クリスマスの季節になると、子どもたちが心待ちにするのがサンタクロースの登場です。

赤い服に白いひげ、大きな袋を担いでプレゼントを届ける姿は世界共通のイメージですが、実は国によってサンタさんの呼び名や姿、祝われ方には違いがあることをご存じでしょうか?

サンタクロースのはじまりを知ろう

サンタクロースのはじまりを知ろう

サンタクロースの起源は、4世紀の聖ニコラウス(Saint Nicholas)にさかのぼります。彼はトルコの司教で、貧しい人々にこっそり贈り物をしていたことで知られています。この伝説がヨーロッパ各地に広まり、オランダでは「Sinterklaas(シンタクラース)」と呼ばれるようになりました。やがてアメリカに移住したオランダ人たちによって「Santa Claus」という名で広まり、現在の赤い服を着たサンタの姿が定着していきました。

英語での豆知識紹介もおすすめです。

Santa Claus comes from Saint Nicholas.
サンタクロースは聖ニコラウスに由来する。

He was kind and gave gifts to the poor.
彼は親切で、貧しい人々に贈り物をした。

子どもたちと一緒に、世界のサンタの名前を英語で紹介するのも楽しい活動になります。

  • フィンランド:Joulupukki(ヨウルプッキ)
  • イギリス:Father Christmas
  • フランス:Père Noël(ペール・ノエル)
  • イタリア:Babbo Natale(バッボ・ナターレ)

 オーストラリアのサンタさんはビーチにやってくる?

 オーストラリアのサンタさんはビーチにやってくる?

日本や欧米では雪のイメージが強いクリスマスですが、オーストラリアでは季節が真逆。12月は真夏にあたります。そのため、オーストラリアのサンタクロースは、厚いコートの代わりに半袖シャツやサングラス姿で登場することも。海辺でサーフィンをしているサンタがニュースになるほどです。

オーストラリアの子どもたちは、英語でこんなフレーズを使ってサンタを迎えます。

  • Merry Christmas, Santa!
    メリークリスマス、サンタさん!
  • It’s so hot today! Do you want some cold milk instead of hot cocoa?
    今日はすごく暑いね!ホットココアじゃなくて冷たい牛乳にする?

こうした違いを知ることで、「同じクリスマスでも国によって過ごし方がちがう」という多様性を自然に学べます。

 世界のクリスマス文化を英語で紹介してみよう

 世界のクリスマス文化を英語で紹介してみよう

各国の祝い方を知ることで、世界の文化に対する理解が深まります。

アメリカ

家中をカラフルなライトで飾り、「Merry Christmas! 」のあいさつが街にあふれます。

ドイツ

アドベントカレンダーやクリスマスマーケットが有名で、温かいグリューワインや焼き菓子の香りが漂います。

  • In Germany, people go to Christmas markets.
    ドイツでは、人々はクリスマスマーケットに行きます。

メキシコ

12月の初めから「ポサダ」と呼ばれる伝統行事が続き、歌や踊りでにぎやかに過ごします。

  • In Mexico, families sing and dance together.
    メキシコでは、家族が一緒に歌い踊る。

フィリピン

世界で最も長いクリスマスシーズンを祝い、9月から飾りつけが始まることも。

英語で「世界のクリスマス」を紹介するアクティビティもおすすめです。

多文化を感じる英語活動のアイデア

保育園や英語教室では、次のような活動を通して世界のクリスマス文化を体験的に学べます。

World Santa Parade(世界のサンタ行進)

各国のサンタの衣装や国旗を作り、「I’m Father Christmas from the U.K.! 」などと英語で紹介。

Christmas Around the World Poster

地図に国名とその国のクリスマスの特徴を英語で貼りつける。

Santa’s Greetings Workshop

各国のあいさつを英語で学びながらカードを作る。

例:Frohe Weihnachten!, Feliz Navidad! Merry Christmas! 

英語で楽しむ「世界のサンタ」活動アイデア

英語で楽しむ「世界のサンタ」活動アイデア

クリスマスやサンタさんにまつわる英語表現は、日常会話の中にも自然に取り入れられます。子どもでも言いやすく、楽しく覚えられる英語フレーズを紹介します。

挨拶・あいさつの言葉

  • Merry Christmas!
    (メリークリスマス!)
  • Happy Holidays!
    (ハッピー・ホリデーズ!)
  • Season’s Greetings!
    (季節のごあいさつ!)

サンタさんと話してみよう

  • Hello, Santa!
    (こんにちは、サンタさん!)
  • Did you come from the North Pole?
    (北極から来たの?)
  • Thank you for the present!
    (プレゼントありがとう!)
  • What’s your favorite cookie?
    (好きなクッキーはなに?)

プレゼント交換やカードづくりで使える言葉

  • This is for you.
    (これ、あなたに。)
  • I made this card for you.
    (あなたのためにカードを作ったよ。)
  • Let’s open the presents!
    (プレゼントを開けよう!)
  • I’m so happy!
    (とってもうれしい!)

これらのフレーズを、歌やゲーム、英語劇などに取り入れることで、子どもたちは自然に英語に親しむことができます。

多国籍サンタ紹介ポスターの作り方

世界のクリスマス文化を「見える化」することで、子どもたちは多様性を直感的に感じ取ることができます。以下のステップで進めてみましょう。

ステップ①:テーマを決める

タイトル例:「Christmas Around the World」や「Santa from Every Country! 」
地球や地図の形を模した大きな模造紙を用意します。

ステップ②:国ごとのサンタを調べよう

それぞれの国のサンタクロースの呼び名・服装・住んでいる場所を調べます。英語で簡単にまとめる練習もおすすめです。

  • Finland – Joulupukki:
    He wears warm clothes and comes from Lapland.
    彼は暖かい服を着ていて、ラップランドから来た。
  • Australia – Santa Claus
    He sometimes wears shorts and rides a surfboard!
    彼は時々短パンを履いてサーフボードに乗る!
  • France – Père Noël
    He brings gifts and leaves them in children’s shoes.
    彼は贈り物を持ってきて、子供たちの靴の中に置いていく。
  • Japan – Santa-san
    He comes quietly at night and leaves presents under the tree.
    彼は夜中にこっそりとやって来て、木の下にプレゼントを置いていく。

ステップ③:国旗やイラストを貼る

国旗・その国の代表的な食べ物・風景を描いて、子どもたちが自由に装飾します。
「サンタの家」を国ごとに描くことで、世界の違いが一目でわかるポスターになります。

まとめ

「サンタさんは世界中にいる?」という問いに、子どもたちはきっと「Yes!」と笑顔で答えるでしょう。

見た目や気候、祝い方は違っても、人を思いやり、感謝を伝える気持ちは共通しています。

英語を通して世界のサンタに出会うことは、言葉だけでなく、多文化理解と共感の心を育てる第一歩になるのです。