忙しい日々の中、仕事やプライベートの予定があるとき「たいした熱じゃないし、無理をすれば行けるけど、周りに迷惑をかけないように大事をとって休もうかな」と考えることはありませんか?
日本語の「大事をとる」という言葉は、周囲への迷惑を考え、慎重に行動する、とても日本らしい配慮を含んだ表現です。しかし、英語にはこれに一対一で当てはまる決まった単語はありません。
そこでこの記事では、「大事をとってお休みします」という学校や職場への具体的な連絡から、「念のため」「無理をしない」といった関連表現まで、シチュエーションに応じた「大事をとって」の英語表現をまとめて紹介します。
この記事の3行まとめ(AI要約)
- 「大事をとる」は、周囲への配慮と自分の安全を意識した慎重な行動を意味する日本語表現。
- 英語では状況に応じて just to be safe / on the safe side / play it safe などで表現できる。
- 関連表現として、「念のため」just in case / just to be sure / as a precaution、「無理をしない」don’t overdo it / take it easy も覚えておくと便利。
「大事を取る」の意味をおさらい

まず、日本語の「大事を取る(だいじをとる)」が持っているニュアンスをおさらいしておきましょう。
「大事を取る」の本来の意味
「大事を取る」とは、失敗や悪化を避けるために、慎重な態度をとることです。特に、病気が重くならないように用心する意味で使われることが多いですが、ビジネスシーンでは、万全を期して、確実な道を選ぶといった文脈でも使われます。
英語では、慎重な様子や、安全策をとる、というニュアンスを、状況に合わせて以下のフレーズで表現できます。
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To be on the safe side:安全策をとる、念のために
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Just to be safe:大事をとって、確実を期して
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Play it safe:大事をとる、慎重に行動する
「大事をとってお休みします」を英語で
体調が少し優れないとき、仕事や学校に「大事をとってお休みします」と連絡したい場面は多いですよね。この「大事をとって」は英語で “on the safe side” がよく使われます。
「念のため・大事をとって」の定番フレーズ
最も自然で、かつ丁寧な響きがあるのが以下の表現です。
(少し熱があるので、大事をとって今日は自宅にいます。)
(大事をとって、今日は一日お休みをいただくことにしました。)
Oxford Learner’s Dictionaries では、“on the safe side” を “being especially careful; taking no risks”(慎重であり、リスクを取らないこと)と説明しています。
「念のため」を英語で
「大事をとって」とほぼ同じニュアンスで「念のため」もよく使われます。確認作業や、本格的な作業に先立つ準備などで使用される表現です。
「念のため」のバリエーション
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Just in case:万が一に備えて、念のため(最もカジュアル)。
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Just to be sure:確実にそうだとわかるように、念のため(確認の意味が強い)。
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As a precaution:予防措置として(少しフォーマルな響き)。
(念のため、もう一度ファイルをチェックしてもらえますか?)
(雨が降るといけないので、念のため傘を持ってきました。)
Cambridge Dictionary によると、“just in case” は “because of a possibility of something happening, being needed, etc.”(何かが起こったり、必要になったりする可能性があるため)と説明されています。
「無理をしない」を英語で

誰かが大事をとって何かしようとしているときなどに使われる「無理をしない」というフレーズ。英語では相手に気遣いを表す様々な言い方があります。
相手への気遣いとしての「無理しないで」
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Don’t overdo it.:やりすぎないで(無理しないで)。
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Don’t push yourself too hard.:自分を追い込みすぎないで。
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Take it easy.:気楽にね、無理しないで(リラックスして)。
(今日は休んだほうがいいよ。無理は禁物だよ。)
(復帰してくれて嬉しいけど、まだ無理はしないでね。)
【ワンポイントアドバイス】 定番表現の一つに、 “Listen to your body.”(直訳「自分の体の声を聞いて」)があります。「自分自身の体調の変化に敏感になって、無理をしないでね」という、現代的な感覚にマッチしたおすすめフレーズです。
「体調を考慮」 を英語で
「体調を考慮」という言い方は、大事をとる理由を少しかしこまって、より具体的に伝えたいときにぴったりです。
「考慮する」の英語
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Considering my condition:私の体調(状態)を考慮して。
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Taking my health into account:健康状態を考慮に入れて。
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In light of my health condition:健康状態を鑑みて(フォーマル)。
(現在の体調を考慮して、会議にはオンラインで参加します。)
(体調を鑑みて、旅行を延期することにしました。)
【ワンポイントアドバイス】 仕事などで「病気でお休みをいただきます」という事務的な連絡をする際は、“call in sick” というフレーズが定番です。
「余裕を持って」 を英語で

念のため、少し早めの行動をする様子を伝える表現です。
「余裕を持って」の言い方
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With time to spare:時間に余裕を持って。
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Allow plenty of time:たっぷり時間を確保する。
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Leave some margin:余白(余裕)を残す。
(大事をとって、30分早く駅に到着しました。)
(渋滞に備えてたっぷり余裕を持って、早めに出発しましょう。)
「大事をとって、早めに空港へ行こう」と言うなら、“Let’s get to the airport early, just to be safe.” と言えばOKです。遅刻など時間的なリスクを避けるのも、大事をとる立派な行動ですね。
まとめ
今回は「大事をとって」をテーマに、お休みの連絡から時間的な余裕まで、様々なシーンで使える英語表現を紹介しました。
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一番便利な「大事をとって」:”just to be on the safe side”
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万が一に備える「念のため」:”just in case”
日本語の「大事をとる」には、自分を労わる気持ちと、周りへの配慮の両方が含まれています。英語でも “Just to be safe” と一言添えるだけで、あなたの行動が自分勝手な判断ではなく、リスクを踏まえたベストな判断として伝わりますよ。

