春をイメージさせる花、といえば桜ですが、春の訪れを告げる花、となると菜の花を挙げる人も多いのではないでしょうか。
菜の花の旬である2月~5月には、あちこちで一面に広がる菜の花の黄色いじゅうたんを見ることができます。
またこの時期に菜の花のおひたしを食べるのを楽しみにしている人も少なくありません。
さてこの菜の花、英語ではなんていうのでしょうか。今回は菜の花にまつわる単語やフレーズをいろいろ紹介します。
菜の花の意味や英語名の違い、花言葉や特徴、「菜の花のおひたし」も分かりやすく解説しますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
菜の花は英語でなんていう?

菜の花は英語で「rape blossom(レイプブロッサム)」や「rapeseed flower(レイプシードフラワー)」、または「canola flower(キャノーラフラワー)」などと表現されます。
ただこの中の「rape」という単語には別の意味(性的暴行)もあるため、最近ではより柔らかく聞こえる「canola flower」を使う人が多いです。この他「mastard flower(マスタードフラワー)」という表現もありますので、覚えておきましょう。
菜の花を英語で表現する時には「canola flower」を使うことをおすすめします。
菜の花の栄養や料理のレシピを農林水産省の公式ホームページで紹介しています。興味のある方はチェックしてみてください。
参考記事:農林水産省「aff(菜の花)」
菜の花の合言葉、英語で説明してみよう
花言葉(flower language)とは、その花の品種や色、形、香りなどから象徴的な意味を持たせた言葉のことです。
菜の花の場合は、ビタミンカラーである黄色い色や、辺り一面に咲き誇る様子から「小さな幸せ(small happiness)」や「元気いっぱい(cheerfulness)」など、春らしく前向きな意味を持つ花言葉が多くあります。
ちなみに菜の花はアブラナ、セイヨウアブラナの別名であると同時にアブラナ科アブラナ属の花の総称です。
そのためアブラナでなくてもアブラナ科に属する花(オオアラセイトウなど)も「菜の花」と呼ばれることがあります。
これらの植物には白い花、紫色の花を持つものもあり、それぞれの花言葉は「潔白」「優秀」です。
菜の花の花言葉を英語でどのように説明するかについては、会話形式で確認してみましょう。
訳)はい、これプレゼント。花言葉が「元気いっぱい」だから君にぴったりかな、と思って
訳)わあ、菜の花。早速今晩料理するね
訳)君には菜の花は食べ物にしか見えないんだね。食いしん坊、っていう花言葉の花にすれば良かった
訳)いやいや、最初から食べ物をくれれば良いじゃん
菜の花の特徴を英語で説明してみよう

菜の花とはアブラナ科アブラナ属の植物の中で、主にアブラナ、セイヨウアブラナの別名で、菜種油の原料でもあります。
花蕾と葉、茎は食用とされ、特有のほろ苦さを天ぷらやからし和え、煮物、おひたしなどの和食、パスタなどの洋食で楽しめます。
日本ではほろ苦さを持つ菜の花が「春を感じる味」として楽しまれてきましたが、最近では品種改良によって苦みやクセの少ない菜の花も多く作られているようです。
ではこれらの特徴を会話形式で確認してみましょう。
訳)菜の花が咲くと春が来たなあ、って思うよね
訳)菜の花は春の味覚のひとつだもんね。天ぷらでしょ。からし和えでしょ。パスタに入れても美味しいよね
訳)え?菜の花って食べられるの?知らなかった
訳)日本では食べるよ。ほろ苦い味がクセになるんだよね
菜の花のおひたしって英語でなんていう?
菜の花のおひたしは、英語で「boiled canola flower seasoned with soy sauce(茹でた菜の花を醤油で味つけした料理)」とか「boiled canola flower with soy sauce dressing」という風に表現できます。
「ohitashi」という料理名は英語に直訳しにくいので「ohitashi」という日本語のまま紹介し、上記のような表現を使ってどんな料理なのかを説明するとスムーズに伝わるでしょう。
菜の花のようにほろ苦さを楽しむもの、といえばゴーヤをイメージする人も多いでしょう。過去の記事ではゴーヤにまつわる単語やフレーズをいろいろ紹介していますので、ぜひあわせて読んでみてください。
過去記事:「ゴーヤを食べるのは日本だけ?ゴーヤチャンプルを英語で説明してみよう」
rape blossom/rapeseedって英語ではあまり使われない?
「rape blossom」は菜の花を、また「rapeseed」は菜種を表す英語ですが、犯罪である「rape」が含まれていることから、海外ではあまり使われない傾向があります。
ではどうしてそのような単語が含まれているのか、と疑問を感じる人も多いでしょう。
実は「rape blossom」や「rapeflower」に含まれる「rape」はラテン語の「rapa(ラーパ)」が語源です。
犯罪を表す単語とは別物であるものの発音は同じであるため誤解を招く恐れがありますから、菜の花について英語で話す際には「canola flower」や「rapeseed flower」を使った方が安心でしょう。
canola flowerって英語でどういう意味?
「canola flower」は「菜の花」を表す単語ですが、とくにキャノーラ油(菜種油)の原料として栽培される菜の花のことをいいます。
canola flowerから作られるキャノーラ油はクセがなく香りも強くないので、料理に使いやすい油です。
熱に強く酸化しにくい性質であるため、揚げ物はもちろん、ドレッシングなどの生食など幅広く使われています。
また不飽和脂肪酸(血中コレステロールを下げる)であるオレイン酸やリノール酸、α-リノレン酸を豊富に含み、抗酸化作用を持つビタミンEも含まれているので、健康効果が高い油といえるでしょう。
春の花って英語でなんていう?
菜の花や桜、タンポポやチューリップなどの「春の花」は英語で「spring flowers」といいます。自然で分かりやすいですよね。
桜(cherry blossoms)、菜の花(canola flowersまたはrapeseed flowers)、チューリップ(tulips)、たんぽぽ(dandelions)など、春に咲く花の名前の英単語を覚えておくと、季節の話題もぐっと広がるでしょう。
日本以外でも、春は「新しい始まり」を象徴する季節とされることから、挨拶や会話の中によく登場します。
具体的にいうと “Spring flowers make me happy.”(春の花を見ると幸せな気持ちになる) のように感情とあわせて表現すると、会話で使いやすくなりますよ。
まとめ
今回は菜の花にまつわる単語やフレーズを色々紹介しました。
菜の花を英語で表現する際にはいくつかの方法がありますが、海外で好まれないものは避けた方が無難です。
それよりも菜の花を目だけでなく舌でも楽しむことをぜひ外国の方々に教えてあげましょう。
一緒に季節を楽しむことで、彼らとの関係も深まり、自身の英語力アップにもつながります。
今後も楽しく英語が身につく記事をどんどん紹介していきますので楽しみにしていてくださいね。See you next time!

