オンライン英会話を始める際、多くの人が最初に出会うのが「フィリピン人講師」です。実際、日本国内の主要オンライン英会話サービスの多くがフィリピン人講師を採用しています。
「フィリピン英語って訛りがあるの?」「ネイティブと比べてフィリピン講師って大丈夫?」と不安に感じる人もいるかもしれません。しかし、実際にはフィリピン人講師は世界的にも高い評価を受けており、日本人学習者との相性も非常に良いと言われています。
この記事では、フィリピン人講師の特徴やおすすめオンライン英会話、ネイティブ英語との違いまで詳しく解説します。

この記事の3行まとめ(AI要約)

  • フィリピン英語は多少の特徴はあるものの、クリアで聞き取りやすく初心者との相性が良いため、「ネイティブの速すぎる英語」より学習しやすいと感じる日本人学習者も多い。
  • 大手各社はフィリピン人講師を採用率1〜5%程度の厳しい基準で選抜・研修しており、講師品質の安定しているレアジョブ・QQ English・Kiminiが特に評判が高い。
  • 初心者〜中級者はフィリピン人講師、上級者や自然表現を重視する場合はネイティブ講師という使い分けが効果的で、目的に合わせてサービスを選ぶことが上達の近道。

オンライン英会話のフィリピン人講師比較

まずは、フィリピン人講師が人気の主要オンライン英会話サービスを比較してみましょう。

サービス 特徴 月額目安(税込) 向いている人
レアジョブ 講師品質が安定 7,980円〜
毎日25分プラン
初心者・社会人
QQ English 正社員講師中心 14,980円〜
月30回コース
発音重視
Kimini英会話 教材が体系的 4,840円〜
ウィークデイプラン(平日限定)
学生・初心者
ネイティブキャンプ 回数無制限 7,480円〜
プレミアムプラン(無制限)
話す量重視
Bizmates ビジネス特化 14,850円〜
毎日25分プラン
社会人

※各社キャンペーンにより価格は変わる場合があります。最新料金は各サービスの公式サイトでご確認ください。

なお、各サービスとも回数制のプランはより低価格でご利用いただけます。上記はいずれも定額で受講できるプランの料金を記載しています。

フィリピン人講師の特徴として共通しているのが、「フレンドリーで教え方が丁寧」という点です。
特に日本人は英語を話すことに苦手意識を持つ人が多いため、優しく会話をリードしてくれるフィリピン人講師は非常に相性が良いとされています。
また、フィリピンは英語が公用語の一つであり、学校教育でも英語が広く使われています。そのため、英語力そのものは非常に高い講師が多いです。
一方で、サービスによって講師管理体制には差があります。
たとえばQQ Englishは講師を正社員雇用しており、トレーニング制度が非常に厳格です。そのため、講師品質が安定しやすいと言われています。
レアジョブも英語講師の採用率が低く、講師教育に力を入れていることで有名です。

フィリピン人講師の英会話の訛り

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オンライン英会話を検討する際、多くの人が気にするのが「フィリピン英語の訛り」です。
結論から言うと、多少の特徴はあるものの、フィリピン英語は初心者が過度に心配する必要はほとんどありません。
フィリピン英語には、以下のような傾向があります。

  • 「F」と「P」の発音が近くなる場合がある
  • 「V」と「B」が少し似ることがある
  • アメリカ英語寄りの発音が多い
  • 全体的にゆっくり話す講師が多い

ただし、オンライン英会話大手では、発音トレーニングを受けている講師が多く、以前よりかなり聞き取りやすくなっています。
特に初心者にとっては、「ネイティブ特有の速すぎる英語」よりも、フィリピン人講師の聞き取りやすい英語のほうが学習しやすい場合もあります。
実際、日本人学習者の中には、「ネイティブよりフィリピン人講師のほうが安心して話せる」という声も少なくありません。
もちろん、ネイティブ特有の自然表現や細かいイントネーションを学びたい場合は、最終的にネイティブ講師とのレッスンも有効です。
しかし、英会話初心者〜中級者の段階では、フィリピン人講師でも十分実践的な英語力を伸ばせます。

オンライン英会話のフィリピン人おすすめ

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ここでは、フィリピン人講師が特に評判の良いオンライン英会話を5つ紹介します。

🥇 1位:レアジョブ

フィリピン人講師の質の高さで有名なのがレアジョブです。
採用率が低く、講師教育も徹底されているため、初心者でも安心して受講できます。
また、日本人カウンセラーによる学習相談もあり、英語学習を継続しやすい環境が整っています。
ビジネス英会話教材も充実しているため、社会人にも人気があります。

🥈 2位:QQ English

QQ Englishは、フィリピン現地で語学学校も運営しているサービスです。
最大の特徴は「講師全員が正社員」という点です。
多くのオンライン英会話では講師が業務委託ですが、QQ Englishは正社員雇用によって品質管理を徹底しています。
また、カランメソッド正式認定校としても有名です。カランメソッドとは、イギリスで開発された「通常の4倍の速さで英語が習得できる」と称される学習法です。

🥉 3位:Kiminiオンライン英会話

学研グループ運営のKimini英会話は、初心者向け教材が非常にわかりやすいことで人気です。講師も優しく丁寧な人が多く、子どもや学生にも向いています。

「英会話が初めて」で具体的に何を学ぶべきかよく分からないという人には、Kiminiオンライン英会話は、非常に始めやすいサービスです。2026年5月下旬現在、118コースが用意されており、自分にあったコースを選ぶようにしましょう。

4位:ネイティブキャンプ

ネイティブキャンプは、レッスン回数無制限が魅力です。
フィリピン人講師も多数在籍しており、英語を大量に話したい人に向いています。
予約不要で受講できるため、スキマ時間学習にも便利です。

5位:Bizmates

Bizmatesはビジネス英語特化型サービスです。
フィリピン人講師中心ですが、ビジネス経験者が多く、実践的な英語を学びやすい特徴があります。仕事で英語を使う社会人には非常に人気があります。

オンライン英会話のフィリピン人講師の採用基準

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オンライン英会話各社は、フィリピン人講師を厳しい基準で採用しています。
一般的な採用基準としては、次の項目がチェックされます。

  • 英語力
  • 発音
  • コミュニケーション能力
  • 指導力
  • インターネット環境

特に大手サービスでは、採用率1〜5%程度と言われることもあります。
採用後も、次の作業を行い、品質維持に力を入れています。

  • 発音トレーニング
  • 指導研修
  • 模擬レッスン
  • 定期評価

また、日本人向けオンライン英会話では、「英語初心者への対応力」が非常に重視されます。
フィリピン講師は、単に英語が話せるだけでなく、次のようなスキルが重要視されています。

  • ゆっくり話せる
  • 優しくサポートできる
  • 間違いを丁寧に訂正できる

そのため、フィリピン人講師は「英語教師」としての訓練を受けているケースが多いのです。

フィリピン英語とネイティブ英語の違い

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フィリピン英語とネイティブ英語には、いくつか違いがあります。いくつかの観点から、フィリピン英語とネイティブ英語の違いを分析します。

発音

フィリピン英語は比較的クリアで聞き取りやすい反面、一部の子音発音に特徴があります。
ネイティブ英語は自然なリエゾンや英語表現の省略が多く、初心者には聞き取りづらいことがあります。

スピード

フィリピン人講師は学習者に合わせてゆっくり話す傾向があります。
ネイティブは自然なスピードで話すため、実践的ですが難易度は高めです。

表現

ネイティブ講師は、スラングや自然表現に強みがあります。
一方、フィリピン人講師は「わかりやすい標準英語」を使うことが多いです。

初心者との相性

初心者は、フィリピン人講師のほうが安心して話せるケースが多いです。
ネイティブ講師は中級者以上になるとメリットが大きくなります。
つまり、次のような使い分けが理想的だと言えます。

  • 初心者〜中級者 → フィリピン人講師
  • 上級者・自然表現重視 → ネイティブ講師

まとめ

フィリピン人講師は、オンライン英会話業界の中心的存在です。
フィリピン人講師は、英語力が高いだけでなく、次のようなメリットがあります。

  • 優しい
  • 対応が丁寧
  • 初心者対応が上手
  • 料金が安い

特に英会話初心者にとっては、「安心して話せる環境」が非常に重要です。その意味でも、フィリピン人講師は日本人と非常に相性が良いと言えるでしょう。
おすすめオンライン英会話サービスを整理すると、次のようなイメージです。

  • 初心者・総合力 → レアジョブ
  • 発音・品質重視 → QQ English
  • 教材重視 → Kimini英会話
  • 話す量重視 → ネイティブキャンプ
  • ビジネス英語 → Bizmates

まずは、無料体験レッスンを利用し、自分に合った講師やサービスを見つけることが大切です。実際に英語で話してみることで、フィリピン人講師の親しみやすさを実感できるでしょう。

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Keihatsu 英語翻訳者・英語講師・Webライター / Translator & English Instructor & Writer
英語翻訳者・英語講師・Webライターとして活動。早稲田大学教育学部英語英文学科卒、NY大学ALI留学経験あり。通訳翻訳会社での実務経験を経て、2012年よりフリーランスとして翻訳・教育分野で活動。英検1級・技術英検1級を保持し、訳書の出版やビジネス翻訳にも多数携わる。