英語学習を始めたものの、途中で挫折してしまった経験はありませんか?
目標達成には、明確な目的と効果的な学習計画が欠かせません。
今回、スキル別トレーニングの講師Asumi先生が動画の中でお話している
- モチベアップ!学習目的の解像度を上げる具体的なアプローチ
- 挫折しないコツ!マイルストーンの設定について
- 習慣化にはベイビーステップで取り組むこと
など、学習の継続と成功に繋げる方法を具体的に解説します。
一歩ずつ着実に進めるためのヒントを見つけてください!
■動画タイトル:【1月16日(木)19時〜】Asumi先生と一緒に考える「2025年を飛躍の年にする英語学習目標の立て方」セミナー より
英語学習の目的を明確にする重要性
英語学習を成功させるには、目的を明確にすることが欠かせません。
学習の出発点として「自分が英語学習を通じてどのような姿になりたいかを具体的に考えること」が、モチベーションの持続に繋がります。
目的を曖昧なままにすると、途中で挫折してしまうリスクが高くなるため、まずはゴールを明確に描くことが大切です。
まずは目的を明確にする重要性を分解して説明していきます。
「目的」と「目標」の違いを理解する
英語学習では、「目的」と「目標」を混同しないことが成功のカギです。
目的はゴールそのもの、目標はそこに到達するための具体的な指針です。
たとえば、「渋谷駅で観光客に道案内ができるようになる」というのが目的であり、「毎日単語帳を10分学習する」といった行動が目標に該当します。
ダイエットなどでもそうですが、「痩せる目的」がハッキリしていないと、モチベーション維持が難しくなってしまうでしょう。
この違いを意識することで、学習の方向性がよりクリアになります。
自分の目的を具体化する方法
目的と目標を混同しないことがわかった上で、目標を具体化する方法をご紹介します。
英語学習においては、「英語を話せるようになりたい」という抽象的な願望を、「いつまでにどのレベルの会話を達成したいか」に落とし込む具体化の重要性です。
例えば、
- カナダ旅行のために
- 2026年3月までに
- スマホで単語を調べなくても現地の人に道を尋ねられるレベルになる
といった具体的な目標を設定することが、学習をより効果的に進めるポイントです。
重要なのは「いつ、何のために、どのくらいまで」をはっきりとさせることが重要です。
目標設定で挫折を防ぐマイルストーンの活用
大きな目標を設定する際には、それを細かく分ける「マイルストーン(=指標・中間目標)」の活用が効果的です。
例えば、TOEICで800点を目指す場合、最初に480点の取得などを目標とします。そして、次に550点と段階を踏むことで、達成可能な目標を設定します。
最初から800点を目指さない理由を、もっとかみ砕いてみていきましょう。
目標達成を細分化するポイント
目標を細分化する際は、「達成可能な小さなステップに分ける」ことが重要です。
マイルストーンを設けることのメリットは、目標に近づいている実感が得られ、モチベーションが維持しやすくなることです。
ダイエットの例を出しますが、いきなり「5カ月で10kg痩せる!」という目標設定をした場合、失敗する確率が高いのと同様です。
単純計算でも毎月2kgずつ痩せれば目標達成ができるので、「2月までに2kg痩せる。3月までに4kg痩せる」と細分化すると、今やるべきことが明白になり、目標達成へ近づきます。
また、成功体験を繰り返すことで、学習に対する前向きな姿勢が自然と生まれてくるのです。
現在地と目標の差を見える化する
自分の現在地と目標の間にあるギャップを可視化することは、効果的な学習計画の作成に役立ちます。
TOEIC800を取得したい場合、現在のTOEICスコアを確認し、その差を具体的な数字で把握することで、優先的に取り組むべき課題が明確になりますよね。
先ほどのダイエットの例では、現在体重が100kgある場合と、50kgある場合では同じ10kgでもその難易度が異なる上、やるべきことも変わってきます。
今現在自分がどんな状況であり、一般的に見てそれが「実現可能なのか」をしっかりと見えるかすることで、着実な目標設定をすることが可能なのです。
このような見える化は、現実的で無理のない目標達成の計画を立てる第一歩となります。
英語学習の習慣化に必要なベビーステップ
目標達成におすすめなのが、ベビーステップで取り組むことです。ベビーステップとは、文字通り「赤ちゃんのような小さな一歩から始める」という意味になります。
学習を習慣化するためには、無理のない「ベビーステップ」を意識しましょう。
「毎日10分の単語学習」や「週3回のオンライン英会話」など、シンプルな学習計画は、継続のハードルを下げるための実践的なアイデアとして参考になります。
ここではそんな「ベビーステップ」という手法について、詳しく見ていきましょう。
初心者向けの具体的なベビーステップ例
Asumi先生は初心者が始めやすい学習プランとして、「リスニングを毎日15分だけ取り入れる」や「週に2回だけオンライン英会話を受ける」などを提案していました。
先ほどのダイエットの例でもそうですが、毎月2kgずつ痩せていけば、5カ月で10kg痩せることは可能となります。ただし、最初からいきなり2kg落とすには、5カ月間コンスタントに同じような運動や食事制限が必要です。
そうなるとハードルが高くなり、継続ができずやめてしまうという負の連鎖に陥ります。
習慣化こそが目標達成に置いて一番重要だからこそ、ベビーステップで始めることが重要となり、少しずつタスク量を増やしていきましょう。
30日間で習慣を形成する方法
新しい習慣を定着させるには、30日間を目安に学習を続けることが効果的です。
まず1ヶ月間は継続可能な学習目標を設定し、達成することで英語学習を生活の一部にすることが大切です。
目標が大きければ大きいほど、目標達成までの期間が長期間になります。だからこそ習慣化が重要であり、最初の一カ月でやめないようにする工夫が必要なのです。
ベビーステップを意識し、最初の一カ月間は特にハードルを下げ、「リスニングを毎日15分だけ取り入れる」や「週に2回だけオンライン英会話を受ける」など、できるだけ小さい所から始めていきましょう。
無理なく小さな目標を設定することが成功のカギです。
オンライン英会話レッスンをより効果的にするには復習が特に重要!
オンライン英会話レッスンで成果を上げるには、予習と復習を取り入れることが欠かせません。
特に復習では、オンライン英会話レッスンで話せなかったフレーズを、次回のレッスンではスムーズに使えるように、次のレッスンで生かすことを意識して復習しましょう。
復習を重視する理由と具体的なやり方
例えば、話せなかったフレーズをリスト化し、繰り返し音読や練習を行うといった方法です。
ビジネスなどでも重要な言葉に「PDCAサイクル」というものがありますが、復習という行為そのものがどの領域においても成功のカギとなるのです。
「話せなかったフレーズ」というところも非常に重要であり、自分の学んできた英語の中でも「どれが、どの場所で使えなかったのか」をはっきりとさせられます。
そこには「できなかった悔しさ」の感情も載る上、今後同じシチュエーションが来た際に「あれだ!」と思い出せれば、脳にばっちりと定着するでしょう。
これをひたすら繰り返すことで少しずつ話せる状況が増えていき、結果として英語が話せるようになっていくのです。
目標を宣言してモチベーションを高めることも重要
英語学習の目標を家族や友人、SNSで宣言することで、モチベーションが高まります。
周囲に自分の目標を伝えることで、応援やフィードバックを受けながら学習を続けることができ、目標を宣言することで途中で諦められない環境を自分で作り出せます。
「SNSでの目標共有や、家族への報告が、目標達成を後押しする力になる」とも説明がありましたが、重要なのは「自分の中でため込まない」というところです。
自分の目標に拍がつくうえ、逃げられない状況だからこそ「頑張ろう」という気持ちになり、自分を鼓舞してくれるでしょう。
まとめ
この記事では、英語学習を成功させるための「目的の明確化」「マイルストーンの設定」「ベビーステップ意識すること」「復習の重要性」「目標宣言」について解説しました。
それぞれの方法を取り入れることで、無理なく目標達成へと近づくことができます。
目標を達成でき無さそうと落ち込んだり、モチベーションが下がりそうなときは改めてスキル別トレーニングの講師Asumi先生の動画をご覧ください。
あなたの英語学習がしっかりと目標達成できることを願っています。