オンライン英会話は格安で良質な英会話レッスンを受けられることから人気の英語学習サービスです。

手軽に良質なレッスンを受けられるオンライン英会話ですが、頑張ってレッスンを受けて勉強するのですから、上手に使って英語力を伸ばしたいですよね。

オンライン英会話を使って英語力が伸びる人もいれば、オンライン英会話ではなかなか英語力が伸ばせない人もいます。

そしてオンライン英会話で英語力が伸びる人と、伸ばせない人にはそれぞれ特徴があります。

この記事では、オンライン英会話で英語力が伸びる人の特徴と、伸びない人の特徴、そしてオンライン英会話で英語力を伸ばせる人になるにはどうすればいいかをお伝えします。

この記事を読み終わる頃には、自分がオンライン英会話で英語力を伸ばせる特徴を持っているか、そしてこれからオンライン英会話を受けるときにどうすれば英語力を伸ばせるのかを知っているのでぜひ最後まで読んでください。

オンライン英会話で伸びる人・伸びない人の特徴とは?

オンライン英会話で伸びる人・伸びない人の特徴とは?

オンライン英会話で英語力が伸びる人と伸びない人とでは、以下の特徴があることと言えます。

オンライン英会話で英語力が伸びる人の特徴

オンライン英会話で英語力が伸びる人には、主に以下の特徴があると言えます。

継続できる力

オンライン英会話で英語力が伸びる人には、「物事を継続できる力」があると言えます。

物事を継続できる力とは、単に「長くレッスンを続ける」というだけではなく、「成果を得るために、長期的な視点でものごとに取り組める力」を指します。

英会話を含めて、英語学習で成果を実感するには一定の期間を必要とする場合が多いです。

そのため、瞬発的にやる気を起こしてその度に成果を得ようとするタイプの人(いわゆる熱しやすく冷めやすい人)よりも、長期的な視点でコツコツと勉強を継続できる人の方が向いていると言えるでしょう。

Aさん
As the saying goes, practice makes perfect!
訳)ことわざにもあるように「継続は力なり」です!
Bさん
Those who are unable to maintain continuous effort in learning English tend to drop out.
訳)英語学習において継続的に努力を続けられない人は、脱落してしまう傾向があります。

やり抜く力

先ほど紹介した「継続する力」にもつながっていますが、オンライン英会話で英語力が伸びる人には、「やり抜く力」があると言えます。「やり抜く力」とは、何か困難や挫折に直面しても、最後まであきらめずに努力を続け、目標を達成する力を指します。

才能がある人が、その才能を開花すべく最大限努力して成功する時代ですから、多少の困難や挫折に直面しても、心折れずに努力し続けなければ、小さな成功でさえ得られない厳しい時代になってきているのかもしれません。

「やり抜く力」は GRIT力とも呼ばれ、社会的に成功している人に共通している力として、近年注目されていますね。GRITって何の略だろうと思う方もおられるでしょう。

  • Guts(ガッツ):困難なことにも立ち向かう度胸
  • Resilience(レジリエンス):苦境にめげずに立ち直る復元力
  • Initiative(イニシアチブ):自ら目標を見つけて取り組む自発性
  • Tenacity(テナシティ) :最後までやり遂げる執念

上記の頭文字を取って GRITとなります。

わからないことを聞き返せる力

オンライン英会話で英語力が伸びる人には、「わからないことを聞き返せる力」があると言えます。

オンライン英会話で活きてくる「わからないことを聞き返せる力」とは、以下の2つの意味に分けて考えることができます。

  1. わからない事に対して「わからない!」と意思表示できる力
  2. わからない事に対して「ここがわからない!」と説明できる力

まず、「わからない!」と意思表示できる力については、日本人は特に真面目な気質で、受動的にものごとに取り組む傾向があります。

なので、わからないことがあったときにも、とっさに「わからない!」と意思表示するのが苦手な人も多いです。

しかしオンライン英会話で英語力が伸びる人は、わからないことがあったときに的確に「わからない」と意思表示ができます。

続いて、「わからないことを説明する力」ですが、わかりやすく言えば「どこがわからないのかがわからない」状態を回避する力だと言えます。

わからないことを聞き返して、「ここがわからない!」と言えることで、わからないことを次に持ち越すことが少なくなり、その結果英会話の習得でも力を伸ばしやすいと言えるわけですね。

Aさん
Those who can explain what they don’t understand will be good at discussing in English.
訳)何が分からないのか説明できる人は、英語でのディスカッションが上手になるでしょう。
Bさん
You will improve your English by asking what you don’t understand, getting explanations, and eliminating what you don’t understand.
訳)何が分からないのかを尋ねて、説明を受けて、分からない点をなくしていくことが、英語の上達に繋がりますね。

オンライン英会話で英語力が伸びない原因

対してオンライン英会話で英語力が伸びない原因は、主に以下のことが挙げられます。

オンライン英会話を「受動的に」受けている

オンライン英会話で英語力が伸びない原因として、レッスンを「受動的に」受けていることが挙げられます。

「受動的に」というのは、具体的に言うと以下のようなイメージでボーッとレッスンを受けている状態を指します。

Aさん
レッスンを受けていれば、自然と英語力は伸びていくでしょ

確かにオンライン英会話は良質な英会話レッスンを提供しているスクールが多いですが、ただボーッとレッスンを受けているだけでは英会話力は伸びていきません。

オンライン英会話で英会話力を伸ばすには、自分から「こうなりたい!」という目標を立てて、立てた目標を達成するために必要なスキルに意識を集中させてレッスンを受けるのが効果的です。

こうした「能動的にレッスンを受講する」マインドでレッスンに挑むことで、前述した「オンライン英会話で英語力が伸びる人の特徴」を今からでも身につけることができるわけです。

「受動的な学習」は英語で “passive learning”、「能動的な学習」は英語で “active learning”です。

Aさん
Active learning is encouraged in online English lessons.
訳)オンライン英会話のレッスンにおいても、能動的な学習が勧められます。

なぜ「能動的に」レッスンを受けると、「伸びる人」になる?

なぜ「能動的に」レッスンを受けると、「伸びる人」になる?

前項の最後で「『能動的にレッスンを受講する』マインドでレッスンに挑むことで、「オンライン英会話で英語力が伸びる人の特徴」を後天的に身につけることができる」とお伝えしました。

なぜオンライン英会話を能動的に受けると、「オンライン英会話で英語力が伸びる人の特徴」を今からでも身につけることになるのでしょうか。

これは「伸びる人の特徴」に「能動的にレッスンを受けるとどうなるか」を当てはめるとしっくりと説明がつきます。

継続できる力

オンライン英会話で英語力を伸ばせる人の特徴に「継続できる力」を挙げました。

継続できる力とは、単に「長くレッスンを続ける」というだけではなく、「成果を得るために、長期的な視点でものごとに取り組める力」を指します。

長期的な視点でものごとに取り組むには、前提として「達成すべき目標」が必要です。

達成すべき目標があると、目標を達成するために「レッスンで何を身につけるべきか」や「何をどれだけ学べばいいか」など、「自分で考えてゴールまでの道筋を組み立てる意識」が働きます。

つまり、オンライン英会話で英語力が伸びる人は、「達成すべき目標」をしっかりと持っているからこそ、自然と能動的なレッスンの受講が出来ていると言うことができ、「こうなりたい!」と目標を立てれば、後からでも自然と「継続する力が身につく」というわけです。

「達成すべき目標」は、達成可能な目標にすべきです。あまりにも達成が難しくて達成不可能な目標を立ててしまうと、結局達成できなくて、がっかりしてしまい、やる気を失ってしまうという結果に陥ります。

成功している人、例えば大谷翔平選手だって、「何歳までに○○を達成する」という目標を立てていますが、冷静に考えて、その年齢までに達成可能な目標を立て、それを少しずつ達成していっています。

Aさん
In order to look at things from a long-term perspective and achieve your goals, you need to set realistic goals that are achievable.
訳)長期的な視点で物事を見て、目標を達成していくためには、達成可能な現実的な目標を立てる必要があります。
Bさん
I believe that all successful people set achievable goals and achieve them steadily and gradually.
訳)成功している人は、みんな達成可能な目標を立てて、それを着実に少しずつ達成していると思います。

やり抜く力

能動的にレッスンを受講することで、最後まで「やり抜く力」も自然と身につきます。何かを始める際には、「いつまでに○○をして、いつまでに○○をする」というできるだけ細かく、達成可能な目標を立てます。目標を立てただけで終わりにしてはいけません。目標を立てたら、それをやり抜く力を発揮していかなければなりません。

何かを長く続けれていれば、時には困難や挫折に直面することもあるでしょう。困難や挫折に直面したときこそ、GRIT力を発揮して、最後までやり抜いていきたいですね。

わからない意思表示をする力

能動的にレッスンを受講することで、「わからない意思表示」も自然と身につきます。

オンライン英会話で「こうなりたい!」と目標があると、目標を達成するために障害になる「わからない」に対して敏感になります。

目標である「わかっている状態」と、現在の「わかっていない状態」とのギャップに敏感になるため、わからないことが自然とストレスになり、「わからない!」と意思表示するようになるわけですね。

逆に言えば、「受動的にレッスンを受けているからこそ、わからないことをそのままにしがち」だとも言えます。

受動的に、つまりボーッとレッスンを受けている状態では、わからないことがストレスにならないため、わからないことがアヤフヤなまま流れていってしまうわけです。

Aさん
It would be wonderful if you could express your intentions about what you don’t understand just by actively taking lessons.
訳)能動的にレッスンを受講するだけで、何が分からないか意思表示できるようになるなら、すばらしいですね。

わからないことを説明する力

能動的にレッスンを受講することで、「わからないことを説明する力」も自然と身につきます。

これも前述した「こうなりたい!」という目標と、「わからない!」という障害に敏感になることが大きく関わります。

「こうなりたい!」という目標があるということは、言い換えると「こうなってないといけない」というイメージを明確に持ちやすくなると言えます。

目標が明確だからこそ、「わからない現在の状態」と「わかっているべき目標の姿」とのギャップが測りやすくなり、結果「こんな風にわからない」と講師に伝えやすくなるわけです。

Aさん
Once you have indicated that you do not understand something, you must then be able to explain it.
訳)何かが分からないことを意思表示したら、次にそれを説明する力が求められます。

まとめ

この記事では、オンライン英会話で英語力が伸びる人の特徴と、伸びない人の特徴、そしてオンライン英会話で英語力を伸ばせる人になるにはどうすればいいかをお伝えしました。

ここまでお読みのあなたは、オンライン英会話で成果を出すために

  • 目標を明確にすること
  • レッスンを能動的に受けること

以上の2つが必要であることを十分に理解しているでしょう。

この記事でお伝えした内容が、あなたの英語学習をより充実したものにできれば幸いです。