クリスマスは「もらう」だけでなく、「ありがとう」を伝える季節です。
バイリンガル保育園では、この時期を「英語で感謝の気持ちを表現する」絶好の機会として活かすことができます。
今回は、子どもたちが心をこめて感謝を伝えながら、自然に英語に親しむ活動を紹介します!
“Thank you”を伝える英語表現から始めよう

まずは、子どもたちに「ありがとう」を英語で伝える基本の表現を紹介します。
シンプルなフレーズでも、気持ちを込めて言うことが大切です。
- Thank you!
(ありがとう) - Thank you very much!
(どうもありがとう) - Thanks a lot!
(本当にありがとう) - I’m thankful for you.
(あなたに感謝しています) - Thank you for the present.
(プレゼントをありがとう) - Thank you for being my friend.
(友だちでいてくれてありがとう)
歌や手遊びを通して、自然に口に出せるようになると、活動の中でも自信を持って使えるようになります。
“Thank You Card”をつくって感謝を形に
英語の感謝表現を使ったカード作りは、クリスマスシーズンにぴったりの活動です。
「誰に」「どんなことに」感謝しているかを考えることで、心の成長にもつながります。
活動の進め方
- 子どもたちに、感謝したい相手(家族・友だち・先生など)を考えてもらう。
- シンプルな英文を選び、カードに書く。
例)
– Thank you, Mom!
– I love you, Dad.
– Thank you for playing with me. - イラストやシールで飾り付けをする。
- 完成したら、 “I made this for you.” (あなたのために作ったよ)と伝えながら渡す。
書く英語は短くても大丈夫。
大切なのは、「伝えたい気持ちを自分の言葉で表す」経験です。
“Gift Exchange”で思いやりを学ぶ

クリスマスの定番、プレゼント交換も英語でのやり取りを取り入れることで、心育ての時間に変わります。
やりとりの例
- Here you are.
(はい、どうぞ) - This is for you.
(あなたにあげるね) - Thank you! It’s so cute!
(ありがとう!かわいい!) - I like it!
(気に入ったよ!)
交換の前に練習しておくと、実際の場面で自然に言葉が出てきます。
「相手を思って贈る」体験を通して、思いやりや感謝の気持ちが深まります。
歌で楽しむ “Thank You Christmas”

英語のクリスマスソングの中にも、「感謝」や「愛情」をテーマにした曲がたくさんあります。
小さい子どもでも歌いやすい曲を選んで、英語と気持ちの両方を育てましょう。
おすすめの曲
- “We Wish You a Merry Christmas”
…「あなたに幸せなクリスマスを願います」という気持ちを込めた定番曲。 - “Thank You Song” (子ども向け英語ソング)
…日常の「ありがとう」をたくさん練習できる曲。
歌いながら“Thank you for the teachers!” “Thank you for my friends!”など、
オリジナルの歌詞を加えてアレンジしても楽しいでしょう。
感謝を伝えることで広がる英語の世界

「Thank you」は単なる言葉ではなく、相手を思いやる心そのものです。
英語を学ぶ中で、「言葉の裏にある気持ちを伝える力」を育てることが、バイリンガル教育の本質です。
クリスマスの活動を通して、子どもたちが英語で感謝を伝えられるようになると、
「英語=気持ちを伝える楽しい手段」として感じられるようになります。
感謝の気持ちを伝えるクリスマス活動におススメの本や動画
◆おすすめ絵本
Dear Santa: A Christmas Wish List and Gratitude Journal for Kids(Pia Imperial 著)
クリスマス・シーズンに合わせたアクティビティブック。ウィッシュリストと「感謝していること」を日記形式で書ける構成です。
年齢はおおよそ 8〜12 歳向けですが、小さな子ども用に“感謝を記す”部分を簡単に使ってもいいでしょう。
保育園であれば「英語で今日“Thankful for…” (〜に感謝)を書こう」など活動に活用できます。
感謝をテーマにした絵本リスト(英語)
“An Attitude of Gratitude: Books That Show Kids What It Means to Be Thankful” という記事に、子ども向けの感謝を教える本が複数紹介されています。
たとえば、Llama Llama Gives Thanks(Anna Dewdney 著)や How to Say Thank You(Jean Reagan 著)などが挙げられています。
内容的には「ありがとうを伝える」「日々の小さなことに感謝する」というテーマ。バイリンガル保育園で、英語+日本語で読むのに最適です。
クリスマスに関連する贈り物・与えること・感謝のテーマを含む本
例として The Berenstain Bears and the Joy of Giving など、クリスマスの贈り物のやり取りを通して「もらう」だけでなく「与える」意味にも触れている本も紹介されています。
こちらも「ギフト交換」の活動と関連付けて読める本としておすすめです。
◆おすすめ動画
以下、英語で「感謝」「ありがとう」「贈り物を受け取る/贈る」というテーマを含んだ動画です。保育園で集団視聴して、その後英語で感謝の言葉を練習する時間を設けるのもいいでしょう。
こちらは「クリスマスのプレゼントへの感謝」をテーマにした英語の歌動画。子どもたちが歌いやすく、活動前の“ウォームアップ”としても使えます。
クリスマス・イブを舞台にした感謝をテーマとするストーリー動画。
ギフトを受け取る側/与える側の態度としての「感謝」を子ども向けに扱っています。
活用のヒント
- 本を読み聞かせた後、「この本で主人公が“thank you”と言った場面はどこ?」と子どもたちに問いかけ、英語で「Thank you for …」を言う練習をすると良いです。
- 動画視聴後に、子どもたち自身が「誰に・何に感謝しているか」を英語でワンフレーズ書いたり言ったりする時間を入れましょう。
- 保育園でのクリスマス会などで、本・動画を取り入れておいて、カード作りやプレゼント交換の前に「感謝」の意識を高めると、活動全体の意味づけが深まります。
- 英語だけでなく日本語で「ありがとう」の意味や気持ちを振り返る時間を入れると、バイリンガルとしての学びも定着します。
まとめ
英語の「Thank you」は、子どもたちにとって最初の“心の英語”です。
カード作りやプレゼント交換などのクリスマス活動を通して、言葉と気持ちをつなげる体験を大切にしてみましょう。
「ありがとう」を英語で伝えた瞬間、子どもたちの心にも小さな温かい光が灯ります。
その光こそが、これからの英語学びを支える原動力になるのです。

