皆さんこんにちは!今回は英会話における単語についてです!
英語を話すためにはもちろん、英単語を覚える必要がありますよね。
英語を話すための単語っていっぱいあると思っていませんか?
実は英語を話すための単語は全然少なくていいんです!
今回は必要な英単語が少ない理由や、英会話における単語を学ぶ際のポイント、効率的な勉強法をご紹介します!
英会話に必要な単語数は意外と少ない
英会話に必要な単語数は比較的少ないと言われています。
オックスフォード大学によると、英語を話すために必要な単語数は、1,000〜3,000語程度とされており、中学生で覚える英単語が2,000~3,000語なので、中学生レベルの単語力で補えることがわかります。
『ネイション、P.V. & メアラ、P. (2010). 単語. シュミット、N. (編.), 応用言語学 (pp. 32-50). オックスフォード: オックスフォード大学出版局。』
なぜ、英会話に必要な単語は1,000~3,000語程度なのでしょうか?
その理由は同じ単語やフレーズが繰り返されることが多いためです。
英単語は数百万存在しますが、日常的に使う英単語は多くても3,000語程です。
また、日常会話ではその3,000語程の単語を繰り返し、何度も使用するので、3,000語以上の英単語はあまり使用しません。
ただし、ビジネス英語や他専門分野の英語だと、より多くの英単語が必要です。
1,000~3,000語の指標はあくまで目安なので、目的やレベルで必要単語数が異なる場合があります。
英会話に必要な単語数は意外と少ない理由はおわかりいただけましたでしょうか?
必要な単語が1,000~3,000語だと、英語を話すことがそれほど難しくないのではないかと感じてきますよね。
ここからは必要な英単語を学ぶ際のポイントをご紹介します。
英会話で必要な英単語を学ぶ際のポイント
英単語を学ぶ際のポイントは以下3つあります。
1.実践的な英会話に必要な単語をピックアップして学ぶ
1つ目は実践的な英単語をピックアップして学ぶことです。
英単語は数百万ほど存在するので、そこから必要な単語を選別する必要があります。
具体的な方法としては英会話に必要な英単語帳を購入することです。
英単語帳はTOEICや英検対策、中学、高校、受験用などの様々な種類があります。その中に、英会話用の単語帳や中学英語の単語帳があるので、そちらを購入し、勉強してみましょう。
そうすれば、効率的に英会話に必要な英単語を覚えることができます。
2.単語の意味だけでなく、正しい発音や表現方法も理解する
英単語を学ぶ際は意味だけでなく、正しい発音や表現方法も理解することが必要です。
英語を話すための単語なので、どのように使用するのか、どのように発音するのかも理解する必要があります。
単語を調べたり、勉強する際は、単語の意味だけでなく、例文や発音方法も調べてみましょう。
3.覚えた単語を実践で使用してみる
覚えた単語は必ず実践で使用してみましょう。英会話に限らず。英単語は覚えるだけではあまり意味がありません。しっかりと実践に活かし、アウトプットをすることが必要です。
アウトプットする方法は、外国人と話すことが最適です。外国人と話すには留学や、英会話などで行えます。
英会話で必要な英単語を学ぶ際のポイントは以上となります。
英会話に必要な単語が1,000~3,000語ですが、ただ覚えるだけでなく、英会話で使いこなせるようになることがゴールとなります。
ご紹介した3つのポイントを意識して、英会話における単語をマスターしてみましょう!
英会話における英単語の勉強法
ここからは、英会話における英単語の効率の良い勉強法をご紹介します。
勉強のステップは以下3つあります。
1.単語を見るだけでなく、必ずテストする
単語は見るだけでなく、単語を覚えているかどうかのテストをする必要があります。
人間は見ただけでも、なかなか覚えられません。覚えたつもりでも、いざという時に、覚えられていないと気づくことがあります。
具体的なテストの仕方としては、単語の意味を隠してテストすることです。時間を取って単語を勉強している方は、30語見たらテストといった形で定期的にテストの時間を設けてみましょう。
また、覚えられていない単語を見つけても、すぐに意味を見るのではなく、10~15秒ほど考えてから答えを見るようにしましょう。
すぐに答えを見てしまうと、脳が甘えてしまい、記憶力が鍛えられません。
ご自身で単語帳を作成されている方は、答えが見えないように、単語とその意味を離して記載してみることもおすすめです。
2.覚えた単語は2日後に復習する
覚えた単語は2日後に復習することがおすすめです。
エビングハウスの「忘却曲線」という研究によれば、人間は覚えたことを一日で半数ほど忘れてしまいます。
『エビングハウス(1885). “記憶について:実験心理学の研究”』
この忘れてしまう現象を防ぐために、人間は復習による反復をしなければなりません。
勉強した2日後だと、覚えた単語は9割ほど忘れてしまっていることになります。このタイミングで復習すれば、思い出す力、つまり記憶力を鍛えられますし、頑張って思い出した英単語はより鮮明に記憶に残ります。
覚えた単語は2日後に復習し、勉強した時間が無駄にならないようにしましょう。
3.覚える際は青色を使用する
覚える際は青色を使用することをおすすめします。
青色は、安定感や集中力を高めるとされています。また、青色は目に優しく、疲れにくいため、長時間の学習に適しています。
それだけでなく、青色は、情報処理能力を向上させる効果もあるのです!
一方で、赤色や黄色は、刺激的で興奮を高める効果があるため、覚える際には使わない方が良いとされています。刺激が強すぎると、情報の処理が追いつかなくなり、学習効果が低下してしまいます。
青色が適している事実は意外と知られていないので、他の勉強仲間にもぜひ共有いただければと思います!
4.覚えた単語で例文を作ってみる
覚えた単語で例文を作ってみることもおすすめです。
単語を覚えたとしても、使い方がいまいちわかっていなければ、覚えた意味がありません。
単語を覚えた際は、その単語で、即座に例文を作って発音してみましょう。
そうすることによって、単語への理解が深まりますし、英会話に必要な文章構成力も高まります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は英会話における単語についてご紹介しました。
英会話に必要な単語が1,000~3,000語とご紹介しましたが、重要なのは単語一つ一つの理解の深みです。
単語一つにたくさんの使い方がある単語やフレーズもあるので、まずは英会話に必要な単語をピックアップし、その単語をじっくりと学び、アウトプットしてみましょう。