最近寒くなり、日本では「寒くなりましたね」「冬の予定はありますか」などと言った挨拶とスモールトークをすることが増えました。ちなみに英語圏ではどのようにこのような季節の挨拶やスモールトークをするのが一般なのでしょうか。ここでは、冬の一般的な挨拶方法やそれに続くスモールトークについて紹介していきます。

一般的な冬の挨拶

一般的な冬の挨拶

一般的には冬の雑談には「天気」「休暇」「体調」「ホットドリンク」などが話題にしやすいです。「ホットドリンク」については、アメリカではカフェで暖かいコーヒーなどを飲むのが好きな方が多いためです。またスターバックスでクリスマスのホリデードリンクが販売されることからその話題をする女性も多いです。

冬の天気に関するスモールトーク

Aさん
It’s freezing today.

とっても寒いね

Aさん
Can you believe how cold it is now?

今どのくらい寒いか信じられる?

Aさん
This cold is crazy.

この寒さは異常よね。

などがあります。寒い時には「いかに寒いか」を強調すると相手にも共感されやすいです。

Aさん
Hi, how are you doing?
訳)やあ、元気かい?
Bさん
Doing great! It is freezing today!
訳)元気よ。今日とっても寒いね!
Aさん
Yes, it is! I can’t wait for Spring!
訳)そうだね!春が待ち遠しいよ。

雪が降っている場合は、

Aさん
It’s been snowing a lot lately, hasn’t it?

最近良く雪が降っているよね

などと言うもの良いでしょう。

Aさん
It’s been snowing a lot lately, hasn’t it? I don’t know when I should go grocery shopping.
訳)最近よく雪降るよね。いつ食品会に行けばいいのかしら。
Bさん
I heard it is going to get warmer tomorrow. So let’s go shopping when the snow melts.
訳)明日あったかくなるって。雪が解けたらお買い物行こうよ。

去り際のフレーズとしては”Stay warm” (暖かくしてね)や、”keep cozy”(ぬくぬくしてね)などが挙げられます。”keep cozy”は少し可愛らしい表現です。

Aさん
Take care and stay warm!
訳)気を付けて、温かくしてね!

クリスマス前の挨拶とスモールトーク

クリスマス前の挨拶とスモールトーク

クリスマスはアメリカでも”Merry Christmas.”と挨拶するのが一般的ですが、他にも言い方があります。またタイミングも日本と異なりクリスマス当日だけでなく少し前から言う事ができます。

クリスマスの挨拶

クリスマスの1週間前くらいから去り際に”Merry Christmas!” “Happy holidays!”と挨拶をします。クリスマスはキリスト教のイベントのため、宗教色を無くしたい方は”Happy holidays!”と言います。

Aさん
Happy holidays!
訳)ハッピーホリデー!
Bさん
Yes! See you next year!
訳)ありがとう!また来年!

また、クリスマス前後には仕事納めなどをして次に会うのは次の年、と言う事もあります。その際には”Have a great rest of the year.”(今年の残りの日も素敵に過ごせますように。)”Enjoy the rest of the year.”(残りの日も楽しんでね。)などと言えます。

Aさん
Take care and enjoy the rest of the year.
訳)気をつけて、今年の残りの日を楽しんでね。
Bさん
Thank you! See you next year!
訳)ありがとう。また来年ね!

クリスマス前のスモールトーク

クリスマス前の季節(11月〜12月上旬)は、寒さやホリデー気分に触れる軽いスモールトークと季節の挨拶が自然です。

アメリカでは、一般的に学校や一部の職場ではクリスマスからお正月にかけて連休になります。その連休あたりのことを”holiday season”と言います。

そんなホリデーシーズンがやって来る前に”The holiday season is coming up quickly, isn’t it?”(ホリデーシーズンはもうすぐですね)と話せば、そのあとはホリデーの過ごし方についての会話が続くはずです。

Aさん
The holiday season is coming up quickly, isn’t it?
訳)ホリデーシーズンはもうすぐだね。
Bさん
Can’t wait for Christmas—do you have any plans yet?
訳)クリスマスが楽しみだわ。もう予定は決まった?
Aさん
I will go back to Japan to spend Christmas with my family.
訳)クリスマスを家族と過ごすために日本に帰るわ。

また、クリスマス前にはプレゼントを用意します。その際にクリスマスプレゼント選びについて会話をすることもあります。

Aさん
Have you started your Christmas shopping yet?
訳)クリスマスショッピングはもう始めてる?
Bさん
No, I haven’t. I have to go to the mall this weekend.
訳)いいえまだよ。週末モールにいかなきゃ。

お正月の挨拶やスモールトーク

お正月の挨拶やスモールトーク

お正月(New Year’s)前後の時期は、英語でも「年末のあいさつ」「年明けのあいさつ」があり、相手との関係(職場・友人・カジュアル)によって少しトーンが変わります。

お正月の挨拶

ちなみに“Happy New Year!”は、日本では年が明けたら言うものですが、アメリカでは年が明ける数日前からも言います。意味としては”Have a happy new year!”(良い年を送ってください)となるので、年が明ける前にいっても悪くはありません。

Aさん
Here is your receipt. Have a good day.
訳)こちらがレシートです。良い一日を。
Bさん
Thanks. Happy new year!
訳)ありがとう。良い年を!

また、”Wishing you a wonderful New Year!”(素晴らしい一年になりますように!)と相手に言う場合もあります。

お正月に関するスモールトーク

お正月に何をしたのかを相手に聞く場合は”Did you do anything special for New Year’s?”(ニューイヤーには特別何かしましたか)、”How did you spend your New Year’s holidays?”(お正月はどう過ごしましたか?)と聞きます。

Aさん
How did you spend your New Year’s holidays?
訳)お正月はどう過ごしましたか?
Bさん
I ate way too much during the holidays!
訳)休みはすごい食べちゃったよ。

仕事の間柄では少し丁寧に挨拶をすると良いでしょう。

Aさん
Happy New Year! I look forward to working with you again this year.
訳)あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

年末年始は会話トピックが豊富

クリスマスからお正月にかけては、ホリデーの過ごし方やプレゼントについて、豊富など話すことが盛りだくさんです。年末の機会に、積極的に英会話を楽しんでみましょう。