「声をかける」「話しかける」など、誰かとコミュニケーションを始める際の表現を英語で何と言うか知っていますか?
日本語では一つの「声をかける」という表現で済みますが、英語では状況や相手との関係性によって様々な表現を使い分ける必要があります。
この記事では、「声をかける」に関する様々な英語表現から、ビジネスで使える丁寧な言い回しまで、シーン別に使い分けられる表現をわかりやすく紹介します。
「声をかける」表現を英語で

日本語の「声をかける」を英語で表現する基本的な方法です。
基本的な表現
speak to ~に話しかける
say something 声をかける、何か言う
talk to ~に話しかける(カジュアル)
英辞郎によると、「声をかける」は “say something” で表現できます。
状況別の使い分け
approach 近づいて話しかける
address (フォーマルに)話しかける
greet 挨拶する
「呼びかける」を英語で表現
誰かの注意を引いて呼びかける英語表現です。
基本的な表現
call out to 呼びかける
shout to 大声で呼びかける
hail 呼び止める
ビジネスでの表現
get someone’s attention 誰かの注意を引く
catch someone 誰かをつかまえる
stop someone 誰かを呼び止める
「話しかける」を英語で表現
会話を始める際の「話しかける」の英語表現です。
基本的な表現
strike up a conversation 会話を始める
start talking to ~に話し始める
engage in conversation 会話に入る
カジュアルな表現
chat with おしゃべりする
have a word with ちょっと話をする
catch up with 近況を話す
Oxford Learner’s Dictionariesでは、会話に関する様々な表現が紹介されています。
「声をかけたい」を英語で表現

誰かに声をかけたいという願望を表す英語表現です。
基本的な表現
want to talk to ~に話しかけたい
would like to speak with ~とお話ししたい(丁寧)
hope to have a word with ~と話す機会を持ちたい
より積極的な表現
reach out to 連絡を取る、声をかける
make contact with 連絡を取る
get in touch with 連絡を取る
英語の声かけフレーズ
様々なシーンで使える声かけのフレーズ集です。
日常的な声かけ
Excuse me すみません
Hey there やあ(カジュアル)
Can I ask you something? ちょっと聞いてもいい?
ビジネスでの声かけ
May I have a word? 少しお話しできますか?
Do you have a minute? 少しお時間いただけますか?
Could I speak with you briefly? 少しお話しさせていただけますか?
初対面での声かけ
Hi, I’m [name] こんにちは、[名前]です
Nice to meet you はじめまして
I don’t think we’ve met まだお会いしたことがないと思いますが
「声をかけられる」を英語で表現
誰かから声をかけられる状況を表す英語表現です。
基本的な表現
be spoken to 話しかけられる
be approached by ~に声をかけられる
be addressed by ~に話しかけられる
受動的な状況の表現
someone came up to me 誰かが近づいてきた
someone stopped me 誰かに呼び止められた
someone wanted to talk 誰かが話したがっていた
英語で声をかけられた際の適切な対応も覚えておきましょう。
Yes? / Can I help you? はい?/どうしましたか?
What can I do for you? 何かお手伝いできることはありますか?
Sorry, do I know you? すみません、お知り合いでしたか?
これらの表現を使えば、突然声をかけられても慌てずに対応できます。特にビジネスシーンでは、丁寧な対応が求められるため、”How can I help you?” や “What can I do for you?” といった表現を覚えておくと役立ちます。
まとめ
「声をかける」に関する英語表現は、状況や相手によって使い分けることが大切です。基本的な「声をかける」は “speak to” や “talk to” で表現し、「呼びかける」は “call out to”、「話しかける」は “strike up a conversation” などを使います。
「声をかけたい」は “want to talk to” や “reach out to”、実際の声かけフレーズは “Excuse me” から始めるのが基本です。「声をかけられる」は “be approached by” などの受動態で表現します。
相手や状況に応じて適切な表現を選ぶことで、スムーズなコミュニケーションが可能になります。ぜひこれらの表現を活用して、自信を持って英語で声をかけてみてください。
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