「TOEICって何から始めればいいの?」
「中学英語もあやふやだけど、参考書を買って大丈夫?」

TOEICを初めて受ける、あるいは英語から長く離れていた人にとって、最初の参考書選びはその後の結果を大きく左右します。

実際、TOEIC学習で挫折する人の多くは、

  • いきなり難しい問題集を買ってしまう
  • 単語帳や模試から始めてしまう
  • 「初心者向け」と書いてあるが内容が難しすぎる

といった最初の一冊選びの失敗が原因です。

TOEICは英語力だけでなく、試験の形式・出題パターン・時間制限への慣れが重要なテスト。
だからこそ、超初心者は「レベルに合った参考書」を正しい順番で使う必要があります。

この記事では、

  • TOEIC超初心者がまず選ぶべき本
  • 入門参考書と問題集の違い
  • ゼロからでもスコアを伸ばせる学習ルート

を、英語が苦手な人にもわかりやすく解説します。

TOEIC初心者向けの本とは?|超初心者が失敗しない選び方

TOEIC参考書おすすめ12選|初心者・大学生・パート別に最短でスコアアップできる本を厳選!

まず大前提として、TOEIC初心者向けの本=問題集ではありません。

超初心者が最初に使うべきなのは、「TOEICの全体像」と「英語の基礎」を同時に理解できる本です。

初心者向けの良い参考書には、次の特徴があります。

  • TOEICの7パートをすべて簡単に説明している
  • 中学英語レベルの文法・語彙から解説している
  • 専門用語が少なく、日本語の説明が丁寧
  • 1回の学習量が少なく、挫折しにくい構成

逆に、次のような本は超初心者には不向きです。

  • 模試がたくさん入っている問題集
  • 解説が英語中心の教材
  • 「600点以上向け」「上級者向け」と書かれた参考書

TOEICは段階を踏めば、英語が苦手でも確実にスコアを伸ばせる試験です。
そのため、最初は「やさしすぎる」と感じる本でOKです。

TOEIC入門参考書おすすめ|ゼロから始めるならこの1冊

英検準1級の二次試験によく出る質問と使える表現集

TOEIC超初心者が最初に選ぶべき入門書として、多くの講師・受験者が共通しておすすめしているのがこちらです。

TOEIC L&Rテスト 全パートをひとつひとつわかりやすく。

この参考書は、TOEIC対策のスタート地点として最適な一冊です。

特徴は以下の通りです。

  • TOEICの全7パートをイラスト付きで解説
  • 文法・語彙・リスニングの基礎を同時に学べる
  • 1ユニットが短く、1日15〜20分で進められる
  • 英語が苦手な人でも「何をしている試験か」が理解できる

特に超初心者にとって大きいのは、「いきなり高得点を取らせようとしない構成」になっている点です。

この本の目的は、TOEICを理解すること。

  • どんな問題が出るのか
  • どこでつまずきやすいのか
  • 何を勉強すればいいのか

を最初に把握できるため、この1冊を終えた時点で「TOEIC学習の地図」が頭に入ります。

いきなり単語帳や模試に進むよりも、この入門書を1周する方が、結果的に遠回りせずスコアが伸びます。

TOEICゼロから勉強するなら|初心者が迷わない学習ステップ

英単語の覚え方4ステップ

TOEIC超初心者が最短でスコアを伸ばすには、「参考書 → 単語 → 問題演習」を同時にやらないことが重要です。

よくある失敗は、

  • 入門書を読みつつ単語帳も開く
  • 模試を解きながら文法も勉強する

と、やることを増やしすぎてしまうこと。

TOEICは段階的に進めた方が、結果が早く出ます。

入門書でTOEICの全体像を理解する

まずは前半で紹介した
「全パートをひとつひとつわかりやすく。」を1周します。

この段階でのゴールは、

  • TOEICがどんな試験か説明できる
  • Part1〜7の違いがわかる
  • 「自分が苦手そうなパート」が見えてくる

ということです。

この時点では、問題を完璧に解ける必要はありません。

「聞いたことがある」「見たことがある」
この感覚を作ることが最優先です。

TOEIC初心者向け教材|入門書の次に使うべきもの

入門書を1周したら、次は基礎力の底上げに入ります。

ここでようやく、単語・文法に手を出します。

単語:「出る単特急 銀のフレーズ」

初心者は、いきなり「金のフレーズ」ではなく、銀のフレーズから始めるのが鉄則です。

理由はシンプルで、

  • 問題文を読むための基本単語が揃っている
  • 難しすぎず、挫折しにくい
  • TOEIC頻出語に自然と慣れられる

からなのです。

覚え方のポイントは、1日100語をざっと見る、完璧に覚えようとしない、3秒考えて出てこなければ次へ。

「量×反復」で十分です。

文法:TOEIC(R) L&Rテスト 英文法 出るとこだけ!

文法が不安な人は、「TOEIC(R) L&Rテスト 英文法 出るとこだけ!」のようなTOEIC専用の文法書を1冊追加すると効果的です。

「TOEIC(R) L&Rテスト 英文法 出るとこだけ!」の特徴と効果的な使い方

本書は、累計100万部突破の著者が手がけたTOEIC文法対策の定番書です。
5日間で完結するプログラムで構成されているので、短期間でTOEICの文法問題を理解できます。

また、Part5・6の得点アップに直結する「33の鉄則」があります。

文法問題を感覚で解いてしまう人でも、「自動詞の後ろは副詞」「目的語があれば動名詞」などの鉄則を使うことで、正解スピードと精度が同時に向上。

結果としてリーディング全体の時間短縮にもつながります。

1日1セクション:30分

全部で5日間で仕上がるプログラムですが、TOEIC初心者であれば1単元を2日に分けて進めると良いでしょう。

1単元=2日のペースであれば、1日30分×10日間で1周できますね。

最初はじっくり解説を読むところからスタートしてみてください。

TOEIC初心者が次の問題集に進むおすすめのタイミング

英語のスピーキングを上達させる3つのステップ

「いつ問題集を解けばいいですか?」という質問は非常に多いですが、目安は明確です。

  • 入門書を1周した
  • 単語帳を1冊ざっと終えた
  • TOEIC形式に抵抗がなくなった

この3つが揃ったらOK。

おすすめは、「TOEIC(R) L&Rテスト 究極の模試600問+」です。

この問題集は、

  • 本番と同じ形式
  • 解説が「なぜその答えになるか」中心
  • 初心者でも復習しやすい構成

になっており、最初の模試として最適です。

最初は時間を気にせず解きましょう。
正解数よりも、「どんな問題が出るのか」「どこで止まるのか」を知ることが目的です。

TOEIC初心者が挫折しないための学習環境づくり

「継続は力なり」は英語で何て言う?努力のことわざとフレーズをご紹介!

TOEIC学習で最も難しいのは、続けることです。

特に超初心者は、

  • 何をやればいいかわからなくなる
  • 今日は疲れたからやらない
  • 気づいたら1週間空いていた

という状態に陥りやすいです。

そこでおすすめなのが、短時間で完結する学習環境を作ること。

最近では、

  • スマホ・タブレットで学習できる
  • 1回5〜10分で終わる
  • 全パートをバランスよく学べる

オンライン教材も増えています。

たとえばTOEIC® L&Rトレーニングのような講座を併用すると、

  • 今日は何をやるか迷わない
  • スキマ時間でも学習できる
  • 学習リズムが崩れにくい

といったメリットがあります。
参考書だけで続かない人ほど、こうした仕組みをうまく使うと学習が安定します。

まとめ|超初心者の参考書選びで9割決まる

TOEIC超初心者が最初にやるべきことは、難しい問題を解くことではありません。

  • やさしい入門書で全体像を知る
  • 基礎単語を繰り返し触る
  • 段階を踏んで問題集に進む

この順番を守るだけで、英語が苦手でも確実に前進できます。

参考書選びに迷ったら、「これは初心者向けか?」「今の自分に合っているか?」を基準にしてください。

TOEICは、正しい順番で学べば誰でもスコアが伸びる試験です。
焦らず、一歩ずつ進めていきましょう。