日常生活で、相手の言っていることや状況が「意味がわからない」と感じることはよくありますよね。
英語では、単に直訳するだけでは意味が伝わらないケースも多く、理由や状況に応じて、より具体的なフレーズを使い分ける必要があります。
この記事では、「意味がわからない」に関する英語表現を、それぞれの単語が持つニュアンスの違いから具体的な使い方まで、まとめて紹介します。
「わからない」を英語で

「わからない」を伝えたい場合、シンプルでよく使われる単語は”know”を使います。
“know”の基本的な使い方
“know”を「わからない」という否定形で使う場合は、”I don’t know”が基本です。
ある事実や情報について、自分は知識がないことを意味します。
(答えがわかりません。)
Do you know what time the movie starts? – I don’t know.
(映画が何時に始まるか知っていますか? – わかりません。)
Cambridge Dictionaryによると、”know”の説明は「to have information in your mind」です。
「心の中に情報を持っている」というニュアンスを持ちます。
“understand”との違い
“understand”も「わかる」を意味しますが、”know”に比べ「物事の仕組みや概念を理解する」という堅いニュアンスが強いです。
(新しい方針が理解できません。)
「理解できない」を英語で
「理解できない」は、”understand”の否定形が基本です。
その上で、より具体的な理由や状況を盛り込むと、表現の幅が広がります。
「〜の理由が理解できない」
(なぜ彼がそんなことをしたのか理解できません。)
It’s hard for me to understand his motives.
(彼の動機を理解するのは私には難しい。)
「理解できない」をフォーマルに
ビジネスや学術的なシーンで「理解できない」と伝えたい場合は、次のような単語を使う、より丁寧な表現がおすすめです。
- I fail to understand…(〜を理解できません。)
- I’m unable to comprehend…(〜を把握できません。)
「意味不明」を英語で
「意味不明」は、相手の言動が全く筋が通っていなかったり、話が支離滅裂だったりする場合に使います。
「意味不明」の基本的な表現
- That doesn’t make any sense.(それは全く意味が通じない。)
- It’s nonsensical.(それは意味不明だ。)
- What are you talking about?(何について話しているのですか?)
(彼の説明は完全に意味不明だった。)
“make sense”は「道理にかなっている」「意味が通じる」というよく使われる表現です。
否定形にすることで「意味がわからない」「ナンセンスだ」というニュアンスを伝えられます。
「よくわからない」を英語で
「はっきりと断言できない」「確信がない」といった、曖昧な状況を表現する際は、「よくわからない」を英語で伝えてみましょう。
「よくわからない」の英語表現
- I’m not sure.(よくわかりません。)
- I have no idea.(全くわかりません。)
- It’s unclear.(それは不明瞭です。)
(パーティーに行けるかどうかわかりません。)
【ワンポイントアドバイス】 “I have no idea”は「全くわからない」「見当もつかない」という、より強い「わからない」を表現します。
友人との会話で、
「What should we have for dinner? – I have no idea.」
(夕食は何にしよう? – 全くわからない。)
のように、気軽な場面でもよく登場するフレーズです。
「confusing」の英語での意味

“confusing”は「混乱させるような」「わかりにくい」という意味を持つ形容詞です。
“confusing”の基本的な使い方
“confusing”は、物事や状況が複雑で、理解するのが難しいと感じる際に使われます。
(その指示はとてもわかりにくかった。) This is a confusing situation.
(これは混乱する状況だ。)
Oxford Learner’s Dictionariesによると、”confusing”の説明は「difficult to understand; not clear」となっています。
「理解が難しい、はっきりしなくてもやもやする」というニュアンスを伝えたい場合に使いたい単語です。
“confused”との違い
“confused”と”confusing”にはどういった違いがあるのでしょうか?
「混乱している」という”confusing”な状況によって引き起こされた「感情」を表現できるのが”confused”です。
(新しいシステムについて混乱しています。)
「わけがわからない」を英語で
「わけがわからない」は、”make sense”の否定形のほか、”I’m lost”といったややくだけたな表現で意味を伝えることが可能です。
「わけがわからない」の英語表現
(彼が言ったことは全くわけがわからなかった。)
I’m completely lost. Can you explain that again?
(全くわけがわかりません。もう一度説明していただけますか?)
“I’m lost”は、「道に迷う」という意味の他に、「話についていけない」「頭が混乱している」という意味でも使われます。
【ワンポイントアドバイス】 「It’s Greek to me」も「全く理解できない」「ちんぷんかんぷんだ」という意味の慣用句です。
直訳すると「ギリシャ語のように理解ができない」となり、シェイクスピアの戯曲に由来する古い表現とされています。
今でも、ときどき会話で耳にすることがあるので、覚えておきましょう。
まとめ
この記事では、「意味がわからない」に関する様々な英語表現を、単語の意味から具体的な使い方まで幅広く紹介しました。
「わからない」という単語一つでも、
- “know”(知識がない)
- “understand”(理解できない)
- “confusing”(混乱する)
といったように、状況やニュアンスに応じて使い分け、より自分が伝えたい内容やニュアンスに近づけるよう工夫してみましょう。

