オンライン英会話を受けていると、誰しも「今日はめんどくさい」とやる気が起きないことがあるものです。しかし、面倒に感じるからといって、それで受講をやめてしまうのはもったいない! せっかく自分のために始めたのですから、できれば前向きな気持ちで継続していきたいですよね。

そこで今回は、オンライン英会話がめんどくさくなる理由と、それへの対処法について詳しく解説していきます。これを読めば、オンライン英会話を面倒に感じる原因がわかり、より積極的に取り組めるようになりますよ。

オンライン英会話がめんどくさくなる理由とは?

オンライン英会話がめんどくさくなる理由とは?

オンライン英会話がめんどくさく感じられた時は、その理由を明らかにしましょう。理由さえわかれば、それに対処する方法も自ずと見えてくるはずです。

ここでは、多くの人に共通する、オンライン英会話を面倒に感じる理由を5つ厳選しました。これらの中の1つが原因なこともあれば、すべてが絡み合っている可能性もあります。

自分がどれに当てはまるか、ぜひ1つずつチェックしていきましょう。

理由①:「やらされている」という強制力を感じる

オンライン英会話がめんどくさくなる人の中には、「やらされている」という強制力を感じている人が多いです。

誰しも学生時代、親から「もっと勉強しなさい!」と言われ、かえってやる気を削がれた経験があるのではないでしょうか。その原因は、勉強が自分の意志でなく、他人の命令によるものだと感じてしまうからです。

しかし、オンライン英会話は自分の意志で受講するもの。誰かに無理やりやらされているわけではありません。そのため、「やらされている」という強制力を漠然と感じ始めたら、自分がなぜオンライン英会話を始めたのかを思い起こしてみましょう。

理由②:明確な目的や目標を持っていない

努力というものは、何か目的や目標があるからこそ継続できます。そのため、明確な目的や目標を持っていない状態でオンライン英会話を受講しても、なかなか長続きしません。

たとえば、幼少期の自転車の練習を思い出してみてください。最初はなかなかバランスが取れずに転んでしまいがちですが、何度も挑戦することで、初めて自転車に乗れるようになりましたよね。そのとき、「自転車に乗りたい」という目標が無かったとしたら、おそらく乗れるようにはなっていないはずです。

オンライン英会話がめんどくさく感じるときは、自分の目的・目標を改めて確認してみましょう。

理由③:目的や目標が遠すぎる

一見矛盾するようですが、目的・目標を持つことが悪影響を与えることもあります。それは、あまりにも遠すぎる目的・目標を設定している場合です。

たとえば、いきなり「英語がペラペラに話せる」とか「外国人と友達になる」などの高い目標を設定してしまうと、それらになかなか近づけないギャップから、受講を続けるのが面倒になってしまいます。

先ほどの自転車の例で例えると、まだ乗れもしないのに、いきなり競輪の大会に出ることを目標にするようなものですね。これではどんなに努力しても長続きしません。

明確な目的・目標があるのに受講がめんどくさく感じられる人は、「まずは自己紹介ができるようになる」「自分の趣味を英語で説明する」などと、目的・目標を細かく設定し直してみるとよいでしょう。

理由④:レッスンが自分のレベルと合っていない

レッスンが自分のレベルと合っていない場合も、オンライン英会話の受講が面倒になってしまいがちです。

まず、自分の実力より難しすぎるレッスンの場合は、受講する前後の予習復習が多くなったり、そもそも会話が上手くできなかったりして、過度のプレッシャーがかかってしまいます。

反対に、自分の実力より簡単すぎるレッスンの場合には、レッスンを受けても自分の中で変化が感じられず、受講することの意味が見出せなくなってしまうでしょう。

このように、オンライン英会話のレッスンは、難しすぎても簡単すぎてもよくありません。受講が面倒に感じられた際は、今受けているレッスンのレベルが自分の実力に合っているかどうか、今一度確認してみましょう。

理由⑤:講師との相性が良くない

オンライン英会話がめんどくさくなる原因が、講師との相性にあることもよくあります。

日常生活でも、あまり仲良くない人と会うのは億劫に感じられますよね。オンライン英会話も同じで、相性の良くない講師のレッスンを受けていると、レッスンへのモチベーションが削がれてしまいます。

反対に、仲良しの友人と遊ぶことには誰しも積極的になるように、相性の良い講師のレッスンであれば、前向きな気持ちで取り組むことができます。そのため、講師と顔を合わせること自体が億劫なようであれば、他の講師に変えてみることも検討してみましょう。

理由⑥:習慣化されていない

オンライン英会話がめんどくさいのは、それが習慣化されていないことも大きな原因です。

歯磨きや入浴、部屋の掃除など、私たちは日々さまざまなことを継続していますが、それらを面倒に感じる人は少ないはず。その理由は、毎日継続することで習慣化しているから。

オンライン英会話も、それらの習慣と同じように継続できるようになれば、面倒な気持ちは払拭されていきます。

とはいえ、必ずしも毎日やる必要はありません。週に1回、月に2回などと、自分に合った頻度を設定し、無理なく習慣化できるようにしていきましょう。

オンライン英会話がめんどくさい時の対処法とは?

オンライン英会話がめんどくさい時の対処法とは?

以上見てきたように、オンライン英会話がめんどくさいと感じる背景には、さまざまな理由があります。

しかし、これらがわかっていても、どうしても面倒でやる気が起きないという瞬間は誰しも訪れるもの。そこで、ここからはオンライン英会話がめんどくさい時に実践したい、具体的な対処法を確認していきましょう。

対処法①:無理せず、たまには休んでみる

オンライン英会話の受講がどうしても面倒に感じられる際は、思い切って休んでみるのもおすすめです。

継続することは確かに大切ですが、無理は禁物。無理して続けようとすると「誰かにやらされている」という強制を感じ、どんどんオンライン英会話への抵抗感が強くなってしまいます。

学校や仕事と違い、オンライン英会話の受講は自分の意志で決められます。どうしても面倒に感じられる時はお休みし、他の趣味などで気分転換してみましょう。

対処法②:当初の目的・目標を確認する

オンライン英会話が面倒に感じられた時は、受講が惰性になってしまっていることが多いです。そのため、当初の目的・目標を確認し、何のために受講を始めたかを思い出すことが効果的です。

その際おすすめなのが、目的・目標をメモなどに書いて保管しておくこと。継続が面倒になったらそれを見返し、当初持っていたモチベーションを取り戻しましょう。

対処法③:違う教材で受講してみる

オンライン英会話がめんどくさい時は、違う教材で受講してみるのも1つの手です。

めんどくささの原因がレッスンのレベルにある場合は、教材を変えることで、より自分に合うレッスンが見つかるかもしれません。また、いつもと違うテーマの教材を使うことで、気分転換になるという側面もあります。

対処法④:いつもと違う講師のレッスンを受けてみる

同じ講師のレッスンを受け続けるのは良いことですが、それが飽きに繋がってしまう可能性もあります。そのため、オンライン英会話が面倒に思われた際は、講師を他の人に変えてみると良いでしょう。

単純にいつもと相手が違うだけで気分転換になりますし、もしかしたらそれをきっかけに、より相性の良い講師に巡り合えるかもしれませんよ。

対処法⑤:レッスンを受ける場所を変えてみる

オンライン英会話がどうしても面倒な場合は、受講する場所を変えてみましょう。

学生時代、家だと勉強がはかどらず、カフェやファミレスで勉強した経験はありませんか? 人間の脳は同じ場所で同じことを続けていると飽きてしまうので、このように場所を変えると、新鮮な気持ちで学習に打ち込むことができます。

オンライン英会話は、パソコンやスマートフォンなどがあれば、いつでもどこでも受講できます。自室からリビングなど、家の中での場所を変えるだけでも効果的なので、ぜひ実践してみてください。

まとめ

今回は、オンライン英会話がめんどくさく感じられる原因と、具体的な対処法について詳しく確認してきました。

オンライン英会話は、誰に強制されるでもなく、自分の意志で取り組むものです。面倒に感じられた場合は、なぜ始めたのか、なぜ続けたいのかを見つめ直し、常に前向きな姿勢を保てるようにしていきましょう!