皆さんこんにちは!今回は横断歩道についてです!

「横断歩道」は思いっきり日本語なので、「横断歩道」は英語でなんて言う?と聞かれてもぱっと答えられないですよね。

今回はそんな横断歩道の英語について解説します。

横断歩道の英語をマスターし、もしもの時に活かせるようにしましょう!

「横断歩道」は英語で何て言う?

横断歩道と一緒に使う用語

まず、横断歩道は英語で何というのか見ていきましょう。

横断歩道はアメリカとイギリスで呼び方が異なります。

 

アメリカでは横断歩道は「crosswalk」と呼ばれています。

 

crosswalk」の語源は、「cross」(横断する)と 「walk」(歩く)から派生しています。この言葉は、道路を横断するために歩行者が使用する場所や区域を指すものとして、20世紀初頭にアメリカで広まりました。この用語は、歩行者が安全に道路を横断するための指定された場所であることを示しています。

crosswalk」の他にも「pedestrian crossing」と呼ばれることがあります。

pedestrian」は「歩行者」という意味でTOEICなどでよく出てきますので、覚えておきましょう。

 

イギリスでは、横断歩道を 「zebra crossing」(ゼブラクロッシング)と呼びます。

この呼び名は、黒と白の縞模様があることから、ゼブラ(シマウマ)にちなんで名付けられました。日本と同じくイギリスでは、歩行者が横断歩道を利用する際に、車両は歩行者に優先権を与えることが法律で定められています。そのため、ゼブラクロッシングはイギリスの交通における重要な要素となっています。

 

まとめですが、

横断歩道の英語はアメリカでは「crosswalk

イギリスでは「zebra crossing」となります。

 

一般的な名詞ですので、特に注意点はありませんが、

実践の場ではアメリカとイギリスで使い分ける必要があります。

 

横断歩道の例文で横断歩道のイメージをより鮮明にしてみましょう。

Aさん

Please wait for the signal at the crosswalk before crossing the street.

訳)道路を横断する前に、横断歩道で信号待ちをしてください。

Aさん

The children held hands as they walked across the crosswalk to reach the park safely.

訳)子供たちは安全に公園に行くため、横断歩道を手をつないで歩きました。

Aさん

Drivers must yield to pedestrians who are using the crosswalk.

訳)横断歩道を利用している歩行者に対して、運転手は譲る義務があります。

Aさん

The zebra crossing is a safe place for pedestrians to cross the road.

訳)横断歩道は、歩行者が道路を安全に横断するための場所です。

 

補足ですが、イギリスでは「zebra crossing」の他にも、横断歩道を表現する言葉があります。

Pelican crossing(ペリカンクロッシング)

Pelican crossing」は、「Pedestrian Light Controlled Crossing」(歩行者信号制御横断歩道)の略で、歩行者が信号機を使って横断するタイプの横断歩道を指します。通常、歩行者がボタンを押すと信号が変化し、車両の流れが停止して歩行者に横断する時間が与えられます。

 

Puffin crossing(パフィンクロッシング)

Puffin crossing」は、「Pedestrian User-Friendly Intelligent Crossing」(歩行者利便性向上型インテリジェント横断歩道)の略で、ペリカンクロッシングが備える機能に加え、歩行者や車を感知して、自動的に信号機の時間を調整する機能が備わった横断歩道を指します。

 

Pelican crossing」と「Puffin crossing」は、イギリスでの特定の横断歩道の種類を区別するために使用されます。しかし、一般的な会話や日常的なコミュニケーションでこれらの用語を厳密に区別して使用することはありません。一般的には、横断歩道を単に「ゼブラクロッシング」と呼びます。交通関連の専門家や道路使用者の中には、正確な用語を使い分けることがあります。

※「Puffin」は鳥の一種です。

横断歩道と一緒に使う用語

横断歩道と一緒に使う用語

「横断歩道」の英語は覚えていただけたかと思います。

次にご紹介するのが、横断歩道と一緒に使う用語です。

横断歩道は名詞ですので、動詞などと併せて使うのが一般的です。例文などを用いてご紹介しますので、ぜひ実践のイメージをつけていただければと思います。

横断歩道を横断する

「横断歩道を横断する」は「cross the crosswalk」と表現します。

 

cross」は「横切る、渡る、横断する」等の動詞や「気難しい」などの形容詞、「横断、十字架、雑種、十文字」などの名詞を意味を持ちます。

基本的には動詞の「横断する」という意味が一般的ですので、横断歩道(crosswalk)から連想させると意味を覚えやすいです。

 

例文

Aさん

I always cross the crosswalk when I need to get to the other side of the street.

訳)私は通りの反対側に行く必要があるときはいつも横断歩道を横断します。

 

横断歩道を使う

「横断歩道を使う」は「use the crosswalk」と表現します。

 

use」については説明が不要な一般的な動詞です。

発音も簡単なので、留学先などの実践の場で重宝されますが、ずっと使っていると表現の幅が広がらないので、使い過ぎには注意が必要です。

 

例文

Aさん

Please remember to use the crosswalk and not cross the busy road illegally.

訳)混雑した道路を違法に横断するのではなく、横断歩道を使ってください。

 

横断歩道を歩いて渡る

「横断歩道を歩いて渡る」は「walk across the crosswalk」と表現します。

 

across」は「特定の場所やものを横切る際に使用する前置詞」となります。

walk」の他にも「jump across」や「swim across」などのような形で使われます。

 

例文

Aさん

She carefully walked across the crosswalk, paying attention to the traffic signals.

訳)彼女は交通信号に注意しながら、慎重に横断歩道を歩きました。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は横断歩道の英語についてご紹介しました。

アメリカとイギリスで使い分けが必要ではありますが、「Pelican crossing」や「Puffin crossing」と呼ばれることがあるなど、興味深い側面がありますよね。

横断歩道の英語に限らず、補足情報と併せて英語学習をすると楽しい経験になると思いますので、ぜひ継続的に学習していただければと思います。