「雪だるま」作り、楽しいですよね。

雪が降ったときだけ作れる特別感と、最後まで作り上げたときの達成感は、心に残る素敵な体験です。

この雪だるま作りは、雪が積もる国なら世界共通にある習慣です。

今回は、「雪だるま」の英語表現を、その他関連英単語を合わせてまとめました。

雪だるま作りを誘う英語の言い方や、「雪男」の英単語についてもお伝えします。

「雪だるま」って英語で何ていう?

「雪だるま」って英語で何ていう?

雪だるまは英語で“Snowman”(スノーマン)です。

そして2つ以上だったら、”Snowmen”

Aさん
Wow, that’s a big snowman!
訳)わー、大きな雪だるまだね!
Bさん
I made it all by myself!
訳)一人で作ったんだよ!

 

ちなみに、日本の雪だるまは「だるま」というだけあって、頭・胴体の2段のものが多いですよね。

でも、欧米の雪だるまは3段重ねで作られることが多いんです。

「man」というくらいですから、頭・胴体・足の「人」のイメージに近いのでしょう。

大ヒット映画『アナと雪の女王』に出てくる雪だるまのキャラクター「オラフ」も3段重ねですね。

Aさん
How do you make a snowman?
訳)雪だるまはどうやって作るの?
Bさん
The first step is to make 3 snowballs in different sizes and pile them up.
訳)まずは、違うサイズの3つの雪玉を作って積み重ねるところからだね。

 

この記事を書いている12月初旬、スウェーデンでもちょうど積雪がありました。

翌日の帰り道でさっそく雪だるまをいくつか発見しましたが、やはり全て3段重ねでした。

「雪だるま」がスノーマンなら「雪男」は?

「雪だるま」がスノーマンなら「雪男」は?

それでは、「雪だるま」がスノーマンなら、「雪男」は英語で何といえばいいでしょうか。

日本語が意味する「雪男」は、英語の“yeti”(イエティ)にあたります。

イエティは、ネパール山脈に住むと言わている、未特定の二足歩行の生き物のこと。

「イエティ」という言葉は、現地の民族の言語です。

“Yeti” の “Yah” は岩を意味し、 “Teh” は動物を意味します。

現地では長い間伝説上の生き物でしたが、1887年に足跡が見つけられたとして世界中に広まりました。

Aさん
How does Yeti look like?
訳)イエティってどんな見た目してるの?
Bさん
Yeti is said to be very tall, masculine and has an ape-like face.
訳)背が高くて、筋肉質で、ゴリラみたいな顔をしてるって言われているよ。

 

ちなみに、日本では、東京大学医学部で「日本雪男研究グループ」が結成されました。

毎日新聞社をスポンサーとして、6名の学術探検隊がエベレスト山麓に派遣されるほどでした。

そのためもあってか、日本では「イエティ」という言葉を知っている人も多いのではないでしょうか。

「雪だるま作ろう!」って英語で何ていう?

「雪だるま作ろう!」って英語で何ていう?

さて、皆さんなら「雪だるま作ろうよ!」を英語でどう表現しますか?

ここでまた、映画『アナと雪の女王』の話に戻ります。

『アナと雪の女王』は、姉妹の物語です。

姉妹は幼い頃は2人で仲良く遊んでいました。

ところがその後、ある理由で姉は部屋に閉じこもったままになってしまいます。

妹は一緒に遊びたい一心で、姉の部屋のドアをノックして話かけます。

その思いが歌となって演出され、“Do you wanna build a snowman?”というタイトルで有名になりました。

この歌は、英語学習者にとってとても参考になるものです。

その歌詞からとった、下記の3行を見てみてください。

  • Do you wanna build a snowman? Let’s go and play?
    (訳)雪だるま作らない?向こう行ってあそぼう?
  • Do you wanna build a snowman? It doesn’t have to be a snowman.
    (訳)雪だるま作らない?雪だるまじゃなくてもいいし。
  • Do you wanna build a snowman? Or ride our bike around the halls?
    (訳)雪だるま作らない?それか、広間の周りを自転車でぐるぐるする?

“Do you want to 〜?” は「〜したい?」という元々の意味から派生し、「~しようよ」とやんわり誘っているニュアンスになります。

上の3つの文からも、「何なら遊んでくれるんだろう」と一生懸命に考える様子がうかがえます。

それから、「雪だるまを作る」は、”make a snowman”よりも、 “build a snowman”という方が一般的です。

「時間をかけて作り上げる」という意味がより明確に伝わるためです。

この様に英語では、イメージをより良く伝えるために「specific(=明確な、はっきり限定された)な単語選び」をする様に意識します。

Aさん
It’s piling up! Do you wanna build a snowman?
訳)積もってるよ!雪だるま作らない?
Bさん
OK..why not? Let’s do that!
訳)うん、そうだね。作るか!

 

「雪だるま」に関連する英単語

「雪だるま作ろう!」って英語で何ていう?

最後に、雪だるまに関連する英単語をご紹介します。

雪だるまの話をする時に出てきそうな単語を選んだので、英会話でぜひ使ってみて下さいね。

雪だるまの飾りつけアイテム

Aさん
We are building a snowman! Have we got a scarf, some pebbles, buttons and a carrot?
訳)雪だるま作るんだ!マフラーと、小石、ボタン、それからニンジンある?

 

雪の結晶・粒

Aさん
It is snowing hard with huge snowflakes. It’s gonna pile up!
訳)雪が凄く振ってて、雪粒が大きいよ。積りそうだね!

 

積もった雪

Aさん
There is a pile of snow over here. We can make a snowman!
訳)こっちに積もった雪があるよ。雪だるま作れそうだよ!

雪玉

Aさん
If you want to make a big snowball, gather snow and roll it.
訳)大きい雪玉を作るには、雪を集めて転がすんだ。

雪合戦

Aさん
Do you wanna have a snowball fight?
訳)雪合戦しちゃう?

かまくら

Aさん
Building an igloo is such a hard work!
訳)かまくらを作るのって大変な作業だね!

まとめ

「雪だるま」は英語スノーマン?3段重ねなの!?雪男との違いも解説!

「雪だるま」は英語で“snowman”です。

スノーマンをそのまま訳すと「雪男」となりますが、「雪男」は英語で“Yeti”(イエティ)のことです。

それから、「雪だるま作ろうよ」というフレーズとして、“Do you wanna build a snowman”という表現を取り上げました。

また、雪だるまに飾るアイテムや、かまくら、雪合戦などの英単語もご紹介しました。

皆さんも、この冬は欧米風に3段の雪だるまを作ってみてはどうでしょうか。結構一目を引きそうですね。