TOEICを受験するとき、多くの人が意外と悩むのが「服装」です。
「スーツで行くべき?」「私服でも大丈夫?」「服装で注意されることはある?」など、事前に明確な基準がわからず不安になる人も多いでしょう。
結論から言うと、TOEICの服装は基本的に自由です。
ただし、完全に何でもOKというわけではなく、試験という性質上、避けたほうがよい服装・気をつけるべきポイントが存在します。
TOEICは約2時間にわたって集中力を保つ必要がある試験です。
服装選びを間違えると、
- 寒さ・暑さで集中できない
- 音や装飾が気になってしまう
- 試験官から注意を受けて焦る
といった、スコアに直接影響するストレスにつながることもあります。
この記事では、TOEIC当日に安心して受験できるように、
- 服装はどこまで自由なのか
- 当日におすすめの服装
- 避けるべき服装の考え方
をわかりやすく解説していきます。
TOEICの服装は本当に自由?|基本ルールを正しく理解しよう

TOEIC公式の案内では、受験時の服装について
「特定の服装指定はない」とされています。
つまり、スーツでなければいけない、制服でなければならない、といった決まりはありません。
私服での受験もまったく問題なく、多くの受験者は普段着に近い服装で会場に来ています。
ただし、試験の公平性や安全性の観点から、
- 他の受験者の迷惑になる服装
- 不正行為を疑われかねない服装
については、注意や指示を受ける可能性があります。
TOEICは資格試験であり、面接や就職活動ではありません。そのため「きちんと見える服」よりも、「長時間座っても快適な服」を優先することが重要です。
証明写真の時の服装は?
TOEICの受験票には証明写真を貼り付けます。
その時の服装に迷う方もいるかもしれません。
その証明写真を撮るときの服装も私服で問題ありません。
ただし、受験後のスコアが記載される公式証明書にも使われる写真になりますので、就職活動等で企業に提出するのであれば、スーツで撮る方が無難だと思います。
TOEIC当日の服装|迷ったらこの考え方で選ぼう

TOEIC当日の服装選びで最も大切なのは、「2時間以上、静かに集中できるかどうか」です。
試験会場は、空調が効きすぎて寒い場合もあれば、逆に人が多くて暑く感じることもあります。
そのため、IIBCの注意事項では以下のように言及しています。
試験教室の温度については、ご要望に沿えないことがありますので、体温管理の出来る服装でお越しください。
つまり脱ぎ着できる服装を前提に考えるのがベストです。
また、服の素材や装飾にも注意が必要です。
動くたびに音が出る服や、金属パーツが多い服は、自分だけでなく周囲の集中も妨げてしまいます。
「試験に集中するための服装」という視点で選ぶと、当日のストレスを最小限に抑えることができます。
TOEIC当日のおすすめの服装
TOEIC当日の服装で迷ったときは、「季節+会場の空調」を基準に考えるのが失敗しないコツです。試験会場は空調が効きすぎていることも多く、外の気温だけで判断すると体温調整が難しくなります。
春・秋におすすめの服装は、Tシャツやシャツの上にカーディガンやパーカーを羽織るスタイルです。気温差が出やすい季節なので、脱ぎ着しやすい服装を選ぶと集中力を保ちやすくなります。
夏におすすめの服装は、基本はTシャツで問題ありませんが、冷房対策として薄手のカーディガンやパーカーを必ず持参しましょう。会場内は空調が効きすぎて、想像以上に冷えることがあり、寒さで集中できなくなるケースも少なくありません。
冬におすすめの服装は、会場までの移動を考えてダウンジャケットや厚手のニットなど暖かい服装が安心です。特に朝早い試験では、行き帰りに手が冷えやすいため、手袋があると重宝します(試験中は外します)。
さらに、服装以外でプラスアルファあると嬉しいアイテムもあります。
- ホッカイロ:会場が寒いときの冷え対策
- ティッシュ:花粉症や寒さによる鼻水対策
- 飲み物(温・冷):休憩前後の体調管理に役立つ
- 小さめのタオル:汗を拭く、雨の日に水滴を拭うなどに活躍
服装と持ち物を整えておくことで、当日は余計な不安を感じず、問題に集中できます。TOEIC当日は「快適さを最優先」に選ぶことが、結果的にスコアアップにつながります。
TOEIC服装の注意点|当日トラブルを避けるために知っておくこと
TOEICでは服装の自由度が高い一方で、当日に注意されやすいポイントも存在します。
これらを知らずに受験すると、試験開始前に指摘を受けて焦ってしまうこともあります。
避けたほうがよい服装の例
- 音が出やすい素材の服(シャカシャカするナイロン系など)
- 装飾が多い服(大きな金属、チェーン、飾り)
- 帽子、フード付きパーカー(指示があれば外す必要あり)
- 文字やイラストが大きく書かれた服
- 露出度の高い服
特に、あまりにも大きな帽子を被ったまま、あるいは、フードを深く被ったままでいると、不正防止の観点から外すよう指示される可能性があります。
また、会場によっては「時計やイヤリングなどのアクセサリーを外してください」といった指示がある場合もあります。
TOEIC服装マナー|周囲への配慮もスコアアップにつながる

TOEICは、多くの受験者が同じ空間で受験する試験です。
そのため、自分の快適さだけでなく、周囲への配慮も大切になります。
服装マナーとして意識したいポイントは以下の通りです。
- 動いたときに音が出ないか
- 席を立つときに周囲にぶつからないか
- 強い香りがしないか
香水や柔軟剤の香りが強すぎると、周囲の集中を妨げる原因になります。試験当日は、香りは控えめを意識しましょう。
また、派手すぎる服装や目立つ色合いも、会場では浮いてしまい、余計な緊張につながることがあります。
TOEIC服装で迷ったら?|失敗しない最終チェック
「この服で大丈夫かな?」と迷ったときは、次の3つの基準で考えてみてください。
- 長時間座っても疲れないか
- 音・装飾・香りで気になる点がないか
- 注意されたときにすぐ対応できるか
この3点をクリアしていれば、TOEIC当日の服装として大きな問題はありません。
前日に一度、受験当日の服装を実際に着てみるのもおすすめです。
座ったときの締め付け感や、温度感を確認しておくことで、当日の不安を減らすことができます。
試験当日の集中力は「準備」で決まる

TOEICは、英語力だけでなく、当日の環境づくりや準備力もスコアに影響します。
服装を含めた事前準備をしっかり整えておくことで、試験当日は問題に集中するだけの状態を作ることができます。
普段の学習から、「試験本番を想定した環境」で英語に取り組むことも大切です。
短時間でも集中して学べる「TOEIC® L&Rトレーニング」のようなオンライン学習を取り入れると、本番を意識したリズム作りにも役立ちます。
まとめ|TOEIC当日の服装は「快適さ」を最優先に考えよう
TOEIC当日の服装に決まりはありませんが、スコアに影響するほど重要なのが「快適さ」です。
試験会場は空調の効き具合が読みにくく、暑すぎたり寒すぎたりすると集中力が大きく削がれてしまいます。
そのため、季節に合わせつつも必ず羽織れるものを用意することが基本です。
春・秋はカーディガンやパーカー、夏は冷房対策、冬は防寒と移動時の寒さ対策を意識しましょう。
また、ホッカイロやティッシュ、飲み物などの小物を準備しておくことで、当日の不安やストレスを減らせます。
TOEICは英語力だけでなく、体調管理や環境への備えも結果を左右します。服装を万全に整え、「英語に集中できる状態」を作ることが、本番で実力を最大限発揮するための第一歩です。

