英語を使う場面や状況に対応できる能力を身につけられる指導を実施しています。
また、光泉カトリック高等学校のA・Pコースに進むと、英語コミュニケーション力強化プログラムの「Global Program」を受けられます。
Global Programは国際系学部のある難関大学の進学や海外の大学への進学、英検準1級の取得を目的とするプログラムで、ネイティブスピーカーによる英語のみの授業があったり、希望者は海外姉妹校への語学研修に行くことができたりします。
参考:光泉カトリック高等学校
立命館守山高等学校
立命館守山高等学校は、滋賀県守山市にある私立中学校・高等学校であり、「世界で生きる人材」の育成を目指していることが特徴です。
そのため、実践的な英語力・コミュニケーション能力の育成に加え、問題解決能力や周囲の人と協力できる能力などを育む充実した機会を提供しています。
立命館守山高等学校にはさまざまな留学制度がありますが、高校生は休学せずに最大1年間の長期留学が可能です。
さらに、交換留学も盛んで、北米やオセアニア、ヨーロッパ、台湾など、世界各国の学校に交換留学生として学べる機会があります。
そのほか、留学制度以外にも、体験や出会い、探求などを目的として海外研修制度が用意されており、在学期間中に英語をはじめ、海外に触れる機会がたくさんあることが魅力です。
参考:立命館守山高等学校
まとめ
今回は、滋賀県にあるインターナショナルスクールや、英語教育に力を入れている中学校・高校を紹介しました。英語の教育環境について解説しました。
滋賀県には英語教育に力を入れている中学校・高校が複数あり、中学生で海外へ長期留学ができたり、海外の大学進学を目指せるハイレベルな英語教育が受けられる高校があったりします。
ぜひ今回の記事を参考に、子どもの英語の学習環境について検討してみてください。