皆さんは英語で「模様」を表現できますか?
日本語では「パターン」と言ったりしますが、英語ではどうでしょう。
こちらの記事ではそんな「模様」の英語表現はもちろん、模様の一覧や猫・虎柄、空模様まで幅広く紹介していきます。
記事の最後には例文を用意しているので、ぜひ参考にしてください。
「模様」は英語でなんて言う?
「模様」を英語で表現する場合、どのように英語で表現しますか?
まずは、模様の英語表現に関して詳しく学んでいきましょう。
「模様」は英語で”pattern”と表現する
日本語でも「パターン」と言えば、「模様」を意味しますが、英語でも同じように”pattern”を使って表現します。
“pattern”の発音は、日本語の「パターン」と異なり、”pat・tern(パットァラーン)”とアメリカ英語では発音する単語です。
「模様」を意味する場合、品詞は名詞となりますが、他にも「動詞」や「形容詞」として意味を持つことにも注目しておきましょう。
“pattern”は動詞で「~を真似る」という意味になる
動詞で”pattern”を使う場合、意味は「真似る」となります。
よく使われる表現では、“A is patterned on B(AはBを真似て作られている)”といった使われ方です。
例えば、下記のような使われ方をします。
訳)この本は新聞を真似て作っている。
“pattern”は形容詞で「手本となる」という意味
形容詞で”pattern”を使いたい場合は、「手本となる」といった使われ方をします。
よく使われる表現方法としては、”pattern human”で「模倣的な人間」といった使われ方です。
正し、“pattern”という単語を見たときに真っ先に考えるべきは、名詞や動詞の使われ方なので、形容詞で使われている場合は基本的にありません。
「模様」の英語一覧
次は、世の中に存在する様々な「模様」を一覧で紹介していきます。
数ある模様の中から「これだけ覚えておけば大丈夫」な英単語を厳選して紹介するので、ぜひ参考にしてください。
「幾何学模様」- “Geometric patterns”
- “squares”:「正方形」
- “triangles”:「三角形」
- “circles”:「円形」
複数の図形や図形のグループから構成された模様「幾何学模様」は、英語で”Geometric patterns”と言います。
例に挙げた3つは、算数でも出てくるような、基本的な図形となるので、覚えておいて損はないでしょう。
「繰り返しの図形」- “Repetitive shapes”
- “polka dots”:「水玉模様」
- “stripes”:「ストライプ」
- “plaids”:「チェック」
模様の中でも「繰り返しの図形」を英語で表現する場合、”Repetitive shapes”と表現します。
“Repetitive”は、「繰り返しの」という意味のある「形容詞表現」です。
上記で紹介している”stripes”と”plaids”は、和訳すると「縞」と「格子」となりますが、一般的には「ストライプ」と「チェック」と呼ばれることから、カタカナで訳しています。
「花柄・花模様」- “Floral patterns”
- “roses”:「バラ柄」
- “daisies”:「ヒナギク柄」
- “peonies”:「シャクヤク柄」
布の模様でよく使われる「花柄」や「花模様」は、英語で”Floral patterns”と表現します。
ここで使われている”Floral”という英単語は、洗剤などにも使われている「フローラル」の英語版であり、和訳は「花の、花に似た」です。
上記に紹介している柄の他にも、色々な花がパターン化されているので、困ったときは「花+pattern」で答えると良いでしょう。
- “rose pattern”:「バラ柄」
- “daisy pattern”:「ヒナギク柄」
- “peony pattern”:「シャクヤク柄」
「カラーパターン」- “Color patterns”
- “gradient”:「グラデーション」
- “ombre”:「オンブレ」
- “monochrome”:「モノクローム」
色彩を使ったデザインの組み合わせ「カラーパターン」は、英語で表現する場合”Color patterns”と表現します。
単語の意味もシンプルであり、「色」を意味する”color”と「模様」を意味する”pattern”を組み合わせることで意味を成す単語です。
上記で紹介しているカラーパターンは、グラデーション以外あまりデザイン関係の仕事をしていない限り使わないかもしれませんが、一緒に覚えておきましょう。
「模様」の使い方|例文紹介
最後に「模様(pattern)」を使った、例文を確認していきましょう。
本記事では「猫柄」や「虎柄」のような動物模様と、自然を表す「空模様」の3種類を使った例文を紹介していきます。
簡単な英語解説も挟んで紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
「猫柄」を使った例文
訳)猫をモチーフにしたグッズの中に、新しい猫柄を発見した。
「猫の柄」を英語で表現する場合、シンプルに”cat pettern”とすることが多いです。
例文では、”I found a new cat pattern(新しい猫柄を見つけた)”が文章の基礎となり、目的として”to add to my collection(私のコレクションに加える為の)”が付け加えられています。
「虎柄」を使った例文
訳)彼女が買った新しいバッグには、トラの柄がプリントされていた。
「虎の柄」を英語で表現する場合、「猫の柄」と同様に”tigar pattern”と表現するのが適切です。
今回の例文では、「虎柄がプリントされていた」と表現するために、名詞の”a tiger pattern”に、後置で”printed on it(プリントされた)”がくっついている点に注目しましょう。
修飾語を外せば“The new bag had a tiger pattern”となる為、この手の文章は「土台となっている文章」を見抜けるようになると読みやすくなります。
「空模様」を使った例文
訳)空模様から判断するに、今日はこの後雨が降りそうだ。
模様の中でも、状態を意味する「空模様」は英語で、“the look of the sky”と表現します。
いわゆる「天気」を意味することから、”weather”や”weather conditions”のような表現を使っても同じ意味で使えます。
例文で使っているような、”From the look of the sky(空模様から判断するに)”は、非常に便利な表現なので、覚えておきましょう。
まとめ
こちらの記事では「模様」の英語表現である、”pattern”の単語解説を行ってきました。
他にも色々なパターンが出てきましたが、本記事を通じて覚えておくべきポイントは3つに絞れます。
- 模様は英語で”pattern”である
- 「○○模様」と言いたい場合は、”○○+pattern”でOK
- 形が一つに限定されない場合は”patterns”と複数形にする
英語で一般的な物言いをするときは、複数形で表現することが多いです。
こちらを踏まえて、何度も記事を読み返しながら、ぜひ一つでも多くインプットできればと思います。