今回は「案件って英語でなんて言う?」をテーマにさまざまな英語を紹介していきます。
ビジネスシーンだけでなく、プライベートシーンでも使用する「案件」という言葉。
英語ではどのように表現するのかみていきましょう!
案件はいつ使う?
「案件」と聞くとどのような場面を想像されますか。
たとえば、職場などで「この案件の会議をはじめます。」「今抱えている案件があります。」など、ビジネスシーンでよく使いますよね。
そもそも、案件にはさまざまな意味があり使う場面によって微妙にニュアンスが異なるでしょう。
「案件」は「問題となっている事柄」という意味で使われることが多く、何か解決しなければいけない問題や仕事のことを意味することが一般的でしょう。
案件は英語でなんて言う?
ビジネスシーンなどでよく使われる「案件」という言葉ですが、英語ではどのように表現するのでしょうか。
おそらく「case」「topic」「matter」などを想像される方が多いでしょう。
一般的に「案件」を英語で表すと「case」「topic」「matter」を使うことが多いです。
そのため、すでに知っているよ!という方も多いかもしれません。
ただ、caseやtopic、matterなどは使う場面によって微妙にニュアンスが異なります。
日本語に訳すと「案件」という意味になりますが、それぞれ意味が異なるのでしっかりと内容を理解しておきましょう。
case
まず、「案件」の代表的な英語表現として挙げられるのがcaseです。caseには案件のほか、場合や事例、事件や状態という意味があります。
caseを使う場合は事件や真相など、少し重大なトラブルをイメージすることがあります。
ただ、使用する国によっては会議などのビジネスシーンで普通にcaseを使用することもあるでしょう。
たとえば、シンガポールなどでは重大な意味合いとしてではなく、一般的な「案件」の意味合いとしてcaseを使います。
しかし、ほかの英語圏ではcaseを使うと、少し重大なイメージを思い浮かべてしまう可能性もあるでしょう。
matter
案件の英語表現にはcase以外にもmatterを使う場合があります。
matterには問題や事柄、自体ややっかいなことという意味があり、どちらかというとトラブルに近いイメージがあるでしょう。
案件という意味でも使用することがありますが、日本語の「案件」よりは「問題」や「事象」というニュアンスのほうが強いかもしれません。
もちろん、「案件」という意味でmatterを使っても問題ありませんが、使用する国によっては伝わり方が変わる場合もあるでしょう。
topic
case, matter以外にはtopicを使うこともあります。
topicには案件のほか、話題やテーマという意味があります。
case, matterのように何か解決すべき問題や重大なトラブルというニュアンスではなく、テーマというニュアンスが強いです。
I am working on a new topic.
今、新しい案件に取り掛かっています。
このような意味で使うことが多いでしょう。
problem
案件を表す英語表現としてcase, matter, topicのほか、problemを使う場合もあるでしょう。
problemは問題という意味で使うことが多いのでイメージしやすいですよね。
今抱えている問題や、解決しなければならない事案などに使います。
I have a big problem that I have to solve by next Monday.
来週の月曜日までに解決しなければならない大きな案件があります。
このように何か問題が起きたときに使うのが一般的です。
案件を表す英語まとめ
案件といっても、英語の場合はたくさんの単語で表せます。
どのような英単語で表せるのか簡単にまとめているので、ぜひ参考にしてください。
- matter
- topic
- case
- problem
- requirement
- demand
- issue
- subject
- item
- question
- project
基本的にどれを使っても日本語では「案件」と訳すことが可能です。
しかし、使う場面によって適切な英語が異なるので、それぞれの微妙なニュアンスの違いを覚えておきましょう。
案件を使った英語例文を紹介
では、実際に「案件」を使った英語例文を紹介するのでみていきましょう。
この案件はどうなっていますか。
明日までになんとかします。
誰がその案件の責任者になるのですか。
田中さんが担当します。
鈴木さんは今日の会議に来ますよね。
おそらく鈴木さんは参加できないと思います。急ぎの案件が入ってとても忙しいようです。
ヨーロッパへの市場開拓というグローバル案件に携わりたい人はいますか。
ぜひやらせていただきたいです。何か必要条件はありますか。
その案件について至急ご確認いただき、報告していただけますでしょうか。
申し訳ございません。その案件について確認した後、5時までに報告書をメールで送らせていただきます。
この会議では何について話しますか。
その案件について議論したいです。
まとめ
今回は「案件って英語でなんて言う?」をテーマに解説してきました。
案件はcase, topic, matter, problemなどさまざまな英語で表すことが可能です。
しかし、使う場面によっては意味やニュアンスが異なるので、それぞれの違いを理解しておく必要があるでしょう。
「案件」を表す英語はたくさんありますが、もともとの意味をしっかりと理解しておけば使い分けられるようになります。
たとえば、problemは問題、matterは事象、さらにtopicはテーマなど、もともとの意味を理解しておけば、適切に使い分けができるようになるでしょう。
今回は実際に使える英語例文集も紹介したので、ぜひ英語学習の参考にしてください。