ビジネスやITの現場、ニュース記事でも頻繁に耳にする「セキュリティ」という言葉は、日本語では「安全対策」や「防犯」「情報保護」など、さまざまな意味で使われます。

英語で「セキュリティ」は security と言います。ただし、この単語は文脈によって「安全」「警備」「情報保護」「安心感」といった幅広い意味を持ちます。

この記事では、security の基本的な意味から、情報セキュリティ・サイバーセキュリティなどの関連語をわかりやすく解説します。

securityの意味は日本語で何?

securityの意味は日本語で何?

英語の security は、日本語で「安全」「防犯」「保護」「安心」などを意味します。

文脈によって使い方が変わるため、英語では名詞の用法をしっかり理解することが大切です。

英ナビ

例文

The company improved its security after the data breach.
その会社はデータ漏洩後にセキュリティを強化しました。

There was tight security at the airport.
空港では厳重な警備が行われていました。

She works in security at a large firm.
彼女は大手企業のセキュリティ部門で働いています。

文法ポイント

security は、次のように大きく3つの意味で使われます。

  1. 防犯・警備:security guard, airport security
  2. 情報保護:network security, data security
  3. 安心感・安全性:a sense of security

つまり、security は「何かを守る」「安全を確保する」ための対策全般を指す言葉です。

情報セキュリティは英語でinformation security

「情報セキュリティ」は英語で information security と言います。

ITや企業の文書、ニュースで最もよく見かける表現のひとつです。

例文

Information security is essential to protect customer data.
顧客データを守るために情報セキュリティは欠かせません。

The company has strict information security policies.
その会社は厳しい情報セキュリティ方針を持っています。

文法ポイント

information security は、データの改ざん・漏洩・不正アクセスなどを防ぐための仕組みを指します。IT分野では略して InfoSec と呼ばれることもあります。

また、関連する表現には以下のようなものがあります。

  • data protection:データ保護
  • privacy policy:プライバシーポリシー
  • confidential information:機密情報

ビジネス英語では「情報保護方針」という意味で information security policy がよく使われます。

セキュリティ対策は英語で security measures または security precautions

「セキュリティ対策」は英語で security measuressecurity precautions と言います。どちらも「安全を確保するための措置」という意味です。

例文

The company implemented new security measures after the incident.
その会社は事件後、新たなセキュリティ対策を導入しました。

Always take security precautions when using public Wi-Fi.
公共のWi-Fiを使うときは、必ずセキュリティ対策をおこないましょう。

文法ポイント

measure は「手段」「措置」という意味なので、security measures は最も一般的な表現です。

英ナビ

一方で、precautions は「予防策」「注意」といったニュアンスがあります。

英ナビ

IT関連では implement security measuresが頻出します。

また、形容詞を加えて以下のように表現することもあります。

  • strong security measures 強固なセキュリティ対策
  • basic security measures 基本的なセキュリティ対策

サイバーセキュリティは英語で cybersecurity

サイバーセキュリティは英語で cybersecurity

「サイバーセキュリティ」は英語でも cybersecurity と言います。現代では最も注目される分野のひとつですね。

例文

Cybersecurity is a major concern for all online businesses.
サイバーセキュリティはすべてのオンラインビジネスにとって重要な課題です。

The government increased investment in cybersecurity.
政府はサイバーセキュリティへの投資を増やしました。

文法ポイント

cybersecurity はインターネットやネットワークを通じた攻撃ハッキングやウイルスなどから情報を守ることを意味します。

また、関連語として以下のような用語も覚えておくと便利です。

  • cyberattackサイバー攻撃
  • hacker / hackingハッカー/ハッキング
  • firewallファイアウォール
  • encryption暗号化

Safetyとsecurityの違い

Safety と security はどちらも「安全」と訳されますが、英語では 守る対象や性質が異なります

単語 意味 例文
safety 事故・自然災害など「偶発的な危険」からの安全 Safety first!
安全第一!
security 犯罪・攻撃・侵入など「意図的な脅威」からの安全 Security cameras are everywhere.
防犯カメラは至る所にある。

文法ポイント

つまり、

  • safety → 事故・ケガ・健康などの安全自然に関するもの
  • security → 防犯・防衛・情報保護などの安全人為的脅威

例文で違いを比べてみましょう

The factory improved safety standards.
工場は安全基準を改善した。→ ケガや事故の防止

The airport tightened security.
空港は警備を強化した。→ 犯罪やテロの防止

このように、どちらも「安全」ですが、使う場面が明確に異なります。

セキュリティーが甘いは英語でweak security や poor security

「セキュリティーが甘い」「警備がゆるい」と言いたいときは、英語で weak security または poor security と表現します。

例文

The website had poor security, so it was easily hacked.
そのウェブサイトはセキュリティが甘く、簡単にハッキングされた。

The company’s weak security system led to a data leak.
会社のセキュリティシステムが甘く、データ漏洩につながった。

文法ポイント

weak は「弱い」、poorは「不十分な」「質が悪い」という意味で、どちらも「対策が甘い」「防御が弱い」といったニュアンスを持ちます。

反対に「セキュリティがしっかりしている」は、以下のように表現します。

  • strong security 強固なセキュリティ
  • robust security system 堅牢なセキュリティシステム

 ビジネス英語では enhance security(セキュリティを強化する)もよく使われます。

まとめ

英語で「セキュリティ」は基本的に security で表現できますが、文脈によって「警備」「情報保護」「安心感」など意味が変化します。

特にIT分野では information security や cybersecurity が頻出します

ビジネス・日常会話・ITニュースなど、さまざまな場面で登場するので、例文を参考に使い方をしっかり身につけていきましょう!

 

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Shu 英語教育者・経営者 / English Educator & CEO
海外高校・大学・大学院で学び、博士課程で研究を行った英語教育者。英語論文執筆や指導経験を活かし、実践的かつアカデミックな英語学習情報を発信している。