TOEIC L&R Testの受験を決めたものの、
「何から準備すればいいのかわからない」
「最短でスコアを伸ばす方法は?」
と疑問に思っている人は多いはずです。
TOEICで効率よく目標スコアを達成するために重要なのは、「公式サイト」と「公式教材」を正しく使いこなすこと。
ネット上には多くの情報が溢れていますが、運営元であるIIBC(国際ビジネスコミュニケーション協会)が発信する情報こそが、最も正確で信頼できる「正解」だからです。
今回の記事では、TOEIC初心者に向けて、試験申し込み方法から最新の学習ツール、成績表の見方まで、知っておくべき「公式」の情報を網羅して解説します。
TOEIC公式サイトでできること!試験申し込みと最新情報のチェック

TOEIC学習の第一歩は、公式サイトを正しく理解することから始まります。
ここでは、受験者が必ずチェックすべき項目を整理します。
試験日程と「公式発表」の確認
TOEICの試験は年間を通じて定期的に実施されていますが、申し込み期間は意外と短く設定されています。
「気づいたら締め切られていた」という事態を防ぐためにも、公式サイトの「テスト日程」ページをブックマークしておきましょう。
また、台風や感染症の影響による試験の中止、受験料の改定、出題形式の一部変更といった重要な情報はすべて「公式発表」としてトップページに掲載されます。
SNSの噂ではなく、必ず一次情報である公式サイトを確認する癖をつけましょう。
インターネット申し込みの手順
現在は、インターネットからの申し込みが主流です。以下の手順で進めます。
- 会員登録(TOEIC Square): 初回のみ、氏名やメールアドレスの登録が必要です。
- テストの選択: L&Rテスト(聞く・読む)やS&Wテスト(話す・書く)などから選びます。
- 受験地と支払いの選択: 受験を希望するエリアを選び、クレジットカードやコンビニ決済で支払います。
- 申し込み完了メールの確認: 登録したアドレスに確認メールが届きます。
受験料と便利な制度
2025年12月現在の受験料は7,810円(税込)ですが、同アカウント経由で申し込むと「リピート受験割引」という制度が適用される場合があります。
これは、受験した半年後から翌年同月までに実施する公開テストのうち、1回が割引価格で受験できるというもの。
継続的に受験する場合には非常に大きなメリットです。
スコアアップの最短ルート!「TOEIC公式問題集」の選び方と使い方

TOEIC対策本は書店に山ほど並んでいますが、初心者が最初に手に入れるべきは「公式問題集」一択です。
なぜ「公式」が最強なのか
公式問題集の最大の特徴は、本番のテストを作成している機関が制作しているという点です。
- 本番と同じスピーカー: リスニング音声の声優が本番と同じため、耳を慣らすのに最適。
- 問題の精度: 語彙の難易度やひっかけのパターンが本番と一致している。
- サイズ感: 実際の試験冊子と同じサイズで、本番のシミュレーションができる。
どの公式問題集を買うべき?
公式問題集は現在、1から12番まで販売されていますが、基本的には「最新版(12)」を購入してください。
TOEICは数年ごとに微妙な傾向の変化があるため、最新の傾向を反映した問題に触れることがスコアアップの近道です。
初心者におすすめの学習スケジュール
「公式問題集は難しい」と感じる初心者向けに、おすすめの活用表をまとめました。
| 学習ステップ | 具体的な内容 | 目的 |
|---|---|---|
| 1. プレテスト | 時間を気にせず1回分を解く | 現在の実力と弱点を知る |
| 2. パート別分析 | 解説を読み込み、単語を調べる | 出題パターンを理解する |
| 3. 音読・シャドーイング | リスニング音源を繰り返し聴く | 英語の音に耳を慣らす |
| 4. 時間計測演習 | 2時間通して解いてみる | 本番のペース配分を掴む |
スキマ時間で対策!「TOEIC公式アプリ」と学習サポートツール
机に向かって勉強する時間が取れなくても、公式が提供するデジタルツールを活用すれば、通勤・通学時間を有効活用できます。
English Upgrader+
無料で利用できる公式アプリである「English Upgrader+」。
これは、ビジネスや日常の様々なシーンを想定したエピソードを聴きながら、クイズ形式で理解度をチェックできるアプリです。
公式ならではの質の高い英文が揃っており、リスニング力強化に最適です。
TOEIC公式教材アプリ
また、「TOEIC公式教材アプリ」もあります。
これはTOEICテストを開発しているETSが制作したアプリです。
模試モードと、学習モードの二つの機能があり、模試モードでは本番同様に時間を測って試験が受けられます(利用には、アプリ内での教材購入が必要です)。
学習モードでは、問題やパートごとに好きな所から学習を進められて便利。
アプリ限定コンテンツのレベル別「ミニ教材」もあるため、たくさん問題演習をしたい人に最適です。
結果の見方と活用法!「TOEIC公式認定証」の保管と再発行

TOEICの試験を受けた約1ヶ月後には、あなたの実力を証明する「公式認定証(Official Score Certificate)」が届きます。
認定証に記載される内容
公式認定証には、単にトータルスコアが記載されるだけではありません。
以下の項目も記載されます。
| 項目名 | 内容の詳細 | チェックするメリット |
|---|---|---|
| リスニング・リーディング別スコア | 各495点満点。 | 現在の客観的な英語力を数値で把握できる。 |
| パーセンタイルランク | 全受験者の中で、自分よりスコアが低い人が何%いるかを示す数値。 | 全体の中での自分の立ち位置を相対的に確認できる。 |
| スコアディスクリプターズ(レベル別評価) | 現在のスコアに基づいた英語運用能力上の長所についての解説。 | 自分の英語力の「何が評価されているか」が分かる。 |
| アビリティーズ・メジャード(項目別正答率) | 文法、詳細把握など、項目ごとの正答率をグラフ化したもの。 | 具体的な強みと弱点を特定し、次回の学習計画に活かせる。 |
公式認定証の活用と再発行
この認定証は、就職活動や昇進試験、大学の単位認定などで正式な書類として提出できるものです。
有効期限は「試験日から2年間」とされており、その期間内であれば公式サイトから再発行の申請が可能です。
「Web回答(オンラインスコア表示)」を利用すれば、紙の認定証が届く数日前に公式サイト上でスコアを確認することもできます。
急ぎで結果を知りたい場合には非常に便利な機能です。
データの分析で次回の対策を立てる
スコアが届いたら、トータル点数を見て一喜一憂するだけでなく、「アビリティーズ・メジャード」をチェックしましょう。
例えば「短い会話の理解」が低い場合は、公式問題集のPart 3を重点的に復習するといった、具体的な戦略を立てるために役立ててください。
まとめ
TOEIC学習を成功させる鍵は、いかに「公式」の情報を味方につけるかにあります。
- 公式サイト: 正確な日程確認とスムーズな申し込み。
- 公式問題集: 本番と同じクオリティの演習で実戦力を養う。
- 公式アプリ: スキマ時間を利用してリスニング力を底上げする。
- 公式認定証: 弱点を分析し、次の目標へのステップにする。
あれこれと多くの参考書に手を出す前に、まずは公式サイトを隅々まで読み込み、最新の公式問題集を一冊完璧に仕上げてみてください。
それが、初心者にとって最も確実で、最も速くスコアを伸ばす方法です。
次は、公式サイトで直近の試験日程をチェックすることから始めてみましょう!
【参照サイト】
