「マッチョの英語表現を完全習得しよう!」

皆さんは英語で「マッチョ」を表現できますか?

こちらの記事では、英語学習者向けに、マッチョを表す英語表現の種類や使い方、さらには具体的な例文を紹介します。

マッチョに関する英語表現が分からなくて困っている人や、英語でマッチョについて話したいと思っている人は必見です!

「マッチョ」を英語で表現する方法

まずは、「マッチョ」を意味する英単語を3つ紹介していきます。

  1. “Muscular”
  2. “Beefy”
  3. “Ripped”

それぞれの単語の意味や使い方・例文を確認していきましょう。

“Muscular”

“Muscular”は、一番一般的な「マッチョ」を意味する単語です。

単語の意味は「体が筋肉で発達した、筋骨隆々した」となります。

品詞は「形容詞」で使われ、人や動物の体が強靭で筋肉が発達している状態を表現するのです。

いわゆる「筋肉質な」という意味でも使われるので、覚えておきましょう。

Aさん
He is a muscular athlete who spends hours in the gym every day.

訳)彼は毎日何時間もジムに通うマッチョのアスリートだ。

“Beefy”

“Beefy”は、「体が筋肉で発達した、筋骨隆々した」という意味をもつ英単語です。

品詞は「形容詞」で使われ、主に体格ががっしりとしていて、力強さや堂々とした雰囲気を持っていることを表現します。

Aさん
The bouncer at the club was a big, beefy man with a strong presence.

訳)クラブの警備員は大柄で、マッチョの男だった。

“Ripped”

“Ripped”は、「超筋肉質な、鍛え抜かれた」という意味を持つ英単語です。

品詞は「形容詞」で使われ、非常に筋肉質で鍛え抜かれた体を表現します。

通常、よく定義された筋肉が見える状態を指し単語です。

Aさん
The bodybuilder had a ripped physique with well-defined muscles.

訳)そのボディビルダーは、引き締まった筋肉で引き締まった体格をしていた。

「マッチョ」に関連する表現

「マッチョ」に関連する表現

次は、「マッチョ」に近しい意味を持つ表現を確認していきましょう。

  1. がたいがいい:”Burly”
  2. 筋肉がつく:”Build muscle”
  3. 鍛えられた体:”Well-trained body”

それぞれの単語の意味や使い方、例文を解説します。

がたいがいい:”Burly”

“Burly”は、大柄でがっしりした体格や筋肉のある人を表す形容詞です。

力強くて頑丈な印象を与えることを意味します。

Aさん
The burly bouncer stood at the entrance of the club.

訳)がたいがいい警備員がクラブの入り口に立っていた。

筋肉がつく:”Build muscle”

“Build muscle”は、筋肉をつけるという意味の表現です。

トレーニングや運動を通じて筋肉を増やすことを指します。

Aさん
He started going to the gym to build muscle and get stronger.

訳)筋肉をつけて強くなるためにジムに通い始めた。

鍛えられた体:”Well-trained body”

“Well-trained body”は、トレーニングや運動によって鍛えられた体を表します。

主に、筋肉や体力が発達している状態を指すので、「マッチョ」とほぼ同等の意味で使われる単語です。

Aさん
The athlete’s well-trained body allowed him to perform at a high level.

訳)鍛え抜かれた肉体が、高いレベルのパフォーマンスを可能にしたのだ。

「細マッチョ」って英語で何と言う?

「マッチョ」を英語で何と言うかと「マッチョに関連する表現」について紹介してきましたが、マッチョにもいくつかのタイプがあります。

大きく分けると、筋肉隆々で服を着ていてもそのムキムキの筋肉が分かって、「大柄でがたいのいいマッチョタイプ」の人と、ふつうの身長で中肉中背なのに、服を着ていてもさりげなく筋肉があることがわかる「細マッチョタイプ」の人がいます。

アメリカ等のクラブの警備員は大柄でがたいが良くて、いかにも強そうで、bouncerと呼ばれています。誰かがぶつかってきても、そのムキムキの筋肉で跳ね返す(bounce)ことができるから、bouncerと呼ばれるのも納得ですね。

昨今では、筋肉を鍛えて立派ながたいをしている男性は人気がありますが、あまりにがたいがいいと、怖くて引いてしまうというのがあり、日本では「細マッチョ」な男性がリアルに人気があるのではないでしょうか。

「細マッチョ」は、英語で ”lean muscular ” と言います。「細マッチョ」”lean muscular”を使った例文を見てみましょう。

Aさん
Do you know what type of man I like?
訳)私の好きな男性のタイプを知ってる?
Bさん
Yeah, I know. You like lean muscular guys.

訳)うん、知ってるよ。君は細マッチョの男性が好きなんだよね。

Aさん
Exactly! When I was exercising at the gym the other day, I met a lean muscular guy. He was really my type.

訳)その通り。先日ジムでエクササイズをしていたとき、細マッチョの男性に出会ったんだ。彼は本当に私のタイプだったよ。

Bさん
It sounds like the reason you go to the gym is to find the type of guy you like.

訳)君がジム通いする理由って、好みの男性を見つけるためみたいに聞こえるよ。

「細マッチョ」になるための方法

「細マッチョ」になるための方法

太っている人よりも痩せている人の方がすらっとしてカッコよく見えますが、ただ単に痩せているだけでは、貧相に見えてしまいますし、健康にもよくありません。

適度にエクササイズをして、筋肉をつけ「細マッチョ」になることは、健康にもよいのです。「細マッチョ」になる方法について見ていきましょう。

筋肉量を増やして、体脂肪率を減らそう

「細マッチョ」とは、服を着ていてもさりげなく筋肉があることがわかる体型を指すので、「細マッチョ」になるには、上半身を鍛えて、上半身に筋肉をつける必要があります。上半身に筋肉をつけて、体脂肪率は13~15%を目指しましょう。

一般に、健康的とされる体脂肪率の目安は、男性は10~19%、女性は20~29%です。上半身に筋肉をつけるトレーニングをしっかりやって、体脂肪率を減らすことで、健康的で細マッチョなボディが手に入ります。

上半身に筋肉をつけるために有効なトレーニングは、以下の3つです。

1  腕立て伏せ “Decline pushup”

大胸筋を鍛えるためにおすすめのトレーニングは、腕立て伏せです。腕立て伏せは英語で pushup といいます。特に、腕は床や地面の上において足を台の上にのせて行うデクライン・プッシュアップ Decline pushup がおすすめです。declineとは下に傾けるという意味ですが、足を上げて、腕を下げて腕立て伏せを行うことにより、普通のプッシュアップよりも負荷が大きくなり、大胸筋や二の腕の裏側の上腕三頭筋を重点的に鍛えられます。

2  パームカール  “Palm curl”

上腕二頭筋を鍛えるためにおすすめのトレーニングは、パームカール Palm curlです。Palm とは「手のひら」の意味で、curlは「巻き上げる」という意味です。その名のとおり腕を巻き上げるような動作で、上腕二頭筋を鍛えられます。

まず、右手で握りこぶしを作り、左手で手首を押さえ、ゆっくりと下から上へ右腕を上げていきましょう。左手で、腕を上げる方向とは逆に、手首を引っ張って負荷をかけます。

重いダンベルを使わなくても簡単にエクササイズができますね。右腕を上げるエクササイズを10回やったら、次は左腕を上げるエクササイズをやってみましょう。左右10回のエクササイズを1セットとして、3セットやってみると効果的です。

3 腹筋を鍛えるクランチ “Abdominal crunch”

腹筋を鍛えるトレーニングとしては、腹筋クランチ Abdominal crunchがおススメです。

仰向けの状態から上体を起こすトレーニングで、おなかの全面を縦に覆う腹直筋を鍛えられます。

クランチを行う際は、まず仰向けに寝転がって、脚を床から持ち上げてひざを90°に曲げます。その後、ひざは曲げた状態をキープしたまま、反動を使わないようにゆっくりと、上体を起こしましょう。肩甲骨が床から離れる程度まで背中を丸めるように上体起こし、5秒程度キープしたら、ゆっくりとまた元の姿勢に戻りましょう。

腹筋クランチも10回を1セットにして、3セットのトレーニングをすると効果的です。

「マッチョ」の実戦練習|例文紹介

「マッチョ」の実戦練習|例文紹介

最後に「マッチョ」を使った実戦練習をしていきましょう。

対話形式の例文を用意したので、ぜひ参考にしてください。

“Muscular”の例文紹介

Aさん
Hey, have you seen John lately? He’s been hitting the gym regularly.

訳)ねえ、最近ジョンに会った?定期的にジムに通ってるらしいよ。

Bさん
Yeah, I have. He’s looking really muscular now, isn’t he?

訳)会ったよ!ジョンは今凄いマッチョになってるんだよね?

Aさん
Definitely! All those weightlifting exercises have paid off.

訳)間違いなくね!ウェイトリフティングトレーニングの成果が出てるよ。

Bさん
I’m impressed by his dedication. He’s become quite the gym enthusiast.

訳)ジョンの努力家なところは本当に感心する。今となってはかなりのジム愛好家だもんね。

“Beefy”の例文紹介

Aさん
Did you see the new guy at the gym? He’s huge!

訳)ジムの新人を見た?デカいよ!

Bさん
Yeah, he’s really beefy. Must spend a lot of time lifting weights.

訳)ね、あいつめっちゃマッチョだね。ウェイトリフトですごい時間を鍛えたんだろうな。

Aさん
He definitely stands out. I wonder if he’s a bodybuilder.

訳)彼は圧倒的に目立ってるよね。ボディビルダーなのかな?

Bさん
Could be. He’s got that beefy physique that’s typical of bodybuilders.

訳)かもね。ボディビルダーっぽい体系してるもんね。

“Ripped”の例文紹介

Aさん
Have you seen John lately? He’s been hitting the gym hard.

訳)最近ジョンを見た? ジム通いを頑張ってるみたいだよ。

Bさん
Yeah, he’s looking ripped! His muscles are so defined now.

訳)そうだね、めちゃくちゃ筋肉ついてるよ! 筋肉がくっきりしてるんだ。

Aさん
He must be following a strict workout and diet routine.

訳)きっと厳しいトレーニングと食事制限をしてるんだろうな。

Bさん
Definitely. It takes a lot of dedication and discipline to get ripped like that.

訳)間違いないよ。あんな風に筋肉をつけるには、努力と規律が必要だよ。

まとめ

今回の記事では、英語で「マッチョ」を表す様々な単語とその使い方について紹介しました。3つの言い方を最後に復習していきましょう。

  1. “Muscular”
  2. “Beefy”
  3. “Ripped”

英語を使った「マッチョ」の表現は、日常会話やビジネスの場でも頻繁に使われる表現の一つです。

今回の記事を参考に、「マッチョ」を正確に伝えるための表現を学び、英語力の向上に役立ててみてください。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。