ネットショッピングやキャッシュレス決済が当たり前になった今、「決済する」を英語でどう言うのか知っておくととても便利です。
特に海外旅行や英語でのやりとりが必要な場面では、「支払います」「カードで払えますか?」などのフレーズがすぐに言えると安心ですよね。
本記事では、「決済する」をはじめ、「支払い」「支払い方法」「決済代行」など、よく使われる支払い関連の英語表現をわかりやすく紹介します。
初心者にもやさしく、英語を学び直している人にもぴったりの内容です。
例文もたっぷり掲載していますので、ぜひ参考にしてください!
「決済する」を英語で何て言う?

「決済(けっさい)」とは、商品やサービスの代金を支払い、その取引を完了させる行為のことです。
英語でいくつかの言い方がありますが、最もよく使われるのは以下のような表現です。
- make a payment(決済する)
- settle a payment(決済を済ませる)
- process a payment(決済処理をする)
例文も見ていきましょう!
英語の例文
I need to make a payment for my online order.
(オンライン注文の決済をしないといけない。)
Can you settle the payment by tomorrow?
(明日までに決済を済ませてもらえますか?)
The system will process your payment automatically.
(システムが自動で決済を処理する。)
どの英語表現も日常やビジネスの場面でよく使われるので、ぜひ覚えておきましょう。
「支払い」をビジネス英語で何て言う?
「決済」と似た言葉に「支払い」があります。
「支払い」も「決済」と同様に英語で”payment”と言い、一般的に使われます。
また、ビジネスの場面では”remittance(送金、海外送金)”や”disbursement(資金の払い出し)”などの言い回しを使うこともあります。
「支払い」に関連した、よく使われる英語表現はこちらです。
- make a payment(支払う※「決済する」と同じ表現)
- receive a payment(支払いを受け取る)
- payment due(支払期日)
- payment terms(支払い条件)
- invoice for payment(支払い請求書)
- down payment(頭金、手付金)
英語の例文
The payment is due on the 25th.
(支払期日は25日だ。)
We have not yet received your payment.
(まだお支払いを受け取っておりません。)
Please review the payment terms carefully.
(支払い条件をよくご確認ください。)
We require a 20% down payment to secure the order.
(ご注文を確定するために20%の頭金が必要です。)
「支払い方法」を英語で何て言う?

「支払い方法」は英語で”payment method”や”method of payment”と言います。
最近では多くの選択肢があり、これを英語で伝えることも重要です!
主な支払い方法の英語表現
- credit card(クレジットカード)
- debit card(デビットカード)
- cash(現金)
- bank transfer(銀行振込)
- mobile payment(モバイル決済)
- digital wallet(デジタルウォレット)
英語の例文
What payment methods do you accept?
(どの支払い方法に対応していますか?)
I’d like to pay by credit card.
(クレジットカードで支払いたいです。)
Mobile payments are becoming more common.
(モバイル決済はどんどん普及している。)
支払い方法の英語を知っていれば、海外でも安心して「決済」ができますね。
「決済代行」を英語で何て言う?
「決済代行(けっさいだいこう)」とは、事業者(主にECサイトや実店舗)が顧客からの支払いを受け付ける際に発生する、煩雑な手続きや管理業務を代行するサービスのことです。
簡単に言うと、お店と様々な決済手段(クレジットカード、コンビニ払い、電子マネーなど)の間に入って、支払いをスムーズに行えるようにする仲介役のようなものです。
そんな「決済代行」は英語で”payment gateway”や”payment service provider (PSP)”と呼ばれます。
用語の意味と違い
それぞれの用語の意味は以下のとおりです。
- Payment gateway:オンライン決済を安全に処理するシステム。
- Payment service provider (PSP):複数の決済方法をまとめて提供する業者。
英語の例文
We use a secure payment gateway for all online transactions.
(すべてのオンライン取引に安全な決済ゲートウェイを使用している。)
The PSP offers services like credit card and PayPal integration.
(その決済代行業者はクレジットカードやPayPalの統合サービスを提供している。)
「決済手数料」を英語で何て言う?
「決済手数料」は英語で”transaction fee”または”processing fee”と言います。
よく使われる表現
- transaction fee(取引手数料)
- processing fee(処理手数料)
- service charge(サービス料)
英語の例文
A transaction fee of 2% applies to all card payments.
(すべてのカード支払いには2%の決済手数料がかかる。)
The processing fee is included in the total amount.
(処理手数料は合計金額に含まれている。)
Some services charge a service fee for credit card payments.
(一部のサービスではクレジットカード払いにサービス料がかかる。)
英語の「決済手数料」がわかると、明細を見たときにも安心ですよ!
「タッチ決済」や「キャッシュレス決済」を英語で何て言う?
最近よく聞く「タッチ決済」や「キャッシュレス決済」も、英語で以下のように表現できます。
- contactless payment(タッチ決済)
- cashless payment(キャッシュレス決済)
- tap to pay(タップして支払う)
英語の例文
Contactless payment is available at this store.
(このお店ではタッチ決済が使える。)
I prefer cashless payments for safety and convenience.
(安全で便利なのでキャッシュレス決済が好きだ。)
Just tap to pay with your card or smartphone.
(カードやスマホをタップするだけで支払える。)
まとめ
今回は「決済する」や「支払い」に関する英語表現を紹介しました。
最後に、紹介した表現を再掲します。
- 決済する:make a paymentなど
- 支払い:payment, remittanceなど
- 支払い方法:payment methodなど
- 決済代行:payment gateway, payment service provider (PSP)など
- 決済手数料:transaction fee, processing feeなど
- タッチ決済:contactless paymentなど
- キャッシュレス決済:cashless paymentなど
これらは覚えておくと、海外旅行や英語対応のサイトでとても役立ちます。
英語を学び直している人も、実生活で使える表現から覚えていくと、学習がぐんと楽になりますよ。
この記事で紹介した例文も参考に、ぜひ自分でも使ってみてくださいね。
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