「夜分遅くにすみません」は、日本語では丁寧に相手に気をつかって伝える言葉ですが、英語ではどのように言えばよいのでしょうか?
夜に誰かに連絡を取ったり、メッセージを送るとき、「遅くにごめんなさい」と気持ちを伝えたい場面はよくありますよね。
この記事では、「夜分遅くにすみません」を英語でどう表現すればいいのか、ネイティブがよく使うフレーズを紹介します。
また、「こんばんは」をはじめとし「夜に使える英語の挨拶」をシチュエーション別にわかりやすくまとめました。
英語を学び直す人でもすぐに使えるよう、シンプルで丁寧な表現を中心に解説します。
「夜分遅くにすみません」を英語で何て言う?

「夜分遅くにすみません」は、夜遅くに連絡や訪問をしたことをお詫びするときに使う表現です。
英語では以下のような表現で伝えることができます。
どれも丁寧で、相手に対する配慮を示す言い方です。
よく使われる英語表現
Sorry to bother you so late.
(こんな遅くにお邪魔してすみません。)
I’m sorry for contacting you at this hour.
(こんな時間にご連絡して申し訳ありません。)
Apologies for the late message.
(遅い時間のメッセージで申し訳ありません。)
カジュアルに言いたいとき
Hope I’m not disturbing you.
(ご迷惑でなければいいのですが。)
Sorry, it’s a bit late.
(すみません、ちょっと遅い時間ですね。)
Didn’t mean to bother you this late.
(こんな遅くに邪魔するつもりはなかったんです。)
「夜分に失礼します」を英語で何て言う?
夜に突然の連絡をする場合、「夜分に失礼します」と丁寧に言いたいときもありますよね。
英語ではどのように表現できるかを紹介します。
丁寧な英語フレーズ
Excuse me for reaching out so late.
(こんな遅くにご連絡してすみません。)
I know it’s late, but I needed to get in touch.
(遅いのは承知ですが、連絡が必要でした。)
Sorry to disturb you during the night.
(夜分にお邪魔してすみません。)
ビジネスやメールでも使える英語表現
Please forgive the late hour of this message.
(このメッセージの送信時刻が遅くなったことをお許しください。)
Apologies for sending this so late in the evening.
(こんな夜遅くに送ってしまい申し訳ありません。)
I hope this message doesn’t trouble you.
(このメッセージがご迷惑でないことを願います。)
「遅い時間にすみません」を英語で何て言う?
日本語では「遅い時間にすみません」という表現もあります。
このように、時間が遅くなってしまったことをお詫びする表現も英語にはいろいろあります。
シンプルでよく使われる英語フレーズ
Sorry it’s so late.
(こんなに遅くなってごめんなさい。)
Sorry for the late hour.
(遅い時間で申し訳ありません。)
I know it’s getting late.
(もう遅くなってきてますよね。)
フォーマルな英語表現
I apologize for disturbing you at such a late hour.
(こんな遅い時間にご迷惑をおかけして申し訳ありません。)
Please excuse the lateness of this message.
(このメッセージの遅さをお許しください。)
I regret having to contact you this late.
(こんな遅くに連絡せざるを得ないことをお詫びします。)
「こんばんは」を英語で何て言う?

夜に会ったときや電話、メッセージの最初に「こんばんは」と挨拶したいときの英語表現を見てみましょう。
定番の英語表現
Good evening.
(こんばんは。)
Hi, good evening.
(どうも、こんばんは。)
Evening!
(カジュアルな「こんばんは」)
ネイティブが使うカジュアルな表現
Hi, how’s your evening going?
(こんばんは、どんな夜をすごしていますか)
Hope you’re having a nice evening.
(よい夜を過ごされているといいのですが。)
Nice to see you this evening.
(今夜お会いできてうれしいです。)
Good eveningは何時から使える?
“Good evening”は、いつから(何時ごろから)使えるのか疑問に思ったことはありませんか?
ここでは、使いどきの目安を解説します。
一般的な使い方
“Good evening”は17時以降〜22時ごろまで使われることが多いです。
深夜や就寝前の時間帯(23時以降)には使わず、代わりに”Good night”が使われます。
ただし、文化や地域、季節、個人の感覚によって多少異なる場合があります。
英語の例文
Good evening, Mr. Smith. How was your day?
(こんばんは、スミスさん。今日はどんな一日でしたか?)
Good evening, thank you for coming.
(こんばんは、ご来場ありがとうございます。)
It’s already 7 p.m., good evening!
(もう午後7時ですね、こんばんは!)
いろいろな英語の夜の挨拶
夜の時間帯には、「こんばんは」だけでなく、さまざまな挨拶をします。
相手に配慮したり温かい気持ちを伝える表現もよく使われます。
以下のようなフレーズを覚えておくと便利です。
お別れのときに使える表現
Good night.
(おやすみなさい/夜の別れの挨拶)
Sleep well.
(よく眠ってね。)
Have a peaceful night.
(穏やかな夜をお過ごしください。)
優しい気づかいを感じさせる表現
Take care, it’s getting late.
(気をつけてね、もう遅いから。)
Don’t stay up too late.
(あまり夜更かししないでね。)
Hope tomorrow’s a great day for you.
(明日が素敵な一日になりますように。)
まとめ
「夜分遅くにすみません」を英語で表現するには、”Sorry to bother you so late.”や”I’m sorry for contacting you at this hour.”など、相手への気づかいを込めた言い方がたくさんあります。
また、「こんばんは」や”Good evening”の使い方、夜の挨拶やお別れの表現など、夜に使える英語表現は日常生活やメール、SNSなどでも役に立ちます。
英語を学び直している人でも、今回紹介したフレーズを覚えておけば、丁寧な気持ちをしっかり伝えられますよ。
ぜひ今日から使ってみてくださいね。
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