「TOEICって何から始めればいいの?」
「中学英語もあやふやだけど、参考書を買って大丈夫?」
TOEICを初めて受ける、あるいは英語から長く離れていた人にとって、最初の参考書選びはその後の結果を大きく左右します。
実際、TOEIC学習で挫折する人の多くは、
- いきなり難しい問題集を買ってしまう
- 単語帳や模試から始めてしまう
- 「初心者向け」と書いてあるが内容が難しすぎる
といった最初の一冊選びの失敗が原因です。
TOEICは英語力だけでなく、試験の形式・出題パターン・時間制限への慣れが重要なテスト。
だからこそ、超初心者は「レベルに合った参考書」を正しい順番で使う必要があります。
この記事では、
- TOEIC超初心者がまず選ぶべき本
- 入門参考書と問題集の違い
- ゼロからでもスコアを伸ばせる学習ルート
を、英語が苦手な人にもわかりやすく解説します。
TOEIC初心者向けの本とは?|超初心者が失敗しない選び方

まず大前提として、TOEIC初心者向けの本=問題集ではありません。
超初心者が最初に使うべきなのは、「TOEICの全体像」と「英語の基礎」を同時に理解できる本です。
初心者向けの良い参考書には、次の特徴があります。
- TOEICの7パートをすべて簡単に説明している
- 中学英語レベルの文法・語彙から解説している
- 専門用語が少なく、日本語の説明が丁寧
- 1回の学習量が少なく、挫折しにくい構成
逆に、次のような本は超初心者には不向きです。
- 模試がたくさん入っている問題集
- 解説が英語中心の教材
- 「600点以上向け」「上級者向け」と書かれた参考書
TOEICは段階を踏めば、英語が苦手でも確実にスコアを伸ばせる試験です。
そのため、最初は「やさしすぎる」と感じる本でOKです。
TOEIC入門参考書おすすめ|ゼロから始めるならこの1冊

TOEIC超初心者が最初に選ぶべき入門書として、多くの講師・受験者が共通しておすすめしているのがこちらです。
TOEIC L&Rテスト 全パートをひとつひとつわかりやすく。
この参考書は、TOEIC対策のスタート地点として最適な一冊です。
特徴は以下の通りです。
- TOEICの全7パートをイラスト付きで解説
- 文法・語彙・リスニングの基礎を同時に学べる
- 1ユニットが短く、1日15〜20分で進められる
- 英語が苦手な人でも「何をしている試験か」が理解できる
特に超初心者にとって大きいのは、「いきなり高得点を取らせようとしない構成」になっている点です。
この本の目的は、TOEICを理解すること。
- どんな問題が出るのか
- どこでつまずきやすいのか
- 何を勉強すればいいのか
を最初に把握できるため、この1冊を終えた時点で「TOEIC学習の地図」が頭に入ります。
いきなり単語帳や模試に進むよりも、この入門書を1周する方が、結果的に遠回りせずスコアが伸びます。
TOEICゼロから勉強するなら|初心者が迷わない学習ステップ

TOEIC超初心者が最短でスコアを伸ばすには、「参考書 → 単語 → 問題演習」を同時にやらないことが重要です。
よくある失敗は、
- 入門書を読みつつ単語帳も開く
- 模試を解きながら文法も勉強する
と、やることを増やしすぎてしまうこと。
TOEICは段階的に進めた方が、結果が早く出ます。
入門書でTOEICの全体像を理解する
まずは前半で紹介した
「全パートをひとつひとつわかりやすく。」を1周します。
この段階でのゴールは、
- TOEICがどんな試験か説明できる
- Part1〜7の違いがわかる
- 「自分が苦手そうなパート」が見えてくる
ということです。
この時点では、問題を完璧に解ける必要はありません。
「聞いたことがある」「見たことがある」
この感覚を作ることが最優先です。
TOEIC初心者向け教材|入門書の次に使うべきもの
入門書を1周したら、次は基礎力の底上げに入ります。
ここでようやく、単語・文法に手を出します。
単語:「出る単特急 銀のフレーズ」
初心者は、いきなり「金のフレーズ」ではなく、銀のフレーズから始めるのが鉄則です。
理由はシンプルで、
- 問題文を読むための基本単語が揃っている
- 難しすぎず、挫折しにくい
- TOEIC頻出語に自然と慣れられる
からなのです。
覚え方のポイントは、1日100語をざっと見る、完璧に覚えようとしない、3秒考えて出てこなければ次へ。
「量×反復」で十分です。
文法:TOEIC(R) L&Rテスト 英文法 出るとこだけ!
文法が不安な人は、「TOEIC(R) L&Rテスト 英文法 出るとこだけ!」のようなTOEIC専用の文法書を1冊追加すると効果的です。
「TOEIC(R) L&Rテスト 英文法 出るとこだけ!」の特徴と効果的な使い方
本書は、累計100万部突破の著者が手がけたTOEIC文法対策の定番書です。
5日間で完結するプログラムで構成されているので、短期間でTOEICの文法問題を理解できます。
また、Part5・6の得点アップに直結する「33の鉄則」があります。
文法問題を感覚で解いてしまう人でも、「自動詞の後ろは副詞」「目的語があれば動名詞」などの鉄則を使うことで、正解スピードと精度が同時に向上。
結果としてリーディング全体の時間短縮にもつながります。
1日1セクション:30分
全部で5日間で仕上がるプログラムですが、TOEIC初心者であれば1単元を2日に分けて進めると良いでしょう。
1単元=2日のペースであれば、1日30分×10日間で1周できますね。
最初はじっくり解説を読むところからスタートしてみてください。
TOEIC初心者が次の問題集に進むおすすめのタイミング

「いつ問題集を解けばいいですか?」という質問は非常に多いですが、目安は明確です。
- 入門書を1周した
- 単語帳を1冊ざっと終えた
- TOEIC形式に抵抗がなくなった
この3つが揃ったらOK。
おすすめは、「TOEIC(R) L&Rテスト 究極の模試600問+」です。
この問題集は、
- 本番と同じ形式
- 解説が「なぜその答えになるか」中心
- 初心者でも復習しやすい構成
になっており、最初の模試として最適です。
最初は時間を気にせず解きましょう。
正解数よりも、「どんな問題が出るのか」「どこで止まるのか」を知ることが目的です。
TOEIC初心者が挫折しないための学習環境づくり

TOEIC学習で最も難しいのは、続けることです。
特に超初心者は、
- 何をやればいいかわからなくなる
- 今日は疲れたからやらない
- 気づいたら1週間空いていた
という状態に陥りやすいです。
そこでおすすめなのが、短時間で完結する学習環境を作ること。
最近では、
- スマホ・タブレットで学習できる
- 1回5〜10分で終わる
- 全パートをバランスよく学べる
オンライン教材も増えています。
たとえばTOEIC® L&Rトレーニングのような講座を併用すると、
- 今日は何をやるか迷わない
- スキマ時間でも学習できる
- 学習リズムが崩れにくい
といったメリットがあります。
参考書だけで続かない人ほど、こうした仕組みをうまく使うと学習が安定します。
まとめ|超初心者の参考書選びで9割決まる
TOEIC超初心者が最初にやるべきことは、難しい問題を解くことではありません。
- やさしい入門書で全体像を知る
- 基礎単語を繰り返し触る
- 段階を踏んで問題集に進む
この順番を守るだけで、英語が苦手でも確実に前進できます。
参考書選びに迷ったら、「これは初心者向けか?」「今の自分に合っているか?」を基準にしてください。
TOEICは、正しい順番で学べば誰でもスコアが伸びる試験です。
焦らず、一歩ずつ進めていきましょう。

