皆さんは英語で「接着剤」を表現できますか?

こちらの記事では、「接着剤」を意味する英単語の”adhesive”に関してはもちろん、”adhesive”の発音や意味、使い方を紹介していきます。

また、「瞬間接着剤」や「粘着」などの関連語も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

「接着剤」は英語で何と言う?

物をくっ付ける時に役立つ「接着剤」は、英語で何と表現するでしょう。

まずは、接着剤の英単語を紹介しつつ、発音や語源を紹介していきます。

Aさん
分かりやすく紹介しているので、一緒に見ていきましょう!

「接着剤」は英語で”adhesive”と表現する

“adhesive”には、名詞と形容詞の側面があり「接着剤」として使う場合は名詞として使われます。

意味は「接着剤」の他にも「粘着テープ、粘着性のもの」といった意味があり、物質と物質をくっ付ける役割を意味する単語です。

形容詞では「粘着性の、くっついて離れない」という意味があり、基本的な意味合いは同じとなります。

Aさん
ちなみに「瞬間接着剤」は、”super glue”と言います!“instant glue”とも言い換えられるので覚えておきましょう。

“adhesive”の発音

“adhesive”は、英単語の中でも、日本人から見て特殊な並びをしている印象を受けやすい単語です。

発音記号は“ædˈhɛsɪv”となりますが、カタカナ読みすると「エドヒセブ」となります。

単純なスペリングもそうですが、発音も覚えにくい単語の一つなので、色々ひも付けで覚えていきましょう。

Bさん
難しい単語は出来るだけ、他の知識と一緒にインプットすることをおすすめします!単語だけを覚えようとすると、余計な時間がかかりがちです。

“adhesive”の語源

“adhesive”の語源は、「ラテン語」の “adhaerere”から来ています。

  • “ad-“:「付く」
  • “haerere”:「滞在する」

“adhaerere”は、分解すると”ad”と”haerere”に分けることが可能です。

また、それぞれ意味合いがしっかりと込められているので、一緒に覚えておきましょう。

Aさん
語源を知ると、他の単語のインプットの際に意味が何となく分かるようになります。

「接着剤」の英語の使い方|使用例

「接着剤」は英語で何と言う?"adhesive"の発音や意味も紹介

次は、「接着剤」を意味する英単語”adhesive”の使い方を紹介していきます。

例文を複数紹介していくので、ぜひ参考にしてください。

例1.「接着剤を使う」と言いたい場合

「接着剤を使う」と言いたい場合は、動詞の“use(使う)”を使いましょう。

Aさん
例)I used an adhesive to fix the broken vase.

訳)破れた花瓶を直すために接着剤を使った。

“adhesive”は、名詞の中でも「可算名詞」に分類されるため、今回の例のように”an adhesive”とする必要があります。

また、接着剤なので”fix(修理する)”や”broken(壊れた)”とセットで使われることが多い単語です。

例2.「接着剤を塗る」と言いたい場合

「接着剤を塗る」と言いたい場合は、動詞の“apply(塗る)”を使いましょう。

Aさん
例)My wife applied an adhesive to the back of the patch before placing it on her jeans.

訳)妻はワッペンの裏に粘着剤を塗ってからジーンズに貼り付けたそうです。

こちらの例文では「塗る」といった意味合いで、”apply”の過去形”applied”を使っています。

しかし、先に紹介した動詞”use”を使っても、意味は通じるので置き換えて使っても問題ありません。

例3.「接着剤は強力だ」と言いたい場合

「接着剤は強力だ」と言いたい場合は、”be動詞”を使いましょう。

Aさん
例)The adhesive on the tape was so strong it left a residue on the surface.

訳)テープの粘着力が強いので、跡が残ってしまった。

こちらの例文は、簡略化すると”The adhesive is so strong”となります。

“be動詞”の”is”と、「強い」を意味する”strong”を並べることで「粘着力が強い」という意味になるのです。

「接着剤」の英語の関連語

「接着剤」の英語の関連語

最後に「接着剤(adhesive)」の関連語を紹介していきます。

本記事で取り上げる関連表現は下記の通りです。

  • Bonding agent:「結合剤」
  • Glue:「粘着剤」
  • Sealant:「密封剤」
  • Cohesion:「粘着」

どれも「接着アイテム」として関連しているので、ぜひ参考にしてください。

Bonding agent:「結合剤」

“Bonding agent”は、「結合剤」を意味する英単語です。

また、「接着剤」とも訳される単語であり、物を結合するために使用されるアイテムとなります。

Aさん
例)I used a bonding agent to fix the broken ceramic plate.

訳)割れたセラミック板を接着剤で固定しました。

Glue:「粘着剤」

“Glue”は、「粘着剤」を意味する英単語です。

日本語では「グルー」とも言われるアイテムであり、物体を接着するために使われる薬品のことを指します。

「接着剤」と訳しても意味が通るので、「粘着剤」または「接着剤」として覚えておきましょう。

Aさん
例)I used some glue to fix the broken toy.

訳)壊れたおもちゃをグルーで修理した。

Sealant:「密封剤」

“Sealant”は、「密封材」を意味する英単語です。

他にも「シール材、シーリング材」として訳されることがあり、穴をふさぐ為の薬品として知られています。

Aさん
例)We used sealant to seal the cracks in the concrete driveway.

訳)コンクリートの車道のひび割れをシーリング材で塞ぎました。

ちなみに”Sealant”は、基本的に「不加算名詞」として使われるので、”a”や”the”は付けないようにしましょう。

Bさん
ただし、特定の種類を説明する場合に限り、可算名詞となります。

Cohesion:「粘着」

“Cohesion”は、「粘着」を意味する英単語です。

正し、これまで紹介してきた「物理的な接着剤」的な意味合いは持ち合わせていません。

Aさん
例)The cohesion of the soil was poor, causing it to erode easily.

訳)土壌の凝集力が弱く、浸食されやすい状態でした。

いわゆる「凝集力」を指す英単語であり、生物学や物理学などの科学的な分野で使われることが多い単語です。

Bさん
物質の「粘着」はあくまでも”adhesive”を使いましょう。“cohesion”とは使い分けが必要になります!

まとめ

こちらの記事では「接着剤」を意味する英語を、色々な側面から紹介してきました。

本記事を通じて、覚えておくべきポイントは下記の3点です。

  • 接着剤は英語で”adhesive”と表現する
  • “adhesive”はラテン語の”adhaerere”が語源となる
  • “use”や”apply”を使って「接着剤を使う(塗る)」を表現できる

日常的にも使う可能性がある英語表現となるので、ぜひ色々な知識を関連付けながらインプットして下さい。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。