“assignment”は「宿題」「任命」といった意味で使われる英語表現で、名詞として使うことができます。「割り当てる」や「任命する」、「与える」といった意味を持つ動詞”assign”から派生した言葉です。
英文や英会話の中でも頻繁に登場する”assignment”ですが「いまいち使い方や意味が分からない。」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
そこで本記事では「”assignment”について詳しく知りたい。」という方に向けて、“assignment”の意味や使い方、”assignment”に似た英語表現4つの意味や使い方について例文付きで詳しく解説しています。
記事を最後までチェックすれば、”assignment”に関することは一通り分かりますよ。”assignment”について知りたくてこの記事にたどり着いた方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。
“assignment”の意味や使い方
“assignment”には、以下4つの意味や使い方があります。
- 宿題、研究課題
- 割り当てられた仕事、(任命された)職
- 割り当て、任命
- (財産、権利などの)譲渡
それぞれ例文付きで詳しく見ていきましょう。
宿題、課題
“assignment”には、「宿題」や「研究課題」といった意味があり、名詞として使用できます。主にアメリカで使われる表現です。
例文をいくつか紹介します。
I had a lot of fun during summer vacation and I’m struggling with my assignments.
訳)夏休み中はたくさん遊んでしまったので、宿題に苦戦しています。
Aさん
We have determined the topic of our assignment.
訳)私たちは、研究課題のテーマを決定しました。
割り当てられた仕事、(任命された)職
“assignment”には、「割り当てられた仕事」や「(任命された)職」といった意味があり、名詞として使用できます。
例文をいくつか紹介します。
Aさん
His first assignment working at the television station was to produce documentaries.
訳)テレビ局で働いて彼に割り当てられた最初の仕事はドキュメンタリー番組の制作でした。
Aさん
I was appointed to the assignment of Chief of Police.
訳)私は警察署長に任命されました。
割り当て、任命
“assignment”には、「任命」という意味があり、名詞として使用できます。
例文を紹介します。
Aさん
We need to discuss a new project assignment.
訳)私たちは新しいプロジェクトの割り振りについて話し合わなければいけません。
(財産、権利などの)譲渡
“assignment”には、「(財産、権利などの)譲渡」という意味があり、名詞として使用できます。
例文をいくつか紹介します。
Aさん
The assignment of my father’s estate is written in his will.
訳)父の遺産の譲渡については、遺言状に書いてあります。
Aさん
There is a strict screening process for the assignment of land ownership.
訳)土地の所有権の譲渡には、厳しい審査があります。
“assignment”に似た英語表現の意味や使い方
“assignment”に似た以下4つの英語表現の意味や使い方について解説します。
- “homework”
- “task”
- “appointment”
- “transfer”
それぞれ例文付きで詳しく見ていきましょう。
“homework”
“homework”には、「宿題」という意味があり、名詞として使用できます。”assignment”が長い時間をかけて取り組む宿題や研究課題を指しているのに対して、“homework”は与えられてからすぐに取り組み、提出するような宿題や課題を指します。また、学校で教師が生徒に自宅で行わせる宿題は、“homework”と表現される場合が多いです。
“homework”を使った例文について見てみましょう。
Aさん
This report is due tomorrow for homework. Please remember to bring it in.
訳)私たちの仕事は人々をまとめることです。
Aさん
My mother gets mad at me if I don’t finish my homework that is due on Monday.
訳)月曜日に提出する宿題を終わらせないとお母さんに怒られます。
“task”
“task”には、「課題」という意味があり、名詞として使用できます。ビジネスシーンなどでもよく耳にする言葉のため、馴染みのある方も多いのではないでしょうか。“task”は、「やらなくてはいけない作業や仕事」といったニュアンスで使われることが多く、日常的に与えられる比較的軽い業務のことを指します。
“task”を使った例文について見てみましょう。
Aさん
I manage my schedule so that I can do my daily tasks efficiently.
訳)日々の課題を効率的に行えるよう、スケジュール管理をしています。
“appointment”
“appointment”には、「予約」や「任命」といった意味があり、名詞として使用できます。例えば大統領や議員など、ある人を指名して特定の役職に任命するといった公式的な使い方をする英語表現です。”assignment”の方がより一般的な表現となります。
“appointment”を使った例文について見てみましょう。
Aさん
Her appointment as president is the biggest surprise of the year for me.
訳)彼女の社長就任は、私にとって今年いちばんの驚きです。
“transfer”
“transfer”には、「譲渡」という意味があり、名詞として使用できます。一般的に”assignment”は、目に見えない知的財産権などの無形資産の譲渡の意味で使われます。それに対し、“transfer”は目に見える有形資産の譲渡という意味で使われることが多いので覚えておきましょう。
“transfer”を使った例文について見てみましょう。
Aさん
Transfer of live tickets to others is prohibited.
訳)ライブチケットの他人への譲渡は禁止されています。
まとめ
“assignment”の意味や使い方、”assignment”に似た英語表現4つの意味や使い方について解説しました。”assignment”の意味や使い方について理解できましたでしょうか?
“assignment”の意味や使い方が分かったら、次は英会話などで”assignment”を実際に使ってみましょう。そうすることで、”assignment”がただの知識ではなく、使える英語表現になります。
また今回のように、分からない英単語に直面したら、その場ですぐに調べる癖をつけるようにしてください。地道な作業ではありますが、分からない単語を1つ1つクリアしていくことが、英語力上達への1番の近道です。