皆さんこんにちは!今回は「商社」についての英語です!

輸出入貿易や国内における物資の販売を行う「商社」ですが、「商社」を英語で何というかご存じでしょうか?

今回は「商社」の英語と、関連の英語や英語表現について詳しく掘り下げていきます。

また、商社で働くには英語力が必要なのかどうかもご紹介します。

それでは見ていきましょう。

「商社」は英語で何という?

早速ですが、「商社」の英語をご紹介します。

 

「商社」の英語は、”trading company“(トレーディングカンパニー)といいます。

trading“は”trade“と同じ名詞の意味を持ち、「貿易」「取引」を意味します。

trade“(トレード)は「職業」「商売」などの名詞の意味や「売買する」「貿易する」などの動詞の意味を持ちます。

以下に例文を記載していますので、イメージを深めていきましょう。

 

例文:

Aさん

Trading companies play a crucial role in global commerce.

訳)商社は世界の商業において重要な役割を果たしています。

Aさん

The stock of the company traded around $100 a share.

訳)その株は1株当たり100ドルで取引された。

「商社」の英語に関連する英語

「商社」の英語に関連する英語

商社に関連する英語を見ていきましょう。

 

最もよく使われる関連英語は「貿易」です。

「貿易」は先にご紹介した”trade“もそうですが、他にも”commerce“(カマース)ともいいます。”commerce“は「通商」「商業」といった名詞の意味も持ちます。

 

次に「輸出」「輸入」です。

 

「輸出」は”export“(エクスポート)といいます。

“export”は名詞の意味も持ちますが、動詞(輸出する)を意味することが多いです。

 

「輸入」は”import“(インポート)といいます。

import“も同じく、動詞(輸入する)を表現する場合が多いです。

 

「商社」に関連する英語は以上となります。日常生活でも意外と使いますのでぜひ覚えておきましょう。

「商社」の英語についてさらに見ていきましょう。

「総合商社」と「専門商社」は英語で何という?

「総合商社」と「専門商社」は英語で何という?

続いては「総合商社」「専門商社」の英語についてです。

まず、「総合商社」「専門商社」の違いをおさらいしましょう。

 

「総合商社」は、幅広い分野の原料や加工品、サービスなどあらゆる商材を扱って、売りたい相手と買いたい相手を結び付け、取引の仲介をします。それだけでなく、事業や商材を売り出すために、物流ネットワークづくりや金融・保険機能を果たしたり、国際的なプロジェクトを進めたりもします。

あらゆる分野の商品を幅広く取り扱う「総合商社」に対して、「専門商社」は得意分野に特化した商品に絞って事業を展開しています。

 

そんな「総合商社」「専門商社」は英語で何というのでしょうか?

 

「総合商社」は英語で”general trading company“(ジェネラルトレーディングカンパニー)といいます。

general“は「一般的な」「全般的な」「漠然とした」などの形容詞や「将軍」「一般原理」などの名詞の意味を持ちます。

 

一方で、「専門商社」は”specialized trading company“(スペシャライズドトレーディングカンパニー)といいます。

specialize“は日本語でもよく使う「スペシャル」の動詞で、「専門とする」という意味を持ちます。

 

例文:

Aさん

General trading companies diversify their portfolio across various industries.

訳)総合商社は様々な産業にわたってポートフォリオを多様化させています。

Aさん

Specialized trading companies excel in niche markets with their focused expertise.

訳)専門商社は専門的な知識を活かしてニッチな市場で優れた成績を収めています。

「商社マン」は英語で何という?

「商社マン」は英語で何という?

続いては「商社マン」の英語です。最近はあまり聞かなくなりましたが、よく商社で働いている人を「商社マン」と呼称することがあります。「商社マン」と聞くと年収が高く、バリバリ働いているイメージを連想させますよね。

 

「商社マン」の英語ですが、”trading professional“(トレーディングプロフェッショナル)や”business trader“(ビジネストレーダー)となります。

 

海外では「商社マン」などのように商社で働く人を呼称することはあまりありません。

ですので、以下のように表現するのが一般的です。

Aさん

He is working at a trading company.

訳)彼は商社で働いている。

 

「商社マン」についての英語は以上になります。

以下に例文を記載していますので、さらにイメージを深めていきましょう。

 

例文:

Aさん

Trading professionals need a deep understanding of global markets and trends.

訳)商社マンは世界の市場やトレンドに対する深い理解が必要です。

Aさん

A successful business trader possesses excellent negotiation skills and market insight.

訳)成功する商社マンは優れた交渉力と市場洞察力を持っています。

Aさん

He works for a trading company and he is scheduled to go on a business trip to Africa next week.

訳)彼は商社で働いており、来週にアフリカに出張することになった。

「商社」で働くには英語力は必要?

「商社」で働くには英語力は必要?

今までご紹介してきた「商社」についてですが、商社で働くには英語が必要なのかどうかを気になったことはありませんか?

商社は海外とのやり取りが必須になってくるので、英語が必須だと思われがちですが、英語は必須なわけではありません。

 

理由としては、商社の仕事が一概にすべて英語を使うわけではないからです。国内の事業もありますし、英語は一つのツールにすぎません。

現に、ほぼすべての日本の総合商社の新卒募集要項では、「英語力は一切不問」と記載があります。

商社、特に総合商社は日本の経済を支える重要な役割を担っている組織です。そのため、英語力よりも人間力を重視し、採用を行っていると考えられます。

 

しかし、商社の中でも職種や役割によっては英語が必須になってきます。

その商社の中でも昇進したい、重要な役割を担いたい場合は英語だけでなくビジネス英語、特定分野の英語を習得する必要があります。

英語力は短期間で伸ばすことが難しい能力の一つですので、商社で働きたいと考えている方や興味のある方は、英語力を身に着けておくと後々困らないと思います。

英会話の受講やTOEICの勉強などがおススメですので、機会があれば挑戦していきましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。本日は「商社」についての英語をご紹介しました。

商社はグローバルなビジネスにおいて不可欠な存在であり、その英語表現も重要です。

国際的な仕事に興味のある方は今回学んだ内容を活かしていただき、国際的な仕事に挑戦していただければと思います。