以前はオンライン英会話といえば、日本語の使用はNGで、とにかく英会話力を鍛えるというイメージでしたが、昨今では、英語学習者の目的やニーズに合ったオンライン英会話が増えてきています。

英語学習者の昨今のニーズとして、英検合格やTOEICのスコアアップがあり、Kimini 英会話はそういったニーズにも対応しています。

入試や入社・転職に影響するので、英検合格やTOEICのスコアアップのため英語を勉強する人が増えていますが、なかなか成果が上がらない方を見かけることがあります。

この記事では、英検やTOEICなどの試験のために英語を勉強しているけれど、なかなか成果が上がらない理由について分析し、どうずれば改善できるのかや、効率のよい英語勉強法とオンライン英会話の活用法をお伝えします。

オンライン英会話で身につく会話コミュニケーション力

英文法を勉強する際 リスニングも活用

近年の英検やTOEICテストの傾向として、学校の教科書に出てくる定型文を超えた問題が出題される傾向があります。

具体的な例を挙げて説明した方が分かりやすいので、一般公開されている英検の問題を例に挙げて説明させていただきます。

英検 5 級から 準2級までは、大問 2 で会話文の空所補充の問題が出題されていますが、この会話文の問題で、学校の教科書の定型文を超えた問題が見受けられます。

Husband: Is there a post office near here?                                     Wife: (               )   Let’s ask that police officer.

1. Be careful.                                           2. I’m not sure.

3. I have some stamps.                            4. You can’t do that.    

                 (出典:2023年度第1回検定一次試験(3級)

この問題は英単語や文法は難しくないですが、学校では Is there … ? と聞かれたら、Yes, there is. / No, there isn’t. と答えるように教えられるので、正答率が高くないでしょう。

その学校で教わった答え方が選択肢にないので、こういった問題に直面したときに、悩んでしまう生徒さんが多いですが、正解は、2. I’m not sure. (確信が持てない)です。

海外経験がある生徒さんなら、迷うことなく 2 を選べるでしょうが、学校の教科書中心の英語学習しか経験していない生徒さんには、難しい問題になっています。

こういった問題では、空所の後に来ている文に意味がつながる表現を選ぶのが基本です。従って、論理的に筋が通った英会話コミュニケーションを知っていないと、正解にたどりつけません。

オンライン英会話を通してこういった問題に触れることで、学校の教科書を超えて外部の英語試験で出題される会話文の問題にも、正解できるようになります。

英文法を勉強する際 リスニングも活用

英文法を勉強する際 リスニングも活用

英語力アップのためには、ボキャブラリーを増やす以外に、正しい英文法を学ぶことが必須になってきます。

実際、学校や英検、TOEICの英語テストでも、英文法の問題はかなりのウェイトを占めていて、英単語をたくさん知っていても、正しい英文法を理解していなければ、点数が取れません。

さらに、英検やTOEICテストでは、リスニングテストの比重がかなり大きくなっています。英検では、リスニングテストが7割近くとれていないと、合格が難しいと言われています。

そこで、英単語や英文法を勉強する際に、それらを正しい発音で読んで文法の説明も詳しくしてくれるオンライン英会話を活用されるのはいかがでしょうか。

単語や文法を勉強しても、その単語や英文を正しく読めない人が増えていますが、オンライン英会話を活用すれば、単語や文法の勉強と同時に リスニング力も鍛えることができます。

英単語力は語源や対義語・類義語も学んで一気に増やそう

Aさん
学校の英語テスト前に、英単語を一夜漬けで覚えるけど、すぐ忘れちゃうんだ。
Bさん
僕もそう。直前につめこみで覚えるけど、すぐに全部忘れちゃうよ。
Aさん
英単語ってつめこみで覚えても、すぐに忘れちゃうね。

こんな悩みを抱えている中学生や高校生は、とても多いのではないでしょうか。

確かにつめこみで覚えた英単語は、すぐに忘れてしまいますが、英単語の意味を長い間覚えていられて、英単語力を上げる勉強法がいくつかあるので、ご紹介します。

  • 英単語力は 語源を意識して覚えると、語源の意味を意識して覚えるので忘れづらくなります。具体例: ambi- は「両方の、周りの」という意味があるので、ambiguity は「両義性、あいまいさ」という意味になります。
  • また、その単語の形容詞形、動詞形、名詞形なども意識して覚えると、芋づる式にたくさんの単語が覚えられます。先ほど例に挙げた ambiguity (名詞)と一緒に、その形容詞形 ambiguous (両義のある、あいまいな)も一緒に覚えましょう。
  •  さらに、その単語の対義語や類義語も一緒に覚えると、一気にたくさんの単語が覚えられて、ボキャブラリーが増えます。ambiguous の 対義語は、un を頭につけて unambiguous とするだけで、簡単に作れます。 頭に un をつけるだけで、対義語が作れる単語は、たくさんあって、unnecessary, unclear などもそうですね。                     ambiguous の類義語としては、equivocal(あいまいな、不確かな)をおさえておくといいでしょう。

上記に挙げたのは、ほんの一例にしか過ぎませんが、英検の上級になればなるほど、長くて紛らわしい単語が増えてくるので、単語の覚え方にも工夫が必要です。

Kimini オンライン英会話の講師は英語の達人で、ボキャブラリーも多く、ボキャブラリーの増やし方についても、リクエストすれば、折に触れて教えてくれるでしょう。

オンライン英会話を通してスピーキング力を強化

オンライン英会話を通してスピーキング力を強化

昨今の英語試験は、「読む、聞く、書く、話す」の4技能が重視されるようになったため、スピーキング力も重要になってきています。

TOEIC の Listening & Reading Test では、スピーキングテストはないですが、英検では 3級以上は、2次試験のスピーキングテストに合格しないと、合格証明書はもらえません。

リスニング力もそうですが、スピーキング力も時間をかけて訓練しないと、なかなか上達しません。

英会話の練習をせずに、スピーキング2次試験に合格することは、英検上位級になればなるほど、厳しくなってきています。

「海外留学しなくても、英語は上達できる」という謳い文句を時々耳にしますが、スピーキングに関しては、積極的に英語をアウトプットする機会を作っていかないと、厳しいと考えられます。

ですから、スピーキング 2次試験向けにも、オンライン英会話を上手に活用されることをおすすめします。

学研の Kimini英会話

英検やTOEICテスト向けの英会話レッスンの中には、学研の Kimini 英会話があります。

Kimini 英会話は、学習塾や家庭教師、学習参考書などで教育業界に貢献してきた老舗企業「学研」が運営しているので、英語の勉強に関するノウハウや教材があって、目的やニーズに合わせて効率的に学べます。

英語の4技能をバランス良く伸ばしたい方や、基礎力を伸ばしたい方には「総合英語」コースがおすすめです。

基礎力はあって、英検合格を目指しているなら、「英検®合格コース」と「英検®二次試験対策」がおすすめです。

「英検®合格コース」は、英検5級から英検2級まで、「英検®二次試験対策」は英検3級から英検準1級まで、レベル別にクラスが分かれているので、自分のレベルに合ったクラスが選べます。

まとめ

この記事では、英検やTOEICテスト向けにオンライン英会話は活用できるか考察しながら、英語テストで伸び悩んでいる生徒さんの問題点を分析して、成果の上がる英語の勉強法についてご紹介しました。

この記事でご紹介した英語の勉強法が、あなたの英語学習の一助になり、英語力がさらに伸びることを期待しています。