皆さんは英語で「修正」を表現できますか?

日本語ではパッと思い浮かぶ言葉でも、英語にするとなると少し難しく感じてしまいますよね。

でも、安心してください。

こちらの記事では「修正」の英語表現はもちろん、「変更する」や「訂正する」「無修正」などの関連表現にも触れていきます。

「修正」を使った例文も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

「修正」は英語で何という?

「修正」は結論から言うと、”modification”と表現します。

正し、「修正」という単語をそのまま使うよりも、動詞表現を知っておいた方が便利です。

という事で、まずは”modification”の動詞表現、”modify”の説明から始めていきましょう。

関連表現として、”revise”も紹介していきます。

「修正する」は英語で”modify”と表現する

「修正する」は英語で、”modify”と表現します。

“modify”は、カタカナ表記で「モディファイ」と発音することができ、「修正する」の他にも「変更する」や「緩和する」「加減する」という意味がある単語です。

Aさん
動詞表現なので、変形も見ておこう!

“modify”の変形

  • modifying(現在分詞)
  • modified(過去形)
  • modified(過去分詞形)
  • modifies(三人称単数現在形)

“modify(修正する)”は、上記のように4つの変形があります。

注意するポイントとしては、”ing形”の時は”modifying”となりますが、”ed形”の時は”y”を”i”に変えて、追加で”ed”を付ける必要があるのです。

Bさん
動詞の変形は今回の例のように注意するべき単語が複数存在します。

“revise”とも「修正」は表現できる

「修正」は、”modify”の他にも”revise”と表現できます。

“revise”は”modify”と異なり、基本的には原稿や資料などの書類関係の「修正」に使われる英単語です。

ちなみに”modify”は厳密には「一部を修正する」というニュアンスがあり、全体を修正する場合は”correct”を使う方が適しているといえます。

Aさん
次の「関連表現」で詳しく解説しますが、他にも”change”も「修正する」という意味で使ったりします!

「修正」の関連表現

「修正」は英語で何という?

次は「修正」の関連表現を3つ紹介していきます。

  • “change” – 「変更する」
  • “correct” – 「訂正する」
  • “make it worse”-「改悪する」

最後に紹介する2つは、”modify”や”revise”と比較される関連表現です。

一緒に見ていきましょう。

「変更する」- “change”

「修正する」の関連表現、「変更する」を英語にすると”change”となります。

“change”は、先に紹介した”modify(一部を修正する)”と異なり、「ガラッとすべてを変更・修正する」というニュアンスがある単語です。

“change”の変形

  • changing(現在分詞)
  • changed(過去形)
  • changed(過去分詞形)
  • changes(三人称単数現在形)

“change”の変形は上記の通りとなります。

動詞形に限らず、”change”は「名詞」としても使えるので、複数形にする場合は”changes”と覚えておきましょう。

「訂正する」- “correct”

“correct”は先にも少し触れましたが、”modify”や”revise”の関連表現として覚えておきたい単語です。

この単語は、「修正する」というよりも「訂正する」として使われる単語であり、誤字脱字を直す際などに使われる単語といえます。

“correct”の変形

  • correcting(現在分詞)
  • corrected(過去形)
  • corrected(過去分詞形)
  • corrects(三人称単数現在形)

“correct”は、上記のような変形をする英単語となります。

名詞にすると”correction(訂正)”になりますが、日本語の「コレクション」を英単語で表す場合スペリングが異なるので注意です。

その場合、「コレクション」は”collection”と表記されます。

「改悪する」- “make it worse”

「修正する」の対義語「改悪する」を、英語で表現すると”make it worse”となります。

これは、「修正」の意味に含まれる「前の状態よりも良くする」の反対を表す表現となり、”make A ~(Aを~にする)”が土台です。

Aさん
同じ意味で”changing for the worse(改悪する)”も覚えておきましょう!
Bさん
さらに、”make it better”で「良くする」とも表現できます。

「修正」を使った例文紹介

「修正」を使った例文紹介

ここまで学んできた「修正」の英語表現を、例文と共に復習していきましょう。

ここで紹介する例文は全てそのまま使える便利な表現となる為、ぜひ参考にしてください。

昨日のミスを修正する

  • Correcting yesterday’s mistake.

こちらは、”correct(修正する・訂正する)を使った例文です。

凄くシンプルな文章となりますが、シチュエーションとしては「自分自身が昨日のミスを修正している状況」であるという事でしょう。

本来は”I’m correcting yesterday’s mistake”となりますが、口語表現となるので省略できるところは省略しています。

Bさん
“correcting”の他にも、”modifying”に置き換えれば修正する範囲の広さを狭めることができます。

教授に論文の修正をお願いした

  • I asked the professor to revise the paper.

こちらは、「修正する(revise)」を使った例文となります。

先にも紹介したように、「原稿や資料などの書類関係の「修正」に使われる英単語」です。

つまり、「論文」の修正は「書類関係」となることから、修正を表す英単語は”revise”が適切といえます。

先週発案した計画を若干変えないといけないかもしれません

  • We may have to modify the plan devised last week slightly.

最後に紹介するのは、”modify”を使った例文となります。

先にも紹介した通り、”modify”には「一部を修正する」というニュアンスがあることから、今回の「若干買えないといけない」にピッタリとなります。

文の最後についている副詞”slightly(わずかに)”は、より鮮明に文章の意図を伝えるために必要です。

また、「しないといけないかもしれません」という曖昧な表現を英語で伝えるには、本文にもある通り”may have to V”のような伝え方をするのが良いでしょう。

Aさん
“may need to V”の形を使っても伝わるので、お好きな方を選びましょう!

まとめ

こちらの記事では「修正」に関する英語表現や、その関連表現・例文を紹介してきました。

最後にこの記事で学んだ英語表現をおさらいしていきましょう。

  • “modify”:「修正する」
  • “revise:「修正する」
  • “change:「変更する」
  • “correct:「訂正する」
  • “make it worse”:「改悪する」

どれも非常に便利な表現なので、ぜひ何度も読み返しながら復習もしていきましょう。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。