「まだ6月なのに、もう暑すぎる…!」

2025年6月、急な気温上昇によりSNSでは「エアコン」が一気に話題に。

「何度に設定してる?」「電気代が心配…」など、エアコンに関する投稿がX(旧Twitter)でも続出しています。

この記事では、そんな“エアコン議論”が白熱する今、なぜ注目されているのかを解説するとともに、英語での言い方や日常で使える英会話フレーズもあわせてご紹介。

英語を学びながら、季節のトピックも楽しくキャッチアップしていきましょう!

エアコンがなぜ話題に!?

まだ6月なのにXのトレンドで「エアコン」があがってきました。

まずはなぜエアコンがトレンドなのか、から見ていきましょう。

まだ6月なのに、もう“エアコン議論”が熱い!

今年の6月は、全国各地で平年より2〜3度高い気温を記録しています。

特に関東地方では、6月上旬から連日30度近い気温となり、「まだ梅雨も本格化していないのに、もう夏みたい」という声がSNS上で多く飛び交っている状況です。急激な気温上昇により、多くの家庭でエアコンの使用開始時期について悩んでいます

例年なら7月に入ってから本格的に使い始める人が多いのですが、今年は6月15日時点でトレンドにもなっている通り、1カ月早く使い始める人が多いのです。

そもそもエアコンって何?

当たり前のように「エアコン」と呼んでいるあの機械、実は正式名称ではありません。エアコンの正式名称は「エア・コンディショナー」ということをご存じでしょうか?

エア・コンディショナー(英: air conditioner)とは、空調設備の一つで、室内の空気の温度や湿度などを調整する機械である。日本での通称はエアコン。本記事では「エアコン」と表記する。

ウィキペディアより引用

“air conditioner”は英語の”air(空気)”と”conditioner(空気調節装置)”の組み合わせで成り立っており、現在では略称で使われることが一般的となったのです。

Aさん
人によってはエアコンのことを「冷房」や「暖房」という場合もありますよね!

「エアコン」って英語でどう言う?

「エアコン」って英語でどう言う?

さて、日本語の「エアコン」は英語の”air conditioner”から来ていますが、実際の英語圏では様々な表現方法があります。

シチュエーションや地域によって使い分けられているので、その特徴を見ていきましょう。

基本的な英語表現

  • air conditioner – フォーマルな場面で使用
  • air-con – イギリス、オーストラリアでよく使われる
  • AC – アメリカで人気のカジュアルな表現

例えば、友達との会話なら「Can you turn on the AC?」(エアコンをつけてくれる?)みたいに、とてもシンプルに言えます。

一方、ホテルのフロントなど日本語で敬語を使うシーンでは、「The air conditioner in my room is not working properly.」(私の部屋のエアコンが正常に動いていません)のように、より丁寧な表現を使います。

Aさん
使われるシーンによって英語を使い分けられるようになると、ワンランク上の英会話ができるようになります!
Bさん
ただし最初は一番簡単な英語からスタートすることが重要なので、覚えやすい・伝わる英語をまずはインプットしましょう。

エアコンに関連する基本的な動詞表現

エアコンの操作について話すときに使える基本的な動詞表現も覚えておきましょう。

  • turn on/off – つける/消す
  • adjust – 調整する
  • set – 設定する
  • lower/raise – 下げる/上げる

この4つを知っていれば、海外でもエアコンの温度調整周りで悩むことはありません。

英語で話す!エアコンにまつわる会話トピック

英語で話す!エアコンにまつわる会話トピック

ここからは、様々なシチュエーションで使えるエアコン関連の英語表現を、会話形式でご紹介します。

家庭内から職場まで、幅広い場面で活用できる表現を集めました。

例文1:エアコンの温度設定について

Aさん
Is 26 degrees okay for you, or is it too cold?

訳)26度で大丈夫?それとも寒すぎる?

Bさん
That’s perfect. I can’t focus when it’s too warm.

訳)ちょうどいいよ。暑すぎると集中できないからね。

例文2:節電意識のある表現

Aさん
Let’s try to save energy and keep the AC at 28 degrees.

訳)節電のために、エアコンは28度にしようよ。

Bさん
Good idea. Maybe we can use a fan, too.

訳)いい考えだね。扇風機も使えばちょうどいいかも。

例文3:夜寝るときのエアコン使用

Aさん
I can’t sleep without the AC in summer.

訳)夏はエアコンなしじゃ眠れないよ。

Bさん
Me neither. I always set a timer for it to turn off in 2 hours.

訳)私も。2時間後に切れるようにタイマーをセットしてるよ。

エアコンについて話せるようになると、海外留学や旅行中など、より快適に過ごすための交渉ができるようになります。

意外と軽視されがちですが、海外では気温が極端に高い地域やその逆もあったりするので、ストレスをなるべく減らすためにも、しっかりと英語で話せるようになっておきましょう。

エアコン以外の英語表現

エアコン以外の英語表現

エアコンと併用することが多い夏の家電についても、英語表現を覚えておくと便利です。

扇風機(Fan)

  • Could you turn on the fan?(扇風機をつけてくれますか?)
  • This fan helps circulate the cool air.(この扇風機は冷気を循環させてくれます)

除湿機(Dehumidifier)

  • We need a dehumidifier during the rainy season.(梅雨の時期は除湿機が必要です)
  • The dehumidifier collected a lot of water overnight.(除湿機が一晩でたくさんの水を集めました)

冷風機(Air Cooler)

  • An air cooler might be more economical than AC.(冷風機の方がエアコンより経済的かもしれません)

ちなみに冷風機について以外と知らない人も多いのではないでしょうか。

冷風機(れいふうき)とは、家庭用クーラーと同様の原理で、吸い込んだ空気を本体内部で冷却して送風する局所冷房装置の一つである。

ウィキペディアより引用

冷風機はウィキペディアの説明通り、基本的には「冷房」でイメージするあの機械と同じ用途で使われます。

まとめ

この記事では、2025年6月の急な暑さによって話題になっている「エアコン」について、なぜ話題なのか、日常英語でどう表現するかを紹介してきました。

エアコンは英語で“air conditioner”と表現され、会話では“air-con”“AC”としても広く使われます。

また、暑さ対策・節電・快適な温度設定といった生活に直結するテーマは、英語でも会話のネタとして非常に使いやすいトピックです。

日常の中にある“今”の話題を取り入れながら、楽しく英語を学んでいきましょう!

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。