英検準1級に挑戦して不合格になったとき、私はかなり落ち込みました。
準2級までは比較的スムーズに合格できたのに、準1級の壁は想像以上に高かったのです。
しかし、不合格の結果を丁寧に振り返るうちに、「これをやめていたら、もっと早く合格できていたかもしれない」という勉強習慣がいくつも浮かび上がってきました。
今回は、実際に私が経験した無駄な勉強習慣を11個まとめます。
同じように準1級で苦戦している人の参考になれば幸いです。
この記事の3行まとめ(AI要約)
- 完璧主義な勉強法をやめることで、単語の周回や過去問演習の効率が大きく上がる。
- 苦手分野(リスニング・ライティング)を後回しにしないことが、準1級合格には欠かせない。
- 教材を絞り込み、見直しの質を高めることで、無駄な勉強時間を削減できる。
1. 覚えられない単語にいつまでもこだわる

単語帳を開いて、どうしても覚えられない単語に何度も時間をかけていました。
「この単語を完璧にしないと次に進めない」と思い込み、1つの単語に固執する日々。でも、振り返るとこれは非効率でした。
単語帳は周回を重ねることで、自然と定着率が上がります。
1周目で全部覚えようとせず、わからないものはマークして次へ進み、2周目、3周目で繰り返す方が、圧倒的に効率が良かったのです。
完璧主義を捨てて周回を優先すべきでした。
2. 単語をひたすら書いて覚える
学生時代の感覚で、ノートに単語を何行も書き写して覚える方法を続けていました。
手が疲れるまで書くことで「勉強した気」になっていましたが、実際には書く行為自体に時間を取られすぎていました。
英検準1級レベルの単語は量が多く、書いて覚えるだけでは時間が足りません。
音声を聞きながら口に出したり、例文の中で使ったりする方が、記憶に残りやすいと後から気づきました。
手を動かす時間を、もっと実践的なインプットに回すべきでした。
3. 2級の単語が曖昧なまま準1級の単語を覚える
私は2級を受けた経験がなく、準2級からいきなり準1級に挑戦しました。
そのため、準1級用の単語帳ばかりに目が行き、2級レベルの基礎単語が曖昧なまま進んでしまったのです。
試験本番で「あれ、この単語、基本的なはずなのに意味がパッと出てこない」という場面が何度もありました。
準1級の難単語を覚える前に、2級の単語をしっかり固めておくべきでした。
土台がしっかりしていないと、上に積み上げた知識も不安定になります。
2級を持っている人でも、受験から長く時間が経っているなら、単語を軽く復習してから準1級の勉強に移ることをオススメします。
4. 勉強時間が足りない(甘くみる)

「毎日1時間やれば大丈夫だろう」と、勉強時間を甘く見積もっていました。
実際には、準1級は語彙・読解・リスニング・ライティングとバランスよく対策が必要で、1日1時間では到底足りません。
特に仕事や学校がある中で、スキマ時間を活用しきれず、結果的に総勉強時間が不足していました。
合格者の話を聞くと、最低でも1日2〜3時間は確保している人が多かった印象です。
時間を過信せず、現実的なスケジュールを組むべきでした。
5. 長文は日本語に訳しながら解く
長文問題を解くとき、一語一句日本語に訳しながら読んでいました。
丁寧に理解しているつもりでしたが、時間がかかりすぎて本番では最後まで読み切れないことが多々ありました。
準1級の長文は情報量が多く、訳しながらの精読では制限時間内に処理しきれません。
英語のまま大意をつかむ練習や、パラグラフごとの要点を把握する読み方に切り替えるべきでした。
日本語訳に頼る癖を早く直していれば、もっと得点が伸びていたはずです。
6. 得意分野ばかりやってしまう
単語や読解など、自分が得意でやりやすい分野ばかりを優先して勉強していました。
苦手な分野をしっかり把握せず、「今日もやりたいことをやろう」というスタイルが続いてしまったのです。
結果、得意分野はさらに伸びる一方で、苦手分野が足を引っ張る形になりました。
模試の結果を冷静に分析し、弱点をリストアップして計画的に取り組むべきでした。
やりたいように勉強するのは楽ですが、合格への最短ルートではありません。
7. リスニング対策をせず感覚だけで解こうとする
リスニングは「なんとなく聞けばわかるだろう」と考え、初回受験時は特別な対策をほとんどせずに本番を迎えました。
日常的に英語を聞く習慣はあったものの、試験特有のスピードや問題形式に慣れていなかったのです。
感覚だけに頼ると、聞き取れない部分でパニックになり、正答率が下がります。
過去問を使って音声を繰り返し聞き、ディクテーションやシャドーイングを取り入れるべきでした。
リスニングは対策次第で確実に点が伸びる分野なのに、それを怠ったのが反省点です。
8. ライティングの勉強をなんとなく後回しにする
ライティングは「本番でなんとかなる」と思い、つい後回しにしていました。
他の分野に時間を取られ、ライティングの練習はほとんどしないまま試験当日を迎えたのです。
実際には、構成や語彙の使い方、時間配分など、事前に練習しておかないと安定した点が取れません。
毎日少しでも書く習慣をつけ、添削を受けるなどして対策を早めに始めるべきでした。
後回しにしたツケが、そのまま不合格につながったと感じています。
9. 過去問をゆっくり時間をかけて解く

過去問を解くとき、最初のうちは時間を気にせず丁寧に取り組んでいました。
それは基礎固めとしては良いのですが、最終的には時間を測って制限時間以内で解く練習が必要です。
私は最後まで「ゆっくり解く」スタイルを続けてしまい、本番で時間が足りなくなる事態に陥りました。
本番と同じ条件で解く訓練を、試験直前だけでなく、ある程度の段階から取り入れるべきでした。
スピードと正確さの両立は、意識的な練習でしか身につきません。
10. 過去問を解いて満足して見直しをいい加減にする
過去問を解き終わると、「やった感」で満足してしまい、見直しを適当に済ませていました。
間違えた問題の解説をざっと読むだけで、なぜ間違えたのかを深く分析せず次に進んでしまったのです。
これでは同じミスを繰り返しやすくなります。
見直しの時間をしっかり確保し、間違えた原因をノートにまとめたり、関連知識を補強したりする習慣を持つべきでした。
解くこと自体より、見直しの質が合格を左右すると痛感しています。
11. 参考書を何冊も買って「教材沼」にハマる
評判の良い単語帳や問題集、ライティング対策本を見つけるたびに「これも良さそう」と次々に購入していました。
結局、どれも途中までしか終わらせられず、本棚に積み上がるばかり。
教材を選ぶ時間や比較する時間までも勉強時間を圧迫していました。
振り返ると、これは典型的な「教材沼」です。
準1級は扱う量が多いので、複数の教材を並行すると知識が分散し、どれも中途半端な理解で終わってしまいます。
単語帳・過去問・ライティング・面接対策をそれぞれ1冊に決め、それを何度も周回・分析する方が、はるかに効率的で定着も早かったのです。
教材を増やす前に、今ある1冊を使い切る習慣を持つべきでした。
まとめ
今回は、英検準1級の勉強で無駄だったもの・反省点11個を紹介しました。
- 覚えられない単語にこだわる
- 単語を書いて覚える
- 2級の単語が曖昧なまま勉強
- 勉強時間が足りない
- 長文を日本語に訳しながら解く
- 得意分野ばかりに偏って勉強
- リスニングを感覚だけで解こうとする
- ライティング対策を後回しにする
- 過去問をゆっくり解く
- 解いた問題の見直しをいい加減にする
- 参考書を買いすぎる
これらの習慣を一つひとつやめていった結果、何度目かの再挑戦では無事に準1級に合格できました。
不合格は悔しい経験でしたが、「何をやめるべきか」を明確にしてくれた貴重な機会でもありました。
もし今、準1級の勉強で思うように結果が出ていない人がいたら、自分の習慣を一度見直してみてください。
無駄を削るだけで、合格への道はぐっと近くなります。
