「TOEICの午後試験って何時から?」「午前と午後は何が違うの?」
初めてTOEICを受験する人が必ず迷うポイントが 試験の時間帯です。
TOEIC公開テストは、同じ日に 午前(AM) と 午後(PM)の2回実施されますが、
実はこの2つ、試験内容も難易度も採点方式も完全に同じなんです。
異なるのは「開始時刻」と「当日の動き方」だけです。
しかし、時間帯の違いによって
- どちらが集中しやすいか
- 遅刻リスクはどちらが高いか
- 社会人に向いているのはどちらか
- 試験前の過ごし方がどう変わるか
など、意外とスコアに影響するポイントが変わってきます。
特に午後試験は 終了時間が17時15分頃になるため、生活リズムやコンディション管理が重要です。
この記事では、公式情報(IIBC)をもとに
- 午前・午後の試験時間
- 受付時間と集合時間
- どちらを選ぶべきかの判断基準
- 当日のスケジュールと注意点
を、TOEIC初心者にもわかりやすく徹底解説します。
「午前と午後、どっちに申し込めばいいか迷う…」という方は、この記事を読むだけで迷いがなくなり、当日も安心して受験できます。
TOEIC® L&Rトレーニングなどスキマ時間で学べるオンライン講座の活用タイミングについても触れつつ、効率的な準備方法まで紹介します。
それでは、TOEICの午前・午後の違いから詳しく見ていきましょう。
TOEIC午前試験の時間|開始・終了・受付の流れを解説

TOEIC公開テストの午前(AM)回は、以下のスケジュールで実施されます。
【TOEIC 午前試験(AM)】
- 受付開始:9:25~
- 試験の説明・音テスト:9:55
- 試験開始:10:20
- 試験終了:12:20
- 退室可能:12:35頃
午前試験のメリットは、コンディションが良い状態で受験できること。
脳が最も働きやすい時間帯のため、集中しやすく、スコアが安定しやすい傾向があります。
逆にデメリットとしては、
- 朝が弱い人にはきつい
- 受付締切に間に合わないと受験不可
という点が挙げられます。
しかし、午前は終了後の時間がたっぷりあるため、
午後は復習+次回に向けた学習時間に充てられるのが大きな利点です。
通勤・通学前のスキマ時間で学習できるオンライン講座「TOEIC® L&Rトレーニング」なら、受験直前の総仕上げや受験後の復習にも便利です。
TOEIC 午前・午後どっちがいい?|あなたに合う受験時間を診断

午前と午後、どちらを選んでも試験内容・難易度・採点方式は完全に同じです。
違うのは時間帯だけですが、受験者の生活リズムによって最適な時間は変わります。
午前試験がおすすめな人
- 朝が強い
- 集中力のピークが午前中
- 試験が終わったら午後の時間を自由に使いたい
- 試験前に疲れたくない
午前回は、特に 学生・社会人の安定スコア狙い に最適。
午後試験がおすすめな人
- 朝が弱い
- 遅刻のリスクを減らしたい
- 午前に復習して万全の状態で臨みたい
- 朝の支度がゆっくりの方が安心
- 午後の方が集中力が高いタイプ
午後は、朝が苦手な人や午後に集中力が高まる人にとってベストな時間帯と言えるでしょう。
TOEIC 午前・午後の違い|知っておくべきポイントまとめ
TOEICの午前・午後には、以下のような違いがあります。
| 項目 | 午前 | 午後 |
| 試験開始時間 | 10:20 | 15:00 |
| 終了時間 | 12:20 | 17:00頃 |
| 受付締切 | 9:55 | 14:35 |
| 集中しやすさ | 高い人が多い | 個人差あり |
| リスク | 朝の遅刻 | 疲れが出やすい |
| おすすめタイプ | 朝型・学生 | 夜型・社会人 |
特に午後試験は終わりが17時15分になるため、脳の疲労が出やすいという点に注意しましょう。
TOEIC試験当日スケジュールの詳細
TOEIC LR公開テスト当日の流れは以下の通りです。
【受付 → 受験まで】
- 受付開始
- 本人確認(写真付き身分証が必須)
- 受験票チェック
- 机に着席
- 注意事項説明
- 音テスト
- 試験開始
試験自体は2時間ですが、その前に試験の説明やリスニングテストの音量チェックなどがありますので、
試験前にトイレを済ませておくこと、水分を摂りすぎないことがポイントです。
【試験 → 終了】
- リスニング(45分)
Part1〜4 - リーディング(75分)
Part5〜7 - 問題回収・退出準備(約15分)
- 解散
【遅刻すると受験不可】
遅刻による入室は「一切認められていません」。
午前でも午後でも、受付締切に1分でも遅れると申し込みが無効になります。
遠方の会場は時間に余裕を持ちましょう。
受付時間終了までに受付にお越しいただけない場合は受験できません。
また、その際の受験料は返金できませんので、お時間に余裕をもってお越しください。なお、交通機関の大幅な遅延や運休による影響があった場合は、試験当日の15:30までにIIBC試験運営センターまでお電話でご連絡ください。
ただし、会場によっては受付時間を多少過ぎても入場が可能なケースもあるようです。
数分程度の遅刻であれば諦めずに会場に向かいましょう。
TOEIC集合時間|何分前に行けばいい?
結論、最低30分前到着が安全です。
理由:
- 受付が混む日がある
- 建物や部屋が分かりにくい会場が多い
- トイレが長蛇の列になる
午前なら9:25、午後なら14:05頃には会場入りしておくと安心です。
TOEIC 午前・午後どちらが高得点?|スコアに差はある?

結論:午前・午後でスコアの有利不利は全くない。
試験問題は毎回異なり、採点方式は統計処理されるため、
「午後の方が難しい」「午前のほうが高得点が出やすい」
といったことはありません。
実際、公式機関(IIBC)も時間帯によるスコア差は確認していません。
ただし集中力のピークは人によって異なるため、
生活リズムに合わせた方が結果的にスコアは上がりやすくなります。
TOEIC本番に向けた準備|前日・当日のチェックリスト

前日に準備するもの
- 受験票(写真貼付済み)
- 写真付きの身分証
- 時計
- 鉛筆・消しゴム
- 上着(会場は寒暖差が大きい)
- 水分(試験中は飲めない)
当日の注意点
- スマホは電源OFF(電源ONは失格)
- 途中退出不可
- 試験中の私語・メモは禁止
- 受付締切厳守
- 問題用紙への書き込み禁止
- 問題冊子の持ち帰り不可
TOEIC午前・午後スタート直前の対策は?
直前のインプットに最適なのがオンライン講座 「TOEIC® L&Rトレーニング」 です。
- 1回5〜10分でサクッと学べる
- 全7パートをバランスよく学習できる
- 午前試験前のウォームアップとして最適
- 午後試験前の弱点チェックにも使える
「朝に弱い」「会場まで移動が長い」など状況が異なっても、
スキマ時間で仕上げができるため、非常に効率が良いです。
まとめ
「午前と午後、どちらを選べばいいのか」という悩みを持つ方にとって、最も大切なのは自分の生活リズム・集中できる時間帯・移動・準備時間を先に考えることです。
試験そのもの(問題内容・採点方式)は午前・午後でまったく同じであるため、時間帯の違いに左右されるものは「自分のコンディション」と「当日起こりうるリスク」です。
午前試験を選ぶメリット
- 朝の頭が冴えている方は、集中力が高く安定する傾向あり
- 試験終了後、午後を自由時間・復習時間にできる
- 会場までの移動・受付までの時間が早めに終わるため、安心感あり
午後試験を選ぶメリット
- 朝が苦手・準備に時間が必要な方にとって余裕あり
- 午前に最終確認(模試・問題演習)をしてから臨むことが可能
- 受付締切(14:35)まで比較的時間があるため、朝のトラブルを回避しやすい
注意すべき点
- 午前は早起き・移動などで疲れが出る可能性
- 午後は昼食後の眠気や会場環境(暖房・冷房・疲労)で影響を受けやすい
- いずれも「受付時間に遅れたら受験できない」という厳しいルールあり(午前9:55/午後14:35)

