皆さんは英語で「家賃」を表現できますか?
また、「賃料」や「部屋代」はどうでしょう。
こちらの記事では、そんな家賃に関する英語表現を、色々な角度から紹介していきます。
実際の使い方や関連語も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
「家賃」は英語でなんて言う?
「家賃」を英語で表現する場合、何と表現するのが正しいでしょうか。
まずは、家賃の英語表現を解説しつつ、「部屋代」や「賃貸」の英語も紹介していきます。
「家賃」は英語で”rent”と表現する
入居者がオーナーさんに支払うお金を「家賃」と言いますが、英語で表現する場合”rent”とするのが正しいです。
この単語は名詞表現であり、人からものを借りる際に使う「レンタル」という言葉と関連しています。
「レンタル」は、”rent”の形容詞表現である”rental”から来ており、和訳すると「賃借料、貸借、貸借物」といった意味を持つ単語です。
「部屋代」も”rent”を使えば表現できる
- 部屋代:”room rent”
部屋を借りるお代を指す「部屋代」は、”room rent”と表現するのが一般的です。
「家賃」を意味する”rent”だけでも意味は通りますが、あえて「部屋代」と言いたい場合は、先に”room”をくっ付けましょう。
「賃料」と言いたい場合も”rent”を使う
「家賃」と同様に、「賃料」を英語で表現したい場合は、”rent”を使って表現できます。
“rent”は、色々な意味を持ちますが、他にも「小作料」や「地代」の意味でも使用可能です。
また、「賃貸アパート」と表現したい場合は、“apartment for rent”と表現します。
「家賃」の使い方|例文紹介
次は「家賃(rent)」を使って、実際の使い方を見ていきましょう。
本記事では3つの例文を用意しているので、ぜひ応用にお使いください。
例1.「家賃が高い」- “rent is too expensive”
訳)本当はあのマンションに住みたかったんだけど、家賃が高くて手が出ません。
「家賃が高い」と英語で表現したい場合は、”rent is too expensive”と文章で伝えましょう。
“expensive”には「高価な」という意味があり、品詞は形容詞となります。
「家賃が高い」だけを英語で言いたいのであれば、”expensive rent”のような言い方をすれば良いですが、基本的には会話の中で使う表現なので、例文のような伝え方が好ましいです。
例2.「家賃収入を得る」- “To earn rental income”
訳)不動産に投資することで、家賃収入を得ることができ、長期的に資産を形成することができたのだ。
「家賃収入を得る」と言いたい場合は、”to earn rental income”を文章で使いましょう。
「稼ぐ」を意味する動詞表現の”earn”に、”rent”の形容詞表現である”rental”を組み合わせることで、「レンタルで稼ぐ」という意味になります。
“income”には、「収入」という意味がある為、これらを組み合わせることで「家賃収入を得る」と表現できるのです。
例3.「家賃滞納する」- “forget to pay my rent”
訳)私はいつも家賃を払うのを忘れてしまうので、口座引き落としに設定しました。
「家賃滞納する」を英語で表現する場合、”forget to pay my rent”と表現します。
この文章は直訳すると、「家賃の支払いを忘れる」という意味になりますが、他にも家賃を支払えない理由は様々です。
もし、「お金が足りなくて滞納している」と伝えたい場合は、”fall behind on rent”を代わりに使うと良いでしょう。
「家賃」の関連表現
最後に「家賃(rent)」の関連語を3つ紹介します。
- tenant:「借主」
- lease:「リース」
- landlord:「家主」
どれも資産という意味で関連する表現なので、ぜひ参考にしてください。
tenant:「借主」
日本語でも「貸主」を「テナント」と言ったりしますが、英語でも”tenant”と同じような英単語を使います。
tenantには、動詞表現で「借用する」という意味もありますが、基本的には名詞の「借主、居住者」の意味で使われることが多い単語です。
複数形で使う場合には、”tenants”となる点も一緒に覚えておきましょう。
訳)借主は、毎月期限通りに家賃を支払う義務があった。
lease:「リース」
日本語の「リース」を英語で表現する場合、”lease”という単語を使うのが適切です。
“lease”は、「借地契約、賃貸借契約」という意味がある名詞表現であり、不動産関連でよく使われる単語といえます。
“tenant”と同様に、動詞表現も存在し、動詞で使う場合は「賃貸する」という意味になるのです。
訳)たった今、新しいアパートの1年の賃貸契約に署名しました。
landlord:「家主」
“landlord”は、「家主」という意味のある名詞表現です。
他にも「主人」や「地主」という意味でも使われる”landlord”という単語ですが、TOEICなどのビジネス英語でも頻出の単語といえます。
名詞の中でも、可算名詞に分類されることから、複数形の”landlords”も一緒に覚えておきましょう。
訳)賃貸契約の更新について大家さんと話さなければならない。
まとめ
こちらの記事では「家賃」の英語表現である、”rent”の意味を紹介してきました。
本記事を通じて覚えておくべきポイントは、下記の3つです。
- “rent”は、「部屋代」や「賃料」の意味でも使える
- “rental”は”rent”の形容詞表現で、和訳は「レンタル」
- “expensive”や”income”などのお金に関する英単語とセットで使われやすい
実際に海外で生活する上でも、一番最初に決めるのが住居となります。
海外でも賃貸は主流の住処であると言えるので、ぜひ本記事の内容を参考に、現地で困らないような対策をしておきましょう。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。