「SDGsについて英語でさらっとディスカッションできるようになりたい」
「ビジネスシーンで話題になるトピックを、英語で論理的に話せる力をつけたい」
「日常英会話はある程度できる。次は英語の瞬発力と知性を同時に鍛えたい」
英語中上級者が次のステージを目指す上で、「難しい話題について英語で意見を言う力」は一つの大きな壁です。単語は知っている、文法も分かる、でも社会問題について英語でとっさに意見が出てこない。このもどかしさを感じたことがある方に、今回レビューするコースは刺さるかもしれません。
今回はKimini英会話の「SDGsコース」を実際に受講し、英語講師として17年間・2000人以上の生徒を指導してきた立場から、レッスンの内容・難易度・学習効果を正直にレビューします。
この記事の3行まとめ(AI要約)
- Kimini英会話「SDGsコース」は、SDGsの17の目標を題材に知識のインプットと英語アウトプットを同時に鍛えられる上級者向けコース。
- リスニング・写真描写・並べ替え・ディスカッションと多様な形式で構成され、社会問題について英語で意見を述べる瞬発力が鍛えられる。
- 世界情勢の知識と自分の意見を持っていることが前提となるため、日常英会話に慣れた上級者・大人向けの実践的なコースといえる。
Kimini英会話とは
Kimini英会話は、80年以上の教育実績を持つ学研グループが運営するオンライン英会話サービスです。講師は英語を第二言語として習得したフィリピン人の方々で、丁寧で質の高い指導に定評があります。160以上の多彩なコースから目的やレベルに合わせて選べるのが魅力で、全国の教育機関での導入実績も多く、信頼性の高いサービスです。
レッスン紹介 
今回受講したのは「SDGsコース」です。SDGs(持続可能な開発目標)の17のゴールを題材に、世界各国の現状や目標達成に向けた取り組みを英語で学びながら、自分の意見を英語で述べてディスカッションするコースです。知識のインプットと英語によるアウトプットを同時に鍛えられる、上級者向けの実践的なコースです。
レッスンの内容
「SDGsコース」では、SDGsの17の目標それぞれについて、各国の現状や取り組みを講師と一緒に学びます。
このコースを通じて、以下のことができるようになります。
- 「貧困」「教育」「ジェンダー平等」などの社会問題について世界各国の現状を英語で語れる
- 「地球温暖化」「エネルギー問題」「海洋汚染」などの環境問題に関する取り組みを英語で紹介できる
- それらのテーマについて自分の意見を英語で論理的に述べられる
レッスン一覧
| Topic | タイトル | 内容・特徴 |
|---|---|---|
| Topic 1 | SDGs (Sustainable Development Goals) | SDGsの17の目標について講師と会話を行う。 |
| Topic 2 | 貧困をなくそう1:アフリカ大陸 | SDG 1「貧困をなくそう」についてアフリカ大陸をテーマに、語彙・フレーズの学習や講師との会話を行う。 |
| Topic 3 | 貧困をなくそう2:日本 | SDG 1「貧困をなくそう」について日本をテーマに、語彙・フレーズの学習や講師との会話を行う。 |
| ・・・ | ・・・ | ・・・ |
| Topic 48 | 平和と公正をすべての人に2:ブルキナファソの再建 | SDG 16「平和と公正をすべての人に」についてブルキナファソの再建をテーマに、語彙・フレーズの学習や講師との会話を行う。 |
| Topic 49 | 平和と公正をすべての人に3:ノルウェーの刑務所 | SDG 16「平和と公正をすべての人に」についてノルウェーの刑務所をテーマに、語彙・フレーズの学習や講師との会話を行う。 |
| Topic 50 | パートナーシップで目標を達成しよう | SDG 17「パートナーシップで目標を達成しよう」について、語彙・フレーズの学習や講師との会話を行う。 |
レッスンの流れ
| ステップ | 内容 |
|---|---|
| 1. セクション1(リスニング) | トピックに対するある国の現状を講師が英語で説明する。予習で学んだ語彙やフレーズを聞き取り、理解できるようにする。 |
| 2. セクション2(写真描写問題) | 各国の取り組みを写真で見ながら学習する。写真の描写説明を通じて、「詳しく・正確に説明する力」を養う。 |
| 3. セクション3(並べ替え問題・スピーキング問題) | 学んだ内容をもとに並べ替え問題を行い、文法的・意味的に正しい文章を構成する力を養う。その後、関連する質問に対して自分の意見を英語で述べる練習をする。 |
| 4. セクション4(ディスカッション) | 学習した内容に関する質問に「賛成」または「反対」の立場で意見を述べ、その理由を説明する。内容に応じて講師との簡単なディスカッションも行う。 |
レッスンレビュー

今回はTopic 1「SDGs (Sustainable Development Goals)」を受講した感想をお伝えします。
率直な感想
SDGsに関する知識を英語でインプットできたのが有意義でした。SDGsについては「なんとなく知っている」という状態の方が多いと思います。私自身も曖昧に理解していた部分があり、英語で学ぶことで知識の整理と英語学習を同時に進められた点が非常に良かったです。
上級者・大人向けのコースだと感じました。SDGs関連の英単語の知識・まとまった英語を聞き取るリスニング力・瞬時に意見を構成して発話する力が求められます。これらが揃っていない状態で受講すると、英語の学習というよりも内容の理解に追われてしまう可能性があります。英語総合力をしっかりつけた上で臨むのが前提のコースです。
楽しかったところ
アウトプット中心の設計で、たくさん発話できました。このコースで最も強く感じたのは「英語の瞬発力が鍛えられる」という点です。日常英会話と違い、ビジネスやニュースのトピックを扱うため、「自分が知っていること・考えていること」をとっさに英語で表現する必要があります。この体験は日常会話レベルの練習では得にくいものです。
自分の知識と英語力の殻を破れるような感覚がありました。「SDGsについて英語で意見を言えた」という成長実感は、単なる会話練習とは質の異なる達成感です。ビジネスシーンや社会問題に関するトピックで英語を使うことに慣れていきたい方にとって、このコースは非常に良い刺激になります。
難しかった点・受講生がつまずきそうなポイント
内容が難しく、上級者向けです。SDGsについてある程度知識があり、かつ「自分なりの意見」を持っている人でないと、話題についていくのが難しい場面が出てきます。英語力だけでなく「世界情勢についての知識と自分の考え」が前提として必要です。
意見を言おうとすると単語が出てこない・文章が崩れるという場面が出やすいです。これはこのレベルのコースを受講する方が共通して直面する壁です。意見の内容は頭の中にあるのに、英語にした瞬間に崩れてしまう体験は、上級者でも起きます。
講師の修正スタイルにも注意が必要です。「端的に説明すると〇〇です」「今のは〇〇と言えます」というように、生徒の発言をその場でより自然な英語に言い換えてもらえる講師と出会えると、学習効果が大きく変わります。上級者向けのコースだからこそ、講師選びは特に重視してください。
保護者目線での考察|向いている人・向いていない人
「SDGsコース」を受講してみて、このコースが向いている人、向いていない人について話します。
このコースが向いている人
英語の瞬発力を上げたい方。日常会話はこなせるようになったけれど、社会問題や抽象的なテーマについて英語でとっさに意見が出てこないという方に特におすすめです。このコースの設計はまさにその課題を解決するためのものです。
英語で知見を広げたい方。SDGsという現代の重要テーマを英語で学ぶことで、知識と語学力を同時に向上できます。ビジネスシーンで「SDGsについて英語で話せる」というスキルは、実際の仕事の場でも大きな強みになります。
このコースが向いていない人
世界情勢についての知識が浅い方。日本語でSDGsがどういうものかを知っておくことが必要です。ただし最近では小中学生でも学校の調べ学習でSDGsに触れている子が増えています。英語の基礎力がある子どもがチャレンジしてみることは十分ありだと思います。
まとめ
「SDGsコース」を体験して感じたのは、日常英会話の次のステージを目指す上級者が「英語の瞬発力」と「知見の幅」を同時に鍛えられる、他にはない実践的なコースだということです。
- SDGsの17のゴールを題材に、リスニング・スピーキング・ディスカッションを実践的に鍛えられる
- 「知識のインプット+英語でのアウトプット」が1レッスンで両立する設計
- 日常会話では得られない「社会問題について英語で論じる」体験が積める
- ビジネスシーンや知的な会話の場で即戦力になる表現力が身につく
- 写真描写・並べ替え・ディスカッションと多様な形式で英語力を多角的に強化できる


