オンライン英会話というと、PCでの受講をイメージする人が多いですが、実はiPadでも受けることができます。しかし、「iPadでレッスンを受けたいけれど、どんなメリットやデメリットがあるかわからず不安」という人も多いのではないでしょうか。

そこで今回の記事では、iPadをオンライン英会話に使うメリットと、そこで気をつけたいデメリットについて詳しく解説していきます。

これを読めば、iPadでレッスンを受ける不安が払拭され、楽しく効率的にオンライン英会話を受けられるようになりますよ。

iPadでオンライン英会話が簡単にできる

オンライン英会話でiPadを使えば、他に準備するものがなく、内蔵カメラとマイク機能でそのままレッスンが受けられます。レッスンの受講時にアプリまたはブラウザからカメラとマイクの使用を求められ、“許可”のボタンを押すだけでビデオと音声の設定が完了します。

一方PCは機種によってカメラが付いていないものもあり、別でWebカメラの用意が必要です。カメラをPCにつなげた後に設定をしないと使えない場合があるので、機械系が苦手な方には難しいと感じるかもしれません。

そういった外付け機器の用意や面倒な設定がない点で、iPadはよりスムーズにオンライン英会話を始められるといえます。

オンライン英会話をiPadで受けるメリットは?

【オンライン英会話】iPadでレッスンを受けるメリットとデメリットを詳しく解説!

結論から言うと、iPadはオンライン英会話を受ける際におすすめの端末です。スマホよりも便利に、PCよりも手軽にレッスンを受けることができます。

ここでは、そんなiPadのメリットを4つにまとめました。1つずつ詳しく確認していきましょう。

メリット①:レッスン教材が読みやすく使いやすい

iPadでオンライン英会話を受講する最大のメリットは、大きな画面で受けられる点です。

スマホで受ける場合、画面が小さいために、講師の顔や表情、何より口の動きを把握するのが難しくなります。オンライン英会話で最重要なのはもちろん音声ですが、それを発話している講師の様子も合わせて確認することで、より実践的な力が身に付きます。

中には「普段のビデオ通話はスマホで問題ないけど?」と思う人もいるでしょう。しかし、オンライン英会話の場合は講師の顔が全画面ではないため、ビデオ通話の場合より小さくなります。そのため、オンライン英会話の学習効率を高めるためには、より大画面のiPadがおすすめだといえます。

そしてオンライン英会話の受講中は、画面に講師の顔だけでなく、レッスン教材も表示されます。画面が小さいスマホに比べて、iPadなら教材の情報が読みやすく、ストレス無くレッスンを受けることができるでしょう。

また、PCと違って、画面を直接タップすることで教材をめくったり、選択肢を選んだりすることが可能です。そのため、PCで受講するより直感的な操作で教材を扱える点も、iPadの大きなメリットとして挙げられます。

メリット②:PCと違って、場所を選ばず受けられる

オンライン英会話をiPadで受講すると、場所を選ばず好きなところで受けることができます。

PCで受講する場合は、デスクトップは場所を移動できないので、自室や書斎など、いつも同じ場所で受けなければなりません。また、ノートPCの場合も意外とかさばるので、外出先などに持ち運ぶのは億劫に感じられるでしょう。

その一方、iPadは薄く軽量なので、バッグなどに入れてもかさばらず、どこにでも気軽に持ち運ぶことができます。

オンライン英会話は、いつでもどこでも受けられるというのが魅力の1つ。それを最大限に活かすためにも、オンライン英会話の受講にはiPadの活用がおすすめです。

メリット③:勉強感がなく、楽しく受けられる

PCでオンライン英会話を受講すると、どうしても勉強感が出てしまいます。しかし、iPadであれば勉強という感じがせず、ゲームをするのと似た感覚で、楽しくレッスンを受けることができます。

特にお子さんの受講の際は効果が絶大。iPadなら自発的かつ積極的にレッスンを受けられるので、飽きることなく継続的に学習してくれるでしょう。

メリット④:レッスン途中に電話などの邪魔が入らない

普段使っているスマホでレッスンを受けると、友人からの電話やメール、SNSの通知などが集中を妨げてしまいがちです。その点iPadであれば、そのような通知が届く機会が少ないため、よりレッスンに集中することができるでしょう。

また、通知を完全に0にしたい場合は、iPadの「集中モード」という機能が便利。集中モードをオンにすると、すべての通知が一時的に届かなくなるので、邪魔されずにレッスンを受けられます。レッスン後に集中モードをオフにすれば、後から通知内容を確認できるので安心です。

オンライン英会話でiPadを使うデメリットは?

オンライン英会話でiPadを使うデメリットは?

オンライン英会話をiPadで受けると、多くのメリットを得られますが、同時にいくつかのデメリットも考えられます。快適かつ効率的にレッスンを受講するには、デメリットを知ったうえで、それらを最小化していくことが大切です。

ここでは、特に代表的なデメリットを4点確認していきましょう。

デメリット①:PCに比べて処理能力が落ちる

iPadには、一般的なPCと比べると搭載スペックが低く、処理能力が落ちるというデメリットがあります。そのため、複数のアプリを同時に処理する際、画面が固まったり、音声に乱れが生じたりする可能性があります。

とはいえ、オンライン英会話を受講するだけであれば、それほど大きな処理能力を必要としないので問題ありません。オンライン英会話以外にもマルチタスクで使用したい場合は、スペックをしっかり比較して選ぶとよいでしょう。

デメリット②:PCに比べて文字が入力しづらい

iPadはキーボードが付属していないため、PCに比べると文字が入力しづらいというデメリットがあります。また、文字入力をする際は、画面上にキーボードを表示させる必要があり、教材や講師の顔が見づらくなることも考えられます。そのため、チャットなどで文字入力が多い場合は、使い勝手が悪く感じられることもあるでしょう。

しかし、そのようなデメリットは、外付けキーボードを取り付ければ解決させることができます。Bluetoothでワイヤレスに接続し、折りたたんでコンパクトにできる外付けキーボードが多数市販されているので、文字入力に不安がある人はぜひ試してみてください。

デメリット③:Wi-Fi環境が必要(セルラーモデル以外)

一般的なiPadはWi-Fiでインターネット接続をするため、Wi-Fi環境の無い場所だとオンライン英会話を受講できません。そのため、自宅にWi-Fi環境が無い、外出先で受講したいといった場合は注意が必要でしょう。

とはいえ、すべてのiPadにWi-Fi環境が必要というわけではありません。SiMカードが入っていて、スマホと同じようにどこでも通信できる「セルラーモデル」も市販されています。

セルラーモデルはどこでも使える点が大きなメリットですが、そのぶん毎月の使用料がかかるというデメリットもあります。そのため、Wi-Fiモデルとセルラーモデルどちらを選ぶかは、自分の受講スタイルに合わせて検討するとよいでしょう。

デメリット④:すべてのオンライン英会話が利用できるわけではない

iPadでオンライン英会話を受講するのは非常に便利ですが、オンライン英会話の種類によっては、iPadに対応していないこともあるので注意が必要です。

特に、オンライン英会話用にiPadを購入した場合、後から利用できないとわかると、無駄な出費になってしまいかねません。

各社のオンライン英会話がiPadでの受講に対応しているかどうかは、公式ホームページなどに掲載されています。受講を決める前に、必ず確認しておくようにしましょう。

iPadじゃないその他のタブレットは?

iPad以外のタブレットでもオンライン英会話の受講は可能です。ただ、使い勝手やスペックなどがそれぞれに大きく異なっているので、慎重に選ぶ必要があるでしょう。

iPadはAppleが製造・販売するタブレットで、すべてにiOSという専用のOSが搭載されています。そのため、基本的にはスペックを気にせずに使えるでしょう。

その一方、iPad以外のタブレットはAndroid OSを使い、さまざまなメーカーが製造・販売しています。そのため、物によってスペックや仕様が異なっています。中には、予算を抑えるためにカメラが付属していないものなどもあるので、事前の確認が不可欠です。

iPadでオンライン英会話の学習効率を上げる活用法

iPadでオンライン英会話の学習効率を上げる活用法

iPadにはさまざまな機能がありますが、なかなか使いこなせないという方もいるでしょう。ここからはオンライン英会話や英語学習がはかどるiPadの活用法を2つご紹介します。

・画面分割機能
・アプリの活用

どちらもすべてのiPadに付いている機能や純正アプリを使った方法なので、学習にすぐ取り入れられますよ。

では1つずつやり方をお伝えしていきます。

活用法①画面分割機能

オンライン英会話の受講中、辞書など他のアプリやWebサイトも併用したい場合は、iPadが非常に便利です。画面を分割して複数のアプリを同時に使える “Split View” という機能が備わっているので、学習効率を高めることができます。5:5で半々に分けることもできますし、7:3などと重要度に応じて大きさに差を付けることも可能です。

なお、一部のスマホにも同様の機能が備わっていますが、画面が小さいため、講師の顔や教材の情報が見えづらくなってしまいかねません。情報の見やすさを損ねずに学習効率を高めるためには、やはりiPadでの受講がおすすめだといえます。

活用法②アプリの活用

オンライン英会話を継続するために、純正アプリの活用は欠かせません。アプリはAppleデバイスと連携できて、スマホで通知を受け取ったり同期したメモの閲覧が簡単にできたりするのでスケジュール管理や学習進捗の確認に最適です
そのようなメリットを生かしたオンライン英会話や英語学習に役立つアプリは以下の3つです。

・リマインダー
・カレンダー
・メモ

リマインダー

オンライン英会話の習慣化に最適なのがリマインダーアプリです。レッスンを受ける日時の通知や、2日おきにお知らせするなど自分でカスタムすることもできます。週末は平日と違う時間帯にレッスンを受けるという人も、週末のみの設定をしておけば忘れることがありません。

カレンダー

学習の進捗を記録するならカレンダーアプリを使いましょう。レッスンを受けた日を記入しておき、週や月単位で学習の進み具合を可視化できます。日々の学習を記録することで達成感が得られ、モチベーションの維持につながります。

メモアプリ

自分の課題を可視化するオリジナル学習ノートが作れるのがメモアプリです。講師からのレッスンノートやチャットをまとめたり、うまく表現できなかった単語やフレーズを書き留めておいたりすることで、改善点を整理することができます。また画像やファイルを添付できるので、教材や電子書籍のスクリーンショットを付けて自分だけの問題集を作ることも可能です。

子どものオンライン英会話もiPadがおすすめ

子どもがオンライン英会話を受ける際、タブレット端末の使用をおすすめする理由は以下の2つです。

・PCの誤操作を防げる
・直感的に使える

PCの誤操作を防げる

PCだとマウスの操作がうまくいかずサイトを閉じてしまったり、キーボードに手が当たって入力してしまったりと、操作ミスが起こりやすいです。でもiPadならスクリーンに直接手やタッチペンで操作するため、思い通りの操作ができます。そのため子どもの誤操作を心配することなく、安心してレッスンができる環境が作れるのです。

またPCを使う場合、仕事のデータや書類が入っていることも少なくありません。PCとiPadをビジネスとプライベートとして分けることで、データ紛失などを防げます。

操作のミスが少なくレッスンに集中しやすくなるので特に子供のオンライン英会話にはiPadでの受講がおすすめです。

直感的に使える

生まれた頃からスマホがあるデジタルネイティブの子どもたちは、パソコンよりもスマホ操作に慣れています。そのためタッチ操作ができるタブレットの方が使いやすいです。

子どもの教材では、絵を丸で囲むものや線を引いて絵と単語をマッチさせる問題など、大人よりも操作を必要とします。マウスを使って直線や円を描くのは、慣れていないと難しい操作です。

しかし画面に直接書くのであれば、未就学児や低学年の子でもすぐにできるので、ストレスなくレッスンが進められます

Kimini英会話はiPadでの受講OKのオンライン英会話!

「Kimini英会話」は、教育に70年以上の歴史を持つ「学研」が提供するオンライン英会話。

Kimini英会話はiPadにも対応しており、専用アプリなどをインストールすることなく、ブラウザですぐにレッスンを受けられます。

レベルや目的に合わせた140以上のコースが用意され、月額1,100円(税込1,210円)からというリーズナブルな料金プランで受講が可能です。

これからiPadでオンライン英会話を受講しようか検討している方は、ぜひKimini英会話の無料体験をお試しください!

まとめ

今回は、オンライン英会話をiPadで受けることのメリット・デメリットについて詳しく確認してきました。

結論としては、iPadはオンライン英会話の受講に適したおすすめの端末です。スマホより大画面で見やすく、PCより手軽に扱うことができるので、オンライン英会話の学習効率を高めることができるでしょう。

今回ご紹介したことを参考に、iPadを使って楽しい英語学習を実現させていきましょう!