昨年も大変な猛暑でしたが、毎年気温が上がっていくのは顕著に感じませんか?

気候変動は、地球の温度が上がることで起こるさまざまな問題のことを指します。

子どもと一緒に地球を守るためにはどうしたらいいかを考えてみましょう!

気温が上がるとどうなるの?
What Happens when the Temperature Rises?

気温が上がるとどうなるの?

地球の気温が上がると、たくさんの変化が起こります。

子どもに分かりやすい言葉で考えてみましょう!

暑い日がもっと増える!

もしも気温が高くなりすぎると、 「とても暑い日が増える」 ことになりますね。

例えば、夏に外で遊ぶとき、今よりもっと暑くなったらどう感じるでしょうか?

Parent
How do you feel on a very hot day?

とても暑い日にはどんな気持ちになる?

Child
I feel sweaty and tired!

汗をかいて、疲れる!

海の水が増えてしまう!The sea level will rise!

氷が溶けるとどうなるでしょう?

氷山(icebergs)や南極(Antarctica)の氷が溶けると、海の水が増えて、陸地が水に沈んでしまうかもしれれませんよ。

Parent
What happens when ice melts in a glass of water?

コップの中の氷が溶けるとどうなる?

Child
The water level rises!

水の量が増える!

Parent
So what happens on Earth?

じゃあ、地球ではどうなるのかな?

Child
The water level rises!

水の量が増える!

Parent
そうだね。海の水が増えて、住む場所が少なくなってしまうんだ。

Yes, it is.  The sea level will rise, and there will be less land to live on.

台風や大雨が増える!

温暖化の影響で 「大きな台風(typhoon)」や「豪雨(heavy rain)」が増えることもあります。
雨がたくさん降ると、洪水(flood)が起こることもありますね!

Parent
What should we do when there is a typhoon?

台風の時、どうすればいい?

Child
Stay inside and be safe!

家の中にいて、安全に過ごす!

英語で気候変動を学ぶには?
How to Learn about Climate Change in English?

英語で気候変動を学ぶには?

英語を使って環境問題を学ぶと、新しい言葉も覚えられるし、世界のニュースを理解する力もつきます。

では、どうやって学んでいけばいいのでしょう?

簡単な英語の本を読んでみよう!

「気候変動」について書かれた子ども向けの英語の本を読んでみるのはいかがでしょうか?

本を読むと、新しい単語も覚えられますよ。

おすすめの英語の本:

  • The Magic School Bus and the Climate Challenge
    (マジック・スクール・バスと気候変動)
  • What is Climate Change?
    (気候変動って何?)
  • Why Should I Save Energy?
    (どうしてエネルギーを節約するの?)

英語のキーワードを覚えよう!

  • Climate change(気候変動)
  • Global warming(地球温暖化)
  • Pollution(汚染)
  • Recycle(リサイクル)
  • Protect the Earth(地球を守る)

歌で楽しく学ぼう!

歌を通じて英語と環境問題を学ぶのもおすすめです。

音楽と一緒なら、歌うながら楽しく学べますね!

おすすめの英語の歌

  • “Reduce, Reuse, Recycle Song”
    (リデュース・リユース・リサイクルの歌)
  • “Earth Song” by Michael Jackson
    (マイケル・ジャクソンのアース・ソング)
  • “What a Wonderful World”
    (この素晴らしき世界)

動画を見てみよう!

YouTubeには、子ども向けの環境問題についての英語の動画がたくさんあります。

映像を見ながら英語を聞くと、耳が慣れて、楽しく学べるますね。

おすすめのYouTubeチャンネル

  • PBS Kids – “Climate Change for Kids”
    (PBSキッズの「子どものための気候変動」)
  • SciShow Kids
    (サイショーキッズ)
  • TED-Ed – “The Science of Climate Change”
    (TED-Edの「気候変動の科学」)

子どもが気候変動について学べる簡単な実験
A Simple Experiment to Help Children Learn about Climate Change

子どもが気候変動について学べる簡単な実験

二酸化炭素と温室効果の実験

目的

二酸化炭素(CO₂)がどのように地球の気温を上げるかを理解する

準備するもの

  • 透明なガラス瓶(2つ)
  • ふた付きの透明な容器(1つ)
  • 酸性の液体(酢または炭酸水)
  • 重曹(またはベーキングパウダー)
  • 温度計(2本)
  • 太陽の光(または強い電気ランプ)

やり方

  1. 2つのガラス瓶を用意し、両方に温度計を入れる。
  2. 片方の瓶には何も入れず、もう片方の瓶に酢と重曹を混ぜてCO₂を発生させる。(泡が出る)
  3. 両方の瓶のふたを閉めて、太陽の光が当たる場所に置く。
  4. 15~30分後、両方の瓶の温度を比較する。

結果

CO₂を入れた瓶の方が温度が高くなる。

解説

CO₂が多いと熱が閉じ込められ、温度が上昇することを学べます。これは地球温暖化の原理と同じです。

氷が溶けるとどうなる?(海面上昇の実験)

目的

氷が溶けると海面がどう変わるかを理解する

準備するもの

  • コップ(2つ)
  • ペンやマーカー

やり方

  1. 1つのコップに水を入れ、氷を浮かべる。
  2. もう1つのコップに水を入れ、氷を水の外に乗せる(例えば小さな皿の上など)。
  3. 両方の水位をマーカーで記録する。
  4. 氷が溶けた後、水位を比べる。

結果

  • 水に浮かんでいた氷が溶けても水位はほぼ変わらない。(北極の氷は溶けても海面は上昇しない)
  • 皿の上の氷が溶けると水位が上がる。(南極や氷河の氷が溶けると海面が上昇する)

解説

南極やグリーンランドの氷が溶けると海面が上昇し、洪水の危険が高まることを学べます。

アルベド効果(氷と温暖化)

目的

氷や白いものは太陽の熱を反射し、黒いものは吸収することを理解する

準備するもの

  • 白い紙と黒い紙(または布)
  • 2つの温度計
  • 太陽の光(または電気ランプ)

やり方

  1. 白い紙の上に1つの温度計を置く。
  2. 黒い紙の上にもう1つの温度計を置く。
  3. 両方を太陽の光に当て、10~15分待つ。
  4. 温度計の温度を比べる。

結果

黒い紙の上の温度の方が高くなる。

解説

氷や雪(白いもの)は太陽の光を反射するが、氷が溶けると地面(黒っぽいもの)が現れ、より多くの熱を吸収し、温暖化が進むことを学べます。

私たちにできること
What Can We Do?

私たちにできること

気候変動を防ぐために、私たちにもできることがたくさんあります。

Parent
What can we do to help the Earth?

地球のためにできることは何?

Child
A: “We can save electricity and recycle!

電気を節約して、リサイクルする!

電気を節約する!Save electricity!

使わないときは電気を消そう!
(Turn off the lights when you don’t need them!)

リサイクルをする!Recycle!

紙やペットボトルはリサイクルしよう!
(Recycle paper and plastic bottles!)

自然を大切にする!Take care of nature!

木を植えたり、ゴミを拾ったりしよう!
(Plant trees and pick up trash!)

まとめ

子どもと一緒に英語で気候変動を考えると、学びが広がります。

親子で楽しく英語を使いながら、地球を守ることを考えてみましょう!

Let’s protect our Earth together!
(みんなで地球を守ろう!)