皆さんこんにちは!今回は「目的地」についての英語です。
海外の旅行先では必ず「目的地」が存在しますよね。
旅行中に「目的地」についての英語で困ったことや、不安などを感じておりませんでしょうか??
今回は「目的地」についての英語や関連して使用する前置詞や動詞を使った表現などをご紹介します!
目的地は英語で?
まず、「目的地」の英語です。
「目的地」の英語は「destination」です。
「destination」は他にも、「届け先」や「目標」などの意味を持ちます。
ここからは「目的地」に関連する、助動詞や動詞などのご紹介をします。
目的地「~行き」の「for」と「to」の違い
目的地の「〜行き」を示す助動詞は「for」と「to」を使います。
違いがわかりにくいので、「for」と「to」の意味をしっかりと見ていきましょう!
「for」と「to」の意味を簡単にいうと、、
「for」は「方向のみ」を示し、「到達する」という意味を含みません。
「to」は「方向」だけでなく、「到達」の意味まで含みます。
これだけではあまりイメージ付かないですよね、、、
「for」と「to」をそれぞれを詳しく見ていきましょう。
目的地「〜行き」の「for」とは?
「for」は漠然と「〜に向かって」といったイメージです。
例えば「for Tokyo」と書いてある電車があれば、「最終的には東京方面に行けるが、途中で降りることが可能」となります。
つまり、「for」は各駅停車の電車など、途中下車可能な乗り物や、漠然と「〜方面」に行きたいときに使える前置詞となります。
Aさん
This train is bound for Tokyo station.
訳)この電車は東京駅行きです。
目的地「〜行き」の「to」とは?
「to」は「出発(開始)点から到達(終)点」があり、その2箇所を繋ぐイメージです。
もし、「to Tokyo station」と書いてある公共交通機関であれば、それは終点の東京駅まで到達するという意味で、終点まで降りられないということです。
Aさん
I will move to Tokyo.
訳) 東京へ引っ越す。
〈英語学習のヒント〉
toを辞書で引くと、意味や使い方があまりにもたくさん出てくるのでイメージしずらいですよね、、
しかし、目的地に対しての「to」は「I go to〜」などをイメージしていただければ、「for」と区別が付きやすいです!
ぜひ身近な英語のセンテンスなどを思い浮かべながら、複雑な前置詞などは理解していきましょう!
「目的地」関連する英語表現
「目的地はこの辺のはず」はどう表現する?
「この辺」は「somewhere around here」を使用します。
英語でお出かけしたり、旅行したりすると、友達との会話でよく使いますので覚えておきましょう!
Aさん
I think the destination is somewhere around here!
訳) 目的地はこの辺のはずだと思う!
「〜を目的地とする」はどう表現する?
「〜を目的地とする」は「My destination is 〜〜」と表現します。
少し難しい言い方ですが、
また、「to set 〜〜as the destination」も「〜を目的地とする」となります。
Aさん
My destination is Tokyo station.
訳) 東京駅を目的地とする。
「目的地に行きたい」はどう表現する?
英語でタクシーなどに乗るときに、
「What’s your destination?」
目的地はどこ?と尋ねられるケースが多いですよね。
一般的なのは「I want to go〜〜」ですが、他にも様々な表現があるのでご紹介いたします!
Aさん
drop me off at the destination.
訳) その目的地で降ろしてください。
Aさん
Please take me to the destination.
訳) その目的地までお願いします。
Aさん
Can you go to the destination?
訳) その目的地までお願いできますか?
Aさん
(destination) Please.
訳) (目的地)まででお願いします。
「目的地」に着く、行く、向かっている
「目的地に着く」は「arrive at the destination」と表現します。
グーグルマップの英語音声ナビでは到着するときに「You have arrived the destination.」と音声が流れますよね。
「目的地に行く」は「go to the destination」と表現します。
「目的地に向かっている」にはいくつか表現があります。
「I’m headed for〜〜」、「I’m getting there」は「今向かってます」と訳せます。
友達と待ち合わせしているときに、電話で催促されるときがよくありますので、
その時によく使います。
※まだ、家から出ていない(目的地に向かっていない)時は
「I haven’t even left yet.」で「まだ出発していない」を使いましょう。
寝坊したときなどに使えます。
「目的地」にもうすぐ着く、どれくらいで着くかを伝える
「もうすぐで着く」は「I’m not far」と表現します。
こちらも待たせている人に催促された時によく使います。
「どれくらいで着くか」を伝える時は「I’m about 〜〜 away」
を使いましょう。
「I’m about 〜〜 away」は「〜〜で着きます」という意味となります。
「目的地」までの距離は?
目的地までの「距離」は「distance」を使います。
「distance」は「距離」の他にも、「遠方」や「(心の)隔たり」などの名詞や、「引き離す」などの動詞の意味を持ちます。
shortest distance:最短距離
「目的地の距離が近い」を表現する「near」と「close」
「目的地の距離が近い」を表現するためには「near」と「close」どちらを使えば良いのでしょうか。
結論、どちらも使えます!しかし、「near」と「close」の意味はやや異なります。
まず、
「close」:距離、関係を表し、密接するほど近いイメージ
「near」:距離、時期を表し、単純に近いイメージ
ということを覚えておきましょう。
「near」は単純に「近い」という意味で、「駅から近い」など一般的な近さで使えます。
「close」は「near」よりも近く、密接するほど近いイメージです。
「close」は人間関係の距離の近さにも使えます。
Aさん
Being close to the distance between two hearts.
訳) 2つの心の距離が縮まっている。
それに対して、「near」は時期の距離の近さに使えます。
Aさん
My birthday is close.
訳) 私の誕生日が近い。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は特に「for」や「to」や、「close」と「near」などの使い分けが難しかったですよね。筆者も使い分けを覚えるのにとても苦労しました、、、
覚え方は様々ですが、やはり実際に外国の方とお話して覚えていくのが一番だと思います。
ややこしい単語の使い分けを意識しながら、英語学習を一緒に頑張っていきましょう!