TOEICを受験する前に「自分の実力がどのくらいなのか知りたい」「できれば無料で模試を受けたい」という方は多いはずです。
実はTOEICには、本番に近い形式で無料練習できるサイトや模試 が多数存在します。
うまく使えば、
- 本番の時間配分が身につく
- 弱点が一瞬でわかる
- パートごとの実力が正確に把握できる
といったメリットがあり、初心者〜中級者は必ず活用すべき学習ツールです。
この記事では、無料で使えるTOEIC模試・問題集・練習サイト をまとめて紹介し、効果的な使い方まで解説します。
TOEIC無料模試で実力チェック|本番前に必ず受けたいおすすめ模試

TOEIC無料模試の最大のメリットは「本番形式で自分の実力がわかること」です。
特に以下に当てはまる人は、必ず一度無料模試を受けておきましょう。
- 初めてTOEICを受ける
- 今のスコアがどれくらいか知りたい
- 時間配分に不安がある
- リスニングが難しく感じる
TOEICはリスニング45分+リーディング75分の合計120分ですが、本番は一度も停止できません。
無料模試で「一発勝負の感覚」に慣れておくと本番で焦らず解けます。
以下は、本番に近い無料模試サイトの定番です。
ETS TOEIC Program(公式サンプル問題)
最も本番に近いクオリティ。
音声・問題形式・難易度が本試験とほぼ同じため、最初に必ず受けたい無料模試 です。
Exam English
Part1〜Part7まで揃っており、解答後に即採点されるのが強み。
リーディングの実力チェックに最適。
過去問.com
Part1・2・5・6が無料で解ける。
「付箋メモ機能」「間違えた問題だけ再出題」「途中再開」など学習向けの機能が豊富。
無料模試は適当に解くものではなく、
- 本番と同じ120分で通し
- 途中停止なし
- 最後に復習までセット
で使うことで最大の効果を発揮します。
TOEIC練習問題を無料で解く方法|初心者〜中級者向けサイトを厳選

無料の練習問題は「弱点を発見する」「短時間で実力をつける」のに最適です。
特に以下の人におすすめです。
- 英語にブランクがある
- どこから勉強すればいいかわからない
- パート別の対策をしたい
- スキマ時間で勉強したい
TOEICはパートごとに問われる力が大きく違うため、まずは 「苦手パート」を把握することが大切です。
以下は、無料で練習できる信頼性の高いサイトです。
Part1〜Part7を網羅的に解けるサイト
パート構成が豊富で、短時間で苦手が見つかります。
リスニング特化サイト
音声スピード調整やディクテーション機能があり、初心者でも学習しやすい作りです。
文法(Part5)を強化できるサイト
Part5はリーディングの基礎力と直結するため、500〜700点を目指す人に必須のトレーニングです。
無料サイトの最大のメリットは「いつでも、どこでも、すぐに始められること」。
特にTOEIC学習の序盤は、無料問題で英語の感覚を取り戻すのがカギとなります。
TOEIC無料テストサイト5選|音声付き・解説付きで実力が伸びる
無料でTOEICの練習をしたい人向けに、信頼性が高く使いやすいサイトをまとめました。
それぞれの メリット・デメリット をセットで紹介します。
1. ETS TOEIC Program(公式サンプル問題)
メリット
- 最も本番に近いクオリティ
- 音声・問題形式が本試験とほぼ同じ
初心者の最初の実力チェックに最適
デメリット
- 問題数が少ない
- 模試としてのボリュームはやや物足りない
最初の1回はここからスタートするのがおすすめです。
2. Exam English(海外サイト)
メリット
- Part1〜7まで全パート網羅
- 解答後すぐに正解表示
- 難易度がTOEICに近い
デメリット
- 英語表記のみ(操作に慣れが必要)
時短で実力を知りたい人に最適です。
3. 過去問.com(パート別特化)
メリット
- 付箋・途中再開・誤答チェックなど機能が豊富
- Part1・2・5・6の対策に強い
- 解説が丁寧で初心者向け
デメリット
- Part3・4・7は掲載なし
- リスニング音声は非対応
パート別で弱点を潰したい人におすすめです。
4. 英語リスニング無料学習館
メリット
- Part1が50問、Part2が100問の豊富な問題数
- 音声の速度調整・ループ再生が可能
- ディクテーション練習パートあり
デメリット
- リーディング問題は扱っていない
リスニングの基礎を固めたい初心者にぴったりです。
5. EnglishTestStore
メリット
- 問題量が圧倒的に多い
- 分野別に検索可能
- スキマ時間の学習に最適
デメリット
- 本番に比べ難易度がややバラつくことがある
問題を大量に解きたい人に向いています。
TOEIC模擬試験を無料で受ける方法|本番の120分を再現しよう

「無料だからクオリティが低い」と考える必要はありません。
無料模試でも、本番同様の得点感覚・時間感覚をつかむことは可能です。
本番と同じように模試を受けるには、次の条件を揃えるのがポイントです。
本番と同じ条件で模試を受ける3つのコツ
①リスニング45分+リーディング75分を必ず守る
途中で止めたり巻き戻したりすると、模試の意味が半減します。
②リスニングは一発勝負で
音声の聞き直しは不可。
TOEICの難しさは「聞き直しできないこと」なので、練習段階から設定しておきましょう。
③集中環境で解く
電車や何かをしながらで解くと、集中が維持できず誤差が出ます。
最低1回は自宅の机に向かって落ち着いて受験しましょう。
TOEIC模擬試験を使った無料勉強法
無料模試で最も差がつくのは「復習の質」です。
次の3周学習法を実践すると、模試1回から得られる効果が劇的に高まります。
【1周目】時間を計って本番形式で解く(腕試し)
→ 苦手パートを把握するのが目的。
【2周目】間違えた問題だけ解き直す(弱点の発見)
→ スクリプト・解説を読んで原因分析。
【3周目】解き方を意識して再度挑戦(正しいフォームを定着)
→ 時間配分・問題の読み方を体で覚える。
無料模試は繰り返すことで効果が最大化します。
TOEIC無料問題集まとめ|初心者が使うべき教材と学習ルート
無料教材はTOEICの“入口”として最適ですが、
最終的にスコアを伸ばすには 公式問題集(有料)との併用が不可欠です。
無料 → 有料 の理想的な学習ルート
① 無料問題集(基礎固め)
試しに解いてみる
↓
弱点を発見
↓
苦手パートの把握
② 公式問題集Vol.12(実力定着)
最新の出題傾向に対応
↓
リスニング音声が本番と同じ
↓
2〜3周すると得点が安定する
③ 究極の模試600問(実戦強化)
本番よりやや難しめで腕試しに最適
↓
解説が非常に丁寧で、学習効率が高い
この順序で学習すると、無料教材だけでは得られない「実践力」が身につきます。
無料教材はコストゼロで始められる反面、「体系的に学べない」「問題のレベルが一定でない」といった弱点もあります。
そこで、多くの学習者が併用しているのが オンライン講座「TOEIC® L&Rトレーニング」 です。
1回5〜10分で完結し、スマホ・タブレット・PCで全7パートを学べるため、無料教材で見つけた弱点を効率よく補強できます。
まとめ
TOEICの無料模擬テストや練習問題は、
コストをかけずに実力を伸ばせる最強の学習ツールです。
無料サイトで弱点を把握
↓
公式問題集で本番形式に慣れる
↓
模試で総仕上げ
という流れで学習すると、TOEICのスコアは確実に伸びていきます。
無料で始められる今こそ、TOEIC対策をスタートする絶好のタイミングです。
自分に合った問題サイトを使いながら、少しずつ実力を積み上げていきましょう。

