皆さんは英語で「マジで」を表現できますか?
“seriously”や”absolutely”という表現がありますが、これらはどのように使うのでしょう。
こちらの記事ではそんな「マジで」に関する英語を紹介するのはもちろん、「まじか」「本当ですか」「まじかよ」のような関連英語も紹介していきます。
本記事を通じで「マジで」をたっぷり学べるので、ぜひ参考にしてください。
「マジで」は英語で何と言う?
「マジで」を英語で表す場合、どんな表現が浮かびますか?
まずは、そんな「マジで」の英語表現を解説していきます。
色々な表現方法があるので、まずはどんな「マジで」が存在するのかから始めていきましょう。
【結論】使うシーンによって様々な「マジで」が存在する
「マジで」は、日本語でも同じように、使うシーンによって様々な異なる意味を成します。
例えば、「マジで眠い」と「マジで!?」では、同じ「マジで」を使っているものの、ニュアンスは少し異なりますよね。
前者は、「本当に眠い」と解釈できますが、後者は「嘘でしょ!?」とも解釈することが可能です。
特に「マジで」のような、いわゆる「若者言葉」の場合、英語訳が複雑になってくることが多いので、一つ一つ使い方と意味を見ていきましょう。
“seriously” – 「真面目に」
まずは、「真面目に」を意味する”seriously”から見ていきましょう。
“seriously”は「まじめに、本気で、まじめな話だが」という意味を持つ「副詞表現」であり、元々は”serious(まじめな)”から変形された単語です。
日本語でも「シリアスな場面」ということがありますが、まさにこの”serious”からきており、こちらで紹介している”serioously”も、日本語にすると「ガチ?」のような強い意味合いを持ちます。
要は、「シリアスな〜」「シリアス?」のように、真面目な話をする際に使える英単語であると覚えておきましょう。
例)Seriously, I was sick yesterday. 訳)真面目に昨日は体調が悪かった。
また、単体で”seriously ?”としても使うことができる単語なので、こちらの使い方も見ておきましょう。
例)Seriously? I did not know that. 訳)マジで?知らなかったよ。
“absolutely”- 「真面目に」
“absolutely”は、「真面目に」という意味を持つ副詞表現です。
他にも「無条件に、きっぱりと、完全に」という意味を持つ単語となる為、”seriously”と比較すると、「一番高い」というニュアンスがあります。
“seriously”は、”serious”から派生していましたが、”absolutely”も同様に、”absolute(完全な)”という単語から派生している単語です。
使い方の例を見ればもっとわかりやすいと思うので、一緒に確認していきましょう。
例)I think you're absolutely right. 訳)君がマジで正しいと思うよ
“absolutely”は、「マジで!?」と言った使い方よりも、「マジで~」という使い方をされます。
例)Are you absolutely sure? 訳)マジで言ってるの?
ちなみに「マジで」を疑問の形で使いたい場合は、上記のような文章で行ってみましょう。
あくまでも「完全に」という意味が込められているので、主張は強めな言い方となります。
“For real”- 「マジで!?」
最後に「マジで!?」という聞き返しで使える、”For real”も一緒に見ていきましょう。
“For real”には、「本気の、本当に、本気で」という意味がある英語表現であり、”for”と”real”だけで返答が成り立ちます。
こちらも例文を見ると分かりやすいので、確認していきましょう。
例)He quit smoking? For real? 訳)タバコ辞めたの?マジで!?
友達が長年タバコを吸っていたのに、突然「辞めた」となったら驚きますよね。
そんな「驚き」を表すときに役立つのがこの”For real”という表現です。
例)Let's do our work for real. 訳)マジで仕事しよう。
ちなみに、”seriously”と似たようなニュアンスで、「マジで」という使い方もできます。
このような使い方の場合、文章の最後に”For real”と付けると意味が通じる様です。
「マジで」の関連表現
次は「マジで」の関連英語を紹介していきます。
本記事で紹介している内容は下記の通りです。
- 「まじか」- “No way”
- 「本当ですか」- “For sure ?”
- 「まじかよ」- “Get out of here”
どれも非常に役立つ表現となるので、ぜひ一緒に見ていきましょう。
「まじか」- “No way”
「まじか」は英語で、”No way”と表現します。
この場合の「まじか」は、「まじかぁ…」といったように、落ち込んだ感情を表す際に使える言い方です。
“No way”をそのまま訳すと、「道がない」となりますが、まさに「道がない」>「どうすればいいか分からない」>「まじか」という流れで派生していきます。
例)No way... That's so bad. 訳)まじかぁ・・・それは残念だね。
「本当ですか」- “For sure ?”
「本当ですか」は英語で”For sure”と表現します。
先に紹介した”for real”と類似しており、置き換えて使うことも可能です。
“for sure”の”sure”は、「確かな」という意味がある英単語なので、「それって確かなの・・・?」という聞き方をするイメージで使います。
同じように「驚き」の意味合いも込められているので、冷静にびっくりしている状況と言った方が分かりやすいかもしれません。
例)For sure? I did not know that. 訳)本当ですか?それは知りませんでした。
「まじかよ」- “Get out of here”
「まじかよ」は英語で”Get out of here”と表現します。
元々は「ここから出ていけ!」という意味のあるフレーズとなりますが、「まじかよ」という意味合いでも使われるのです。
イメージとしては、「驚いて部屋から出ていくほどびっくりしている状況」であり、そんなときに言う「まじかよ!」という言い方に近いといえます。
外国人のリアクション動画などを見ると、笑いながら”Get out of here hahaha”のような言い方をしていることが多いので、動画を合わせてみると分かりやすいかもしれません。
例)Get out of here! That's soooo incredible haha. 訳)まじかよ!それはめちゃめちゃ信じられないわww
まとめ
こちらの記事では、「マジで」の意味を解説してきました。
「マジで」には色々な言い方が存在しましたが、覚えておくべきは下記の3つでしょう。
- “seriously” – 「真面目に」
- “absolutely”– 「真面目に」
- “For real”– 「マジで!?」
それぞれ使われるニュアンスが少しだけ異なるので、よりネイティブに近い伝え方をしたいのであれば、3つしっかりと覚える必要があります。
また、本記事で紹介しているのは、様々な表現の中のほんの一部でしかありません。
ぜひ、この機会に色々な「マジで」を調べて見て下さい。