日本のパティシエは、ケーキや焼き菓子、デザートなどを美しく仕上げ、人々に「幸せなひととき」を届ける仕事です。見た目の華やかさだけでなく、素材の味や香りを大切にし、丁寧な手仕事で一つひとつのスイーツを作り上げます。
洋菓子店やホテル、カフェ、レストランなど活躍の場は幅広く、味のバランスや盛り付けの美しさ、季節を感じさせる表現などが求められます。また、日本のスイーツは「繊細さ」や「美しい仕上がり」で世界的にも評価が高く、近年ではその魅力を英語で伝える機会も増えています。
この記事では、パティシエの現場で役立つ英単語や英語フレーズ、実践的なロールプレイを紹介します。英語での接客や商品説明に自信をつけたい方は、ぜひ参考にしてください。
パティシエに役立つ英単語

ここでは「製菓に関する単語」「味や食感の表現」「接客・販売に関する単語」に分けて、パティシエに役立つ英単語をご紹介します。
日常的に使っているカタカナ語も多いですが、英語での正しい使い方を覚えておくと、海外のお客様との会話がスムーズになります。少しずつ覚えていきましょう。
製菓に関する単語
- pastry(ペイストリー):焼き菓子、洋菓子全般
- sponge cake(スポンジケーキ):スポンジケーキ
- cream puff(クリームパフ):シュークリーム
- tart(タルト):タルト
- decoration(デコレーション):飾りつけ
【ピックアップ単語】
pastry
a mixture of flour, fat and water or milk that is rolled out flat to be a base or cover for a pie, etc.
小麦粉、脂肪、水または牛乳を混ぜて平らにのばし、パイなどの土台や覆いとして使われる生地。
味や食感の表現
- sweet(スイート):甘い
- rich(リッチ):濃厚な
- fluffy(フラッフィー):ふわふわした
- crispy(クリスピー):サクサクした
- moist(モイスト):しっとりした
【ピックアップ単語】
fluffy
soft, light and containing air
柔らかく、軽く、空気を含んでいる。
接客・販売に関する単語
- showcase(ショーケース):陳列ケース
- portion(ポーション):一人分の量
- sample(サンプル):試食
- special of the day(スペシャル・オブ・ザ・デイ):本日のおすすめ
- takeout(テイクアウト):持ち帰り
【ピックアップ単語】
portion
an amount of food that is large enough for one person
1人分として十分な量の食べ物。
パティシエが使える英語フレーズ

ここでは「接客」「商品説明」「おすすめ紹介」「会計・お渡し」の4つの場面に分けて、パティシエがよく使う英語表現を紹介します。
接客時のフレーズ
Welcome! Would you like to eat here or take out?
(いらっしゃいませ。店内でお召し上がりですか?お持ち帰りですか?)
Please take a look at our showcase.
(ショーケースをご覧ください。)
Would you like to try a sample?
(試食してみますか?)
商品説明のフレーズ
This cake is made with fresh strawberries.
(このケーキは新鮮ないちごを使っています。)
It has a light and fluffy texture.
(軽くてふわふわした食感です。)
This tart is our best seller.
(このタルトは一番人気です。)
おすすめ紹介のフレーズ
Today’s special is the chocolate mousse.
(本日のおすすめはチョコレートムースです。)
If you like something not too sweet, I recommend the fruit tart.
(甘すぎないものがお好みでしたら、フルーツタルトがおすすめです。)
This one goes well with coffee.
(こちらはコーヒーによく合います。)
会計・お渡し時のフレーズ
That will be 800 yen in total.
(お会計は合計で800円です。)
Would you like a bag?
(袋はご利用になりますか?)
Thank you very much. Please enjoy your sweets!
(ありがとうございます。スイーツをお楽しみください!)
パティシエの実践的な英会話ロールプレイ
ここでは、パティシエの働く洋菓子店での、典型的な接客シーンを4パターン紹介します。
ぜひ、パティシエ役とお客様役に分かれて練習してみましょう。
パターン1:来店時の案内
Welcome! Would you like to eat here or take out?
いらっしゃいませ。店内でお召し上がりですか?お持ち帰りですか?
To take out, please.
持ち帰りでお願いします。
Sure. Please take a look at our showcase.
承知しました。ショーケースをご覧ください。
パターン2:商品の説明
What’s inside this cake?
このケーキの中身は何ですか?
It’s filled with custard cream and strawberries.
カスタードクリームといちごが入っています。
Sounds delicious. I’ll take one.
おいしそうですね。1つください。
パターン3:おすすめを伝える
Which one do you recommend?
おすすめはどれですか?
I recommend the chocolate mousse. It’s rich and smooth.
チョコレートムースがおすすめです。濃厚でなめらかです。
Perfect. I’ll have that.
いいですね。それをください。
パターン4:会計とお渡し
That will be 1,200 yen in total.
お会計は合計で1,200円です。
Here you go.
どうぞ。
Thank you. Please enjoy your sweets!
ありがとうございます。スイーツをお楽しみください!
まとめ
今回は、パティシエに役立つ英単語・フレーズ・ロールプレイをご紹介しました。
ケーキの説明やおすすめ紹介、会計時のやり取りを英語でスムーズにできるようになると、外国人のお客様にも丁寧で印象に残る接客ができるようになります。また、英語で商品や素材のこだわりを伝えられるようになることで、スイーツの魅力をより深く共有でき、ブランドやお店のファンづくりにもつながります。
今回の表現を参考に、日々の業務の中で少しずつ英語力を磨いていきましょう。
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