冬の寒い日に欠かせない「ホッカイロ」。

ポケットやコートに忍ばせておくだけで体をポカポカにしてくれる、日本ならではの便利グッズです。

しかし、英語ではどう表現すればよいのでしょうか?

海外の友達に紹介したいけど、「ホッカイロって英語でそのまま使えるの?」と悩む人も多いはず。

この記事では「ホッカイロ(カイロ)」の英語表現や使い方、外国人にも伝わる説明の仕方をわかりやすく解説します。

英語初心者でも安心して読める内容なので、ぜひ参考にしてくださいね。

ホッカイロは日本の呼び名?

「ホッカイロ(カイロ)」は日本独自の呼び名で、漢字で「懐炉」と書きます。

化学発熱体や蓄熱材などを内蔵し携帯して身体を暖めるものを指し、カイロと言っても英語では通じません。

英語の例文

ここではそもそも「カイロ」が何なのか説明するための例文を紹介します。

Aさん

In Japan, we use disposable body warmers called kairo.

(日本では「カイロ」と呼ばれる使い捨てカイロを使います。)

Aさん

Kairo is a Japanese invention to keep you warm in winter.

(カイロは冬に体を温める日本の発明です。)

「ホッカイロ」を英語で何て言う?

「ホッカイロ」を英語で何て言う?

それでは「ホッカイロ」は英語でどう表現できるのでしょうか?

英語表現

ホッカイロは、一般的には”pocket warmer”や”hand warmer”と説明するとわかりやすいです。

直訳すると「ポケットの温めるもの」「手を温めるもの」という意味になり、実際に海外の人にもすぐイメージしてもらえます。

英語の例文

Aさん

I always carry a pocket warmer in winter.

(冬はいつもポケットウォーマーを持ち歩いています。)

Aさん

Hand warmers are very popular in Japan.

(日本ではハンドウォーマーがとても人気です。)

Aさん

Do you know what a kairo is? It’s a pocket warmer from Japan.

(カイロって知っていますか?日本のポケットウォーマーです。)

「貼るカイロ」を英語で何て言う?

日本特有の衣服に貼り付けられる「貼るカイロ」。

英語で「貼る」をどう表現できるかがポイントになります。

英語表現

「貼るカイロ」は英語では”adhesive body warmer”や”stick-on warmer”と表現されます。

“adhesive”は「貼り付ける」という意味です。

海外にはあまりないタイプなので、説明を加えると親切でしょう。

英語の例文

Aさん

This is a stick-on warmer. You can attach it to your clothes.

(これは貼るカイロです。服に貼ることができます。)

Aさん

Adhesive body warmers are very useful on cold days.

(貼るカイロは寒い日にとても便利です。)

無理に一言で表現せず、”warmers you can stick to your body”のように後ろに補足説明を加えることもできます。

Aさん

In Japan, we have warmers you can stick to your body.

(日本には体に貼れるカイロがあります。)

「使い捨てカイロ」を英語で何て言う?

カイロは「使い捨て」であることが多いです。

なので「使い捨てカイロ」を英語でどう表現できるかも確認しておきましょう。

英語表現

「使い捨て」は英語で”disposable”と言います。

つまり「使い捨てカイロ」は”disposable (hand) warmer”や”disposable pocket warmer”で表現できます。

英語の例文

Aさん

Disposable hand warmers last for about 8 hours.

(使い捨てカイロは約8時間持ちます。)

Aさん

I bought a pack of disposable warmers at the convenience store.

(コンビニで使い捨てカイロを買いました。)

Aさん

Disposable pocket warmers are cheap and convenient.

(使い捨てカイロは安くて便利です。)

「ハンドウォーマー」を英語で何て言う?

「ハンドウォーマー」を英語で何て言う?

日本語でも耳にする「ハンドウォーマー」。

そのまま英語にして良いのでしょうか?

英語表現

既に紹介しているとおり、ハンドウォーマー(hand warmer)は、英語でもそのまま使える表現です。

ただし、英語圏では「電気式の充電できるハンドウォーマー」や「手袋のようなハンドウォーマー」を指すこともあります。

日本の「カイロ」と区別したいときはdisposable hand warmer”と説明するとより正確です。

英語の例文

Aさん

I put a hand warmer in my pocket.

(ポケットにハンドウォーマーを入れました。)

Aさん

Some hand warmers are rechargeable.

(ハンドウォーマーの中には充電式のものもあります。)

Aさん

In Japan, hand warmers are often disposable.

(日本ではハンドウォーマーは使い捨てのものが多いです。)

ホッカイロの中身は何?英語で何て言う?

ホッカイロの中には鉄粉、塩、活性炭、バーミキュライト(鉱物)、水が入っています。

これらが化学反応して熱を出す仕組みです。

英語表現

ホッカイロの主な中身を英語で表すと、以下のようになります:

  • 鉄粉 → iron powder
  • 塩 → salt
  • 活性炭 → activated carbon
  • バーミキュライト → vermiculite
  • 水 → water
Bさん

英語の雑談で使えるかもしれない知識ですね!

英語の例文

Aさん

Kairo contains iron powder, salt, activated carbon, and water.

(カイロには鉄粉、塩、活性炭、水が含まれています。)

Aさん

The heat comes from a chemical reaction of iron and oxygen.

(熱は鉄と酸素の化学反応から生まれます。)

Aさん

Vermiculite is used to keep the heat longer.

(バーミキュライトは熱を長持ちさせるために使われます。)

まとめ

最後に、この記事で紹介した「ホッカイロ(カイロ)」に関する英語表現を表にまとめます。

外国人に英語で説明するときに役立つので、ぜひチェックしてください。

日本語 英語表現
ホッカイロ pocket warmer / hand warmer
貼るカイロ adhesive body warmer / stick-on warmer
使い捨てカイロ disposable hand warmer / disposable pocket warmer
ハンドウォーマー hand warmer(充電式や手袋型も含む)
鉄粉 iron powder
活性炭 activated carbon
バーミキュライト vermiculite

ホッカイロは日本が誇る冬の便利グッズです。

英語ではそのまま”kairo”と言っても通じにくいので、”pocket warmer”や”disposable hand warmer”と説明すると理解してもらいやすいでしょう。

海外の友達に紹介するときに、この記事を参考にしてみてくださいね。

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