TOEIC対策というと、「分厚い参考書を買って机に向かう勉強」をイメージする人も多いかもしれません。
しかし現在は、アプリを活用したTOEIC学習が主流になりつつあります。
スマホ1台あれば、
- 通勤・通学中
- 休憩時間の5分
- 寝る前の10分
といったスキマ時間を使って、無理なく学習を継続できます。
特に英語学習は「量と継続」が重要なため、アプリとの相性は非常に良いと言えます。
ただし一方で、
- アプリが多すぎて選べない
- 無料と有料の違いが分からない
- 入れたけど結局使わなくなった
という声も少なくありません。
この記事では、TOEIC対策アプリを「総合学習」「無料」「目的別」という視点で整理し、初心者でも失敗しにくい選び方を解説します。
TOEIC 勉強アプリ|総合的に対策できるおすすめ3選

まずは、リスニング・リーディング・語彙などをバランスよく学べる総合型アプリから紹介します。
「TOEIC対策を何から始めればいいか分からない」という人は、ここから選ぶのが安心です。
TOEIC®公式コンテンツ by IIBC
TOEICを主催するIIBCが提供している、唯一の公式学習アプリです。
- TOEIC本番に近い問題形式
- 正確な出題傾向
- リスニング音声の質が高い
公式が提供しているため、試験とのズレが一切ないのが最大の強みです。
TOEIC初受験の人は、まずこのアプリで「試験の全体像」をつかむのがおすすめです。
abceed(エービーシード)
abceedは、参考書連動型で人気の高いTOEIC学習アプリです。
- TOEIC公式問題集・有名教材と連動
- AIが弱点を分析
- スコア別(600・700・800点など)に学習可能
「公式問題集を使っているけれど、復習や管理が大変」という人には特に向いています。
問題演習から復習までをアプリ内で完結できる点が魅力です。
はじめてのTOEIC問題集
- ターゲットスコア別の単語学習が可能
- リーディング問題も豊富
- まずは練習してからテストを受けたいという人向け
TOEIC初心者が最初に学習するアプリとしておすすめです。
TOEIC無料アプリ|まずはお金をかけずに始めたい人向け

「いきなり有料アプリはハードルが高い」そんな人は、無料アプリから始めるのが正解です。
無料でも、TOEIC対策の入口としては十分な機能を備えています。
TOEIC®公式コンテンツ by IIBC(無料範囲)
公式アプリは、一部コンテンツを無料で利用できます。
- TOEICの問題形式を確認できる
- リスニング音声に触れられる
- 初心者の最初の一歩に最適
「TOEICってどんな試験?」という段階の人には、まずこれで十分です。
トレーニング TOEIC test
シンプルに問題演習ができる無料アプリです。
- TOEIC形式の問題を解ける
- リスニング・リーディング対応
- 各問題に丁寧な解説がついている
「とにかく問題を解く量を増やしたい」という人におすすめです。
TOEIC リスニング アプリ|耳を鍛えてスコアを伸ばす3選

TOEICはリスニングが全体の約半分を占める試験です。
特に初心者〜600点台では、リスニング対策がスコアアップの近道になります。
Listening for the TOEIC Test(TOEICリスニングプラクティス)
- 問題数が非常に多く、演習量を確保しやすい
- 無料で利用可能
- 表示・解説はすべて英語(和訳なし)
- 中級者〜上級者向け(600点以上目安)
英語の友(旺文社)
- 旺文社のTOEIC対策書籍200冊以上に対応
- 単語・文法・リスニング音源を一括管理できる
- 書籍と連動したリスニング学習が可能
- 自分のレベル・目的に合わせて教材を選べる
- 無料でも利用可能(機能制限あり)
TED Audio(音声活用)
- やや難易度は高め
- 内容理解重視
- 上級者向けの耳慣らし
700点以上を目指す人の負荷トレーニングとしておすすめです。
TOEIC 単語アプリ|スコアの土台を作る厳選3選

語彙力は、リスニング・リーディング両方に影響します。
TOEIC対策では「広く・浅く・何度も」が基本です。
mikan
- TOEIC対応単語帳が豊富
- テンポよく学習できる
- 継続しやすいUI
初心者〜600点台まで幅広く対応できる定番アプリです。
Quizlet
- フラッシュカード形式
- 自作単語帳が可能
- 音声付き
「公式問題集で出てきた単語を自分用に整理したい人」に向いています。
TOEIC®900点突破!英単語アプリ
- 中上級者向け
- 頻出+難単語を網羅
- 復習機能が充実
700点以上を目指す段階で導入すると効果的です。
TOEIC 学習アプリの比較表|目的別おすすめ一覧
| アプリ名 | 対応パート | 主な特徴 | 向いているレベル | 料金 |
|---|---|---|---|---|
| TOEIC®公式コンテンツ by IIBC | Part1〜7 | 本番制作団体の公式問題・信頼性が高い | 初心者〜中級 | 無料 |
| abceed | 全パート | AI分析・教材連動・倍速再生 | 初心者〜上級 | 無料+有料 |
| TOEICリスニングプラクティス(Listening for the TOEIC Test) | Part1〜4 | 問題数が多く演習重視・英語表示のみ | 中級〜上級 | 無料 |
| 英語の友(旺文社) | 教材依存 | 書籍連動・音源管理が強力 | 初心者〜上級 | 無料+有料 |
| mikan | 単語中心 | スキマ時間向け高速単語学習 | 初心者〜中級 | 無料+有料 |
TOEICアプリの使い分け|失敗しない組み合わせ例
アプリ学習で失敗しやすいのが、「たくさん入れすぎて、結局どれも使わない」ことです。
おすすめは最大でも2〜3個に絞ること。
初心者(〜500点)
- TOEIC®公式コンテンツ by IIBC
- mikan
→ 試験形式+単語の基礎固め
600点を目指す人
- abceed
- リスニング系アプリ(BBCなど)
→ 問題演習+耳の強化
700点以上を目指す人
- abceed
- 単語特化アプリ
- 高速リスニング素材
→ 弱点補強+負荷トレーニング
TOEICアプリを使った学習法|スコアを伸ばす具体的な回し方
TOEIC対策でアプリを使う場合は、「何をどう使うか」を明確にすることが重要です。
リスニングは1.5倍〜2倍速で音声を再生し、聞き流しではなくシャドーイングまで行うことで処理速度を高めます。
単語学習は「金のセンテンス」「公式ボキャブラリーブック」で覚えきれなかった語をQuizletに登録し、通勤・休憩時間に反復。
さらに、学習範囲をあらかじめ決めてノルマ化し、「毎日必ず消化してから寝る」ルールを作ることで、継続と定着が一気に進みます。
アプリ学習の弱点を補う方法|TOEIC® L&Rトレーニングの活用

アプリは非常に便利ですが、
- 学習が断片的になりやすい
- 全体の学習設計が立てにくい
- 自己管理が必要
という弱点もあります。
そこでおすすめなのが、オンライン講座「TOEIC® L&Rトレーニング」との併用です。
- 全7パートを体系的に学べる
- 1回5〜10分で完結
- アプリ感覚で使えるが、学習の軸がブレない
「アプリで日々の学習」「オンライン講座で全体の方向性を確認」という役割分担をすると、学習効率が一気に上がります。
まとめ|TOEICアプリは「使い方」で差がつく
TOEIC対策アプリは、正しく選び、正しく使えば非常に強力な武器になります。
ポイントは以下の通りです。
- 目的別にアプリを選ぶ
- 入れすぎず、2〜3個に絞る
- スキマ時間で「毎日触れる」
- 全体設計は講座や教材で補う
アプリは「楽をする道具」ではなく、継続するための仕組みです。
自分のレベルと目標に合ったアプリを選び、TOEICスコアアップにつなげていきましょう。

