若い頃、タクシーに乗るのが非常に贅沢な行いのように思えて、自分のお金で乗ることができませんでした。そのため、終電を逃して自宅まで5時間かけて歩いたことも…。

あれから早十数年、もしまた終電を逃すようなことがあれば、タクシーのお世話になってみようと思います。

さて、そんなわけで今回のテーマは「タクシー」です。タクシーは見るからに英語っぽいですが、英語でもそのままでよいのか、他の言い方があるのか、詳しく確認していきます。

また、タクシーに乗る際に便利な英語フレーズについても取り上げるので、これから海外でタクシーに乗る予定がある人は、ぜひ参考にしてください。

それでは、早速始めていきましょう!

「タクシー」は英語で何て言う?

「タクシー」は英語で何て言う?

「タクシー」は英語でもそのまま “taxi” と言います。発音記号は【ˈtæksi】で、日本語で言う「タクシー」のままでも十分通じます。

taxi は、20世紀初頭にロンドンで生まれた “taximeter cab(タクシメーターキャブ)” を短縮して生まれた言葉です。ここで使われている cab は「自動車」を、taximeter は「料金計」を表しています。

taximeter の tax の部分は「税(tax)」と同語源で、距離に応じて料金が加算される仕組みを表しています。税金も収入などに応じて従量課金されるので、イメージが似ていますよね。

アメリカのタクシー、イギリスのタクシーは英語で何?

アメリカやイギリスの口語では、タクシーのことを taxi ではなく “cab(キャブ)” と呼ぶ方が一般的です。taxi の元の名前が “taximeter cab” だった経緯を踏まえれば、それほど違和感はないでしょう。

また、アメリカのタクシーは黄色い車体が特徴的で、特に “yellow cab(イエローキャブ)” と呼ばれています。アメリカではニューヨークを中心に、黄色い車体のタクシーがたくさん走っています。

また、イギリスのタクシーは大きく “black cab” と “mini cab” の2種類に分かれます。

black cab はロンドンを走るレトロな見た目の黒いタクシーで、正式名称を「Hackney Carriage(ハックニーキャリッジ)」と言います。black cab の運転手になる試験は世界一難しいといわれており、非常に安定した乗り心地が体験できます。

black cab 以外の、個人やライセンス企業が走らせているタクシーが mini cab で、black cab より安価で乗れる点が特徴的です。

「タクシー運転手」は英語で何?

「タクシー運転手」は英語で “taxi driver(タクシードライバー)” と言います。

また、アメリカの場合はそれ以外に “cab driver” や、よりカジュアルな言い方の “cabby” もよく使われます。ただし cabby はアメリカ以外ではあまり使われないので、迷った場合は taxi driver と呼ぶことをおすすめします。

「タクシー乗り場」は英語で何?

「タクシー乗り場」は、アメリカ英語の場合 “taxi stand(タクシースタンド)”、あるいは “cab stand(キャブスタンド)” と言います。

その一方、イギリス英語だとタクシー乗り場は “taxi rank(タクシーランク)” や “cab rank(キャブランク)” と表現します。

アメリカでは stand、イギリスでは rank と、若干言い方が違っているので、訪れる国に合わせて使い分けるとよいでしょう。

海外でタクシーを利用する際に役立つ英会話フレーズ

海外でタクシーを利用する際に役立つ英会話フレーズ

ここからは、海外でタクシーを利用する際に役立つ英会話フレーズを、具体的な場面ごとにご紹介します。

これからお仕事や旅行で海外に行く予定のある方は、ぜひ参考にしてください。

タクシーを呼んでほしいときのフレーズ

海外でタクシーを呼んでほしいときは、”call a taxi” か “arrange a taxi” を使いましょう。

call が「タクシーを呼ぶ」、arrange が「タクシーを手配する」というニュアンスなので、arrange の方がやや丁寧ですが、基本的にどちらを使ってもOKです。

Aさん
Can you call a taxi for me?
訳)タクシーを呼んでもらえますか?
Aさん
Could you arrange a taxi?
訳)タクシーを手配していただけますか?

タクシーに乗るときのフレーズ

タクシーに乗るときは、Hi や Hello などと簡単に挨拶をしてから、目的地を伝えましょう。

目的地を伝える際は、”I ‘d like to go to ○○(○○に行きたいです)” や、”Could you take me to ○○(○○に連れて行っていただけますか)” などが便利なフレーズです。

Aさん
I’d like to go to the Empire State Building.
訳)エンパイアステートビルまで行きたいです。
Aさん
Could you take me to JFK International Airport?
訳)JFK国際空港までお願いします。

荷物をトランクに入れてほしいときのフレーズ

日本のタクシーはサービス精神にあふれているので、何も言わなくてもトランクを開けてくれますが、海外ではこちらから言わないと開けてくれないことが多いです。そのため、乗車時に邪魔になる大きさの荷物がある際は、必ず自分から声をかけるようにしましょう。「トランクに入れてほしい」を表す便利フレーズは “put ○○ in the trunk” です。

Aさん
I have a large suitcase, could you please put it in the trunk?
訳)大きいスーツケースがあるので、トランクに入れてもらえますか?

料金を支払うときのフレーズ

タクシーが目的地に着いたら料金を支払いますが、ここで注意したいのが「チップ(tip)」の存在です。国によって率は異なりますが、おおむね運賃の10~20%ほどがチップとしてかかってきます。現金で支払う際は、これも含めて渡してあげましょう。

なお、現金支払いではお釣りをそのままチップにすることも多いです。「お釣りは取っておいて」と伝える際は “keep the change” のフレーズが便利でしょう。

なお、最近ではクレジットカードで精算できるタクシーも増え、チップを手渡ししなくて済むことも増えてきました。

Aさん
Please keep the change as a tip.
訳)お釣りはチップとして取っておいてください。

まとめ

今回は「タクシー」に関する英語表現について、詳しく確認してきました。

タクシーは英語でそのまま “taxi”、あるいは “cab” と呼ぶことが多いです。国によって呼び方が若干変わりますが、迷ったら taxi と言えば通じます。

海外でタクシーを初めて利用する際は緊張しますが、しっかり行先を伝え、必要に応じてチップを支払えば、快適に目的地まで連れて行ってもらえるはずです。

今回ご紹介したことを参考にして、海外でタクシーを使いこなしてください。

それでは、これからも楽しい英語学習を。

Let’s enjoy!!