「ひどい」を英語で何と言うかわかりますか?

こちらの記事では、「ひどい」に関連する英単語はもちろん、「最悪」や「悪口」「クソ野郎」「煽る」なんていう表現も紹介していきます。

例文も用意してあるので、ぜひ参考にしてください。

「ひどい」は英語で何という?

「ひどい」は英語で何という?

皆さんは「ひどい」を英語で表現できますか?

「ひどい」は、色々なシーンで使える言葉となりますが、英語でも日本語同様に使い分けられると便利です。

ここでは、「ひどい」の英語表現はもちろん、関連付けて「最悪」や「悪口」「クソ野郎」「煽る」等の表現も紹介していきます。

一緒に勉強していきましょう。

「ひどい」は英語で”terrible”という

「ひどい」を英語で表現する場合、”terrible”という表現が適切となります。

terribleの意味

①恐ろしい
②ひどい
③非常に悪い
④下手

“terrible”を辞書で引くと、一番最初に出てくるのが「恐ろしい」という意味になります。

④の下手というのは、”I’m good at playing soccer(サッカーが得意です)”のように、”I’m terrible at playing soccer(サッカーが下手です)”と使います。

上記で説明した英単語”terrible”の他にも、「ひどい」を表現できる英語が存在するので一緒に紹介していきます。

「ひどい」=”horrible”

“horrible”は、スペル的にも”terrible”と似ていますよね。

実は、”horrible”は「恐怖におびえている様子」を指す英単語であり、ホラー映画や戦争などの恐ろしさを表す「ひどい」の意味で使われます。

ぱっと見似ていることから、非常に覚えやすい単語であるといえるので一緒に覚えておきましょう。

「ひどい」=”awful”

“awful”も「ひどい」の意味で使われる英単語です。

“terrible”や”horrible”との違いは、恐怖心が無い点といえます。

例えば”That was awful(あれはひどかったよね)”のように、何かの非道を非難するときなどに使えるのです。

Aさん
日本語に訳すと同じ言葉になるけど、英語にすると若干ニュアンスが違う単語が数多に存在するのが言語の面白さです。ニュアンスで覚える場合は、必ず例文と一緒に覚えるようにしましょう。

「最悪」は英語で”terrible”という

「ひどい」の意味で紹介した英単語”terrible”には、実は「最悪」という意味もあります。

先に掲載している単語解説の中で言うと、③の意味「非常に悪い」と近しい言葉がこの「最悪」です。

また、”awful”の説明でも紹介した例文に”That was awful(あれはひどかったよね)”が存在しましたよね。

“terrible”も「最悪」の意味で使う場合、”awful”に置き換えて“That was terrible(あれはひどかった)”のように使えるのです。

「悪口」は英語で”slander”という

「悪口」を英語で表現すると、”slander”という英単語が適切です。

slanderの意味

①中傷
②悪口

slanderは基本的には、名詞として使われます。ただし、動詞で「~を中傷する」という使い方もできるので、一緒に覚えておきましょう。

他にも”bad mouth”や”insult”、”evil speaking”等も同じように「悪口」として使われる英語表現といえます。

どれを使っても問題ないですが、無難な表現を使いたい場合は”slander”が良いでしょう。

Bさん
個人的に、英語は悪口のスラング表現が日本語と比べても多いような印象です。エビデンスはないので、あくまでも肌感となりますが・・・。

「クソ野郎」は英語で”bitch”という

「悪口」に関連付けて、英語ですごくよく使われる悪口を紹介します。

「クソ野郎」という気持ちになり、言葉で表現したい場合はこの”bitch”が適切でしょう。

かなり強力な表現であり、使いどころを間違えると100%相手を怒らせるので、使う相手とシーンをしっかりと考慮しましょう。

また、“bitch”は略称表現であり、元々は”son of a bitch”となります

「煽る」は英語で”stir up”という

最後に相手を「煽る」を英語にする場合、”stir up”という英語表現が適切です。

“egged on”というスラング表現もありますが、どちらを使っても問題ありません。

“stir up a commotion”で、「もめ事を引き起こす」なんて便利な表現もあるので、一緒に覚えておきましょう

「ひどい」を使った例文紹介

「ひどい」を使った例文紹介

ここまでは「ひどい」について、色々な側面から勉強してきました。

英単語という意味では頭にインプットできたかと思われます。

ただし、実践で使えるかどうかが重要です。

ということで、ここからは例文と一緒に「ひどい」を見ていきましょう。

「ひどい怪我だね、どうしたの?」

  • Oh, that’s a terrible injury. How’s it happening?
    訳)ひどい怪我だね、どうしたの?

「ひどい」を「怪我」と一緒に使った例文となります。

ここで使う「ひどい」は”terrible”となり、「怪我」は”injury”となるため、組み合わせることで、”terrible injury(ひどい怪我)”となるのです。

「どうしたの?」は、色々な英語表現がありますが、今回の場合は「どうやって」を”How”で表すことによって、「どうやって怪我したの?」>「どうしたの?」と訳しています。

Aさん
アメリカ人と話していると、今回紹介したような”That’s a ~~”という言い回しをよく耳にします。怪我に限らず、別のシーンでも色々使える表現なので、覚えておくと便利でしょう。

「そんなこと言うなんてひどいよ。」

  • It’s terrible to say that.
    訳)そんなこと言うなんてひどいよ。

この表現は、文章としてまるっきり覚えてしまうのが良いでしょう。

ちなみに、先に紹介した”That’s a ~~”の文章もここで使えるので見ていきましょう。

That’ s a terrible thing to say.

また、“What a horrible thing to say”と表現することで、「ひどさ」を強調することもできます

使う単語によってニュアンスが変わるので、面白いですね。

「今日はひどく寒いね。」

  • It’s terribly cold today.
    訳)今日はひどく寒いね。

今回使っている「ひどい」は、副詞の”terribly(ひどく)”という英単語です。

“terrible”は形容詞なので、上記のように変形させることで便利な使い方ができます。

ちなみに、”awful”も副詞に変形すると”awfully”となり、今回の文章でも”It’s awfully cold today”と表現可能です。

まとめ

こちらの記事では、「ひどい」の英語表現からその関連の英単語を紹介してきました。

“terrible”や”horrible”, “awful”の他にも、”very bad”や”hard”等も実は「ひどい」として使えます。

このように探そうと思えば、いくらでも出てくるのが英語の面白さなので、ぜひ色々試行錯誤しながら探求してみてください。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。