「しゃっくり」は私たちの体に急に起こる現象の1つです。

なぜ「しゃっくり」が突然起こるのかと言うと、胸の下の位置にある横隔膜が痙攣することが関係していると言われています。

この横隔膜がけいれんすることによって声帯の筋肉が収縮して、狭くなった声帯に息が通ることで、よく「ヒッ」「ヒック」と言う音が出ます。

私たちの日常生活で起こるかもしれない「しゃっくり」ですが、英語ではなんと言うのでしょうか。

本記事では、「しゃっくり」についての英語表現や、「しゃっくり」を意味する英単語が持つ隠語についてもご紹介します。

「しゃっくり」って英語でなんて言うの?

「しゃっくり」って英語でなんて言うの?

「しゃっくり」は英語で言うと以下の3つの英単語を使います。

・hiccup 

・hiccough

・singultus

 特にhiccupは日常会話で使われやすい表現になります。

それでは、ここからそれぞれの英単語の意味と例文も合わせて詳しく解説します。

hiccup

hiccupは、名詞でしゃっくりを意味します。

さらに動詞としては、しゃっくりする、として使うことができます。

日常会話で使われやすい英単語となっています。

 発音は、カタカナ読みで、「ヒカップ」となります。発音記号は、híkʌpですので参考にしてください。

 それでは、例文をみていきましょう。

 

Aさん
Tom suddenly has a hiccup.

トムは突然、しゃっくりし始めました。

 

Aさん
My babies have hiccups. 

私の赤ちゃんはしゃっくりしています。

Aさん
I have hiccups but  My hiccups are gone after 5 minutes. 

しゃっくりしていましたが、5分後には止みました。

hiccough

hiccoughは名詞で、しゃっくり、吃逆、を意味します。

hiccupの言い換えで名詞、動詞として使うことができます。

 例文をみていきましょう。

 

Aさん
My mother told me a way to stop a hiccough.

It is to drink a glass of cold water.

お母さんは私にしゃっくりを止める方法を教えてくれました。

それは冷水を飲むことです。

Aさん
 John hiccough a lot.

ジョンはたくさんしゃっくりをしています。

>

Aさん
My hiccoughs have stopped.

しゃっくりが止まりました。

singultus

singultusも名詞でしゃっくり、を意味します。

hiccupまたはhiccoughと比べると、あまり日常会話で使われる頻度は多くありません。

しゃっくりを伝えたいときは、この3つの言い換えできる英単語を覚えておけば良いと思います。

 例文をみていきましょう。

Aさん
He cann’t stop to singultus.

彼はしゃっくりを止めることができません。

 

Aさん
Why I often get singultus? 

どうして私はよくしゃっくりがでるんだろう。

 

Aさん
Taro is nervous, because he has had a singultus now.

太郎がナーバスになっているのは、しゃっくりが今も出ているからです。

「しゃっくりの他の意味」にまつわる様々な英語表現

「しゃっくりの他の意味」にまつわる様々な英語表現

しゃっくりを言うときには、hiccupをご紹介しましたが、しゃっくり以外にも他の意味として使われることがあります。知っておくと、違う意味で使われている場合に、混乱しないで理解したり、使い分けをすることができます。

それでは詳しく解説していきます。

 hiccup 一時的な中断や遅れ

hiccupは、一時的な中断や遅れを意味します。

これは一時的なので、長く続くようなものではありません。しゃっくりも突然に、一時的に現れますが、多くの場合は長続きしませんよね。

そのため、ちょっとした障害が起きたことで、一時的に中断したり、遅れてしまうこととして使われることがあります。

 例文を見ていきましょう。

Aさん
His project had hiccups.

彼のプロジェクトは一時的に遅れました。

 

Aさん
The system is confused from hiccups.

そのシステムは一時的な中断で混乱していました。

 

Aさん
Our trip was finished without any hiccups.

私たちの旅行は、全く中断されることなく終わりました。

hiccup 小さな問題

hiccupは、ちょっとした問題、小さな問題のことを意味します。

これも大きな面倒くさい問題ではないけれど、ちょっとした問題があると感じたときに使えます。

hiccupでちょっとした問題として使うこともありますし、他にもa slight hiccupa little hiccupのような形で使われることもあるので、合わせて覚えておくと会話の引き出しがグッと増えます。

 例文を見ていきましょう。

Aさん
A little hiccup is happening in panic .

ちょっとした問題がパニックを引き起こしました。

Aさん
Tom  didn’t notice that his work had a few hiccups.

トムの仕事には少しの問題があることに彼は気づいていませんでした。

Aさん
They found there’s been a slight hiccup in the project.

彼らはプロジェクトの小さな問題を見つけました。

その他「痙攣」の英語表現

その他「痙攣」の英語表現

 ここでは、「しゃっくり」は横隔膜の痙攣が関連したとお話ししましたが、痙攣にまつわる英語の表現について解説します。

convulsion  痙攣

convulsionは、名詞で痙攣、ひきつけ、を意味します。

痙攣といえば、病気などの症状として体の震えなどがありますが、小児ではひきつけを起こすことがありまり、その場合にも使うことができます。

 例文を見ていきましょう。

 

Aさん
The convulsion continued for five minutes.

痙攣は5分ぐらい続きました。

Aさん
My son’s convulsion stops with medicine.

息子の痙攣は薬を飲んで止まります。

 

Aさん
I’m so happy, so there was no convulsion.

私は幸せです、なぜなら痙攣が起こらないからです。

 まとめ

「くしゃみ」に関連した英語表現について紹介しました。

「くしゃみ」は英語で、hiccuphiccoughsingultusがあり、それぞれ言い換えとして使うことができます。

まずは、「しゃっくり」は英語でhiccupであることを覚えておくと良いでしょう。

さらに、このhiccupですが「しゃっくり」以外にも意味を持っています。

それが、一時的な中断・遅れと言う意味です。さらに、ちょっとした問題としても会話で使われることがありますので、「しゃっくり」と合わせてぜひ日常英会話の参考にしてくださいね。