英検準2級に合格するためには、語彙力の強化が不可欠です。本記事では、英検準2級の頻出単語の一覧や効果的な覚え方、学習方法を詳しく解説します。動詞、名詞、形容詞、副詞、その他の品詞ごとに単語を整理し、効率的な学習をサポートします。

英検準2級単語まとめ

英検準2級では、約2,600~3,600語の語彙力が求められます。以下に、頻出単語を品詞別にまとめました。

参考:英検準2級 でる順パス単 5訂版

【動詞】

単語 日本語
build 建てる、造る
hurt 傷つける、痛む
practice 練習する、実行する
forget 忘れる
invite 招待する
own 所有している、認める
let させる
turn 進路を変える
win 勝つ、勝ち取る
leave 置き忘れる、出発する、残す
save 蓄える、貯める、節約する、救う
travel 旅行する
worry 心配する、心配させる
happen 起こる
offer 提供する、申し出る
join 参加する、加わる
plant 植える
order 注文する、命じる
prepare 準備する、調理する
relax くつろぐ、緩む、緩める
damage 損傷を与える
serve 食事を出す、仕える、役立つ
create 創造する、創作する
hold 開催する、持つ
follow 従う、ついていく
explain 説明する
fix 修理する、固定する
throw 投げる
design 設計する、デザインする
draw 描く、引く、引き出す
protect 保護する
hide 隠れる、隠す
introduce 導入する、紹介する
deliver 配達する
interview インタビューする、面接する
bite かむ、かみつく
marry 結婚する
recommend 推薦する
announce 発表する、公表する、知らせる、告げる
match 調和する、釣り合わせる、匹敵する
discover 発見する
realize 実現する、悟る
celebrate 祝う、挙行する
pull 引く
cover 覆う
agree 賛成する、同意する
push 押す
continue 継続する
wonder 〜かなと思う、驚く
recycle 再利用する
paint ペンキを塗る、絵を描く
seem 思われる
feed 食べ物を与える、養う
receive 受け取る
express 表現する
suit 都合がいい、似合う
wish 望む
describe 描写する
remember 思い出す、覚えている
borrow 借りる
pay 支払う、割に合う
check 点検する、確かめる、調べる、検査する、阻止する
decide 決心する
cancel 中止する、取り消す
surprise 驚かせる
excuse 言い訳する

【名詞】

単語 日本語
ma’am 奥様、お嬢様、先生
passage 一節、引用された部分、通行、通路
idea 考え、思い付き
bakery パン屋
fact 事実
land 土地
sale 販売、特売
reservation 予約
medicine 薬、医学
tour 周遊、ツアー
trouble 心配、面倒なこと
sign 標識、合図、前兆
grade 等級、成績
apartment アパート
wheel 車輪
poem
technology 科学技術
health 健康
gift 贈り物
side 側、側面
dessert デザート
wood 木材
professor 教授
instrument 楽器、道具
actor 俳優
co-worker 同僚
Russian ロシア人
discount 割引
experience 経験
century 世紀
date 日付、デート
tool 道具
noise 騒音
grass
officer 役人
flavor
vegetable 野菜
flight 飛行機の便
mall ショッピングモール
insect 昆虫
nature 性質、自然
clothes 衣類
neighbor 隣人
bottle びん
forest 森林
center 中心、センター
invention 発明
planet 惑星
jazz ジャズ
cleaner クリーニング店
bill 請求書、紙幣
address 住所、演説
form 用紙、形
president 大統領
community 地域社会
topic 話題、主題
owner 所有者
performance 公演、演技
grocery 食料品店
neighborhood 地域、近所
truck トラック
space 宇宙、空間
market 市場
island
meal 食事
information 情報
environment 環境
mistake 間違い
crowd 群衆
government 政府
orchestra オーケストラ
department 部門、学科
result 結果
chance 機会
activity 活動
avocado アボカド
honey はちみつ
bicycle 自転車
Internet インターネット
train 電車
type

【形容詞】

単語 日本語
delicious 非常においしい
important 重要な
central 中央の、中心部の
novel 目新しい、斬新な
pretty かわいい、なかなか
elementary 初歩の
careful 注意深い
convenient 便利な
huge 巨大な、莫大な
excellent 優秀な
boring 退屈な
healthy 健康的な
dangerous 危険な
perfect 完全な
true 本当の
safe 安全な、無事な
plastic プラスチックの
fair 公正な
colorful 色彩豊かな、色鮮やかな
native 母国の、原住民の
main 主な
wide (幅が)広い
similar 類似した
available 手に入る、利用できる、手が空いている
local 地元の
expensive 高価な
enough 十分な

【副詞】

単語 日本語
anyway とにかく
actually 実際に、実は
even ~でさえ、さらに
instead その代わりに
finally 最終的に、ついに
outdoors 屋外で、屋外に
carefully 注意深く
easily 簡単に
luckily 運よく
nearby 近くに、近くの
recently 最近
later 後で
yet (疑問文で)もう、(否定文で)まだ
alone 一人で
also 〜もまた
far 遠くに、遠い
still まだ、それでも

【その他】

単語 日本語
while …している間に、…の一方で
although けれども
without なしで、持たずに
because なぜなら
so だから、それで
and そして
but しかし
if もし〜なら
when 〜するとき
where どこで
how どのように
who 誰が
what 何が
which どちらが
whose 誰の
that 〜ということ、〜するところの

英単語の覚え方4ステップ

英単語の覚え方4ステップ

「読む・聞く・書く・テストする」をバランスよく取り入れることで、記憶がしっかり定着します。それでは、1ステップずつ解説していきましょう。

ステップ1:視覚で覚える【まずは目で見る!】

最初に行うのは「英単語と意味を目で見て覚える」作業です。
単語帳や単語アプリを使って、英語→日本語の意味を何度も往復して確認しましょう。

手順

  • 英単語と日本語の意味を交互に見て覚える
  • 1周覚えたら、日本語の意味を隠して「英単語を見て意味が言えるか」を確認
  • 意味が思い浮かばなかった単語には「★印」などをつけておく

ポイント
日本語→英語ではなく、英語→日本語の順で記憶するほうが効果的です。なぜなら、試験では英単語の意味を問われることが多いためです。

ステップ2:聴覚で覚える【声に出してリズムで記憶!】

「聞く」「話す」を取り入れることで、耳と口からも記憶を補強します。
英語は言語です。音で覚えることで、長期記憶に残りやすくなると言われています。

手順

  • 単語を「見ながら」声に出して読む(5回程度)
  • 単語帳やアプリの音声を使って、ネイティブの発音に合わせて声に出す
  • 日本語の意味だけを見て、英単語が口から出てくるか試す

ポイント
発音とスペルをセットで覚えることで、リスニング対策にもなります。

ステップ3:運動記憶を使う【手を動かして覚える!】

目や耳だけでなく、「手を動かす=書く」ことで記憶の深度が上がります。これは「運動記憶」と呼ばれるもので、反復することで脳に記録されやすくなります。

手順

  • 英単語を見ながら、その日本語の意味を指で空中や机の上に「なぞって書く」
  • それができたら、ノートに日本語の意味を英単語を見ながら書き出す
  • 日本語から英語へ書く練習も効果的

ポイント
英語を「書いて覚える」ことは、ライティング対策にもつながります。小学生や中学生にもおすすめの学習方法です。

ステップ4:英単語テスト【仕上げはアウトプット!】

最終ステップは「確認テスト」です。ここで「本当に覚えたかどうか」をチェックします。記憶はアウトプットすることで定着します。ぜひ繰り返し確認しましょう。

手順

  • ノートに日本語だけを見て、英単語を書けるかテスト
  • わからなかった単語は再び「★印」などをつけておく
  • 覚えていない単語は次の日に再度テスト

ポイント
1週間で50~100語を目標にすると、無理なく学習できます。定期的に「苦手単語チェックテスト」を行うと効率的です。

この4ステップを繰り返すことで…
ステップ 主な記憶方法 期待される効果

  • ステップ1 視覚記憶 目からの情報でざっくりと記憶
  • ステップ2 聴覚記憶 音とリズムで記憶に残りやすくなる
  • ステップ3 運動記憶(手書き) 書くことで深く覚える、スペルも身につく
  • ステップ4 アウトプット 忘れていた単語の洗い出しができる

保護者のサポートポイント(小学生向け)

  • お子さんの暗記チェックをしてあげる(日本語の意味を読んで英単語を言わせる)
  • 一緒に声を出して読む(親が先、子がリピート)
  • 「よく覚えたね!」の声かけが最大のモチベーションアップに!

まとめ:英単語は「視る・聴く・書く・出す」の繰り返しで確実に覚えられる!

英単語の暗記に魔法の方法はありませんが、「正しいやり方で地道に繰り返す」ことが最も確実な近道です。

  • 視覚で覚える(見て記憶)
  • 聴覚で覚える(声に出す、聞く)
  • 運動記憶で覚える(書いて記憶)
  • テストして確認(出力で定着)

この4ステップを毎日少しずつ繰り返していけば、確実に単語力が身についていきます。英検準2級だけでなく、学校の英語テストや高校・大学受験にも大きな武器になるでしょう!