オンライン英会話と聞くとどのような内容を想像するでしょうか？もしかすると、多くの人は雑談がメインであると考えているかもしれません。
しかし、ほとんどのオンライン英会話には、カリキュラムというものが存在し、それに従って学習を進めることができます。
今回はこのカリキュラムと、オンライン英会話を決めるにあたって重要な料金システムについて解説していきます。
目次
オンライン英会話のカリキュラムの種類
まずは、カリキュラムの種類を確認していきましょう。自分に合ったカリキュラムを選ぶことで、より効率的に英語の学習を進めることができます。
カリキュラムとは
そもそもオンライン英会話におけるカリキュラムとは何でしょうか？簡単に言うと、時間割のようなもので、基本的にはカリキュラムに従って英会話レッスンを進めて行きます。どのようなカリキュラムがあるかを事前に確認して、オンライン英会話選びの判断材料にしましょう。
英語基礎カリキュラム
まずは、英語基礎カリキュラムです。呼び方はそれぞれのオンライン英会話によって様々ですが、「総合英語」や「英語基礎」といった文言が含まれるカリキュラムは英語基礎カリキュラムに数えられます。
このカリキュラムでは、文字通り英語を基礎から学ぶことができ、英語初心者の方でも比較的入りやすいカリキュラムと言えるでしょう。
試験対策関連カリキュラム
次に英語試験対策関連カリキュラムです。英語試験は、日本人に馴染みのあるTOEIC、英検の他にもTOEFL、IELTSなど様々なものがあります。これらの英語試験は自分の目的に合わせて選ぶ必要がありますが、オンライン英会話の多くはこれらの英語試験にも対応しているのが特徴です。カリキュラム名に、該当の英語試験の記載があるので、自分が受験予定の英語試験対策関連カリキュラムを選ぶと良いでしょう。
特に面接が行われる英語試験では、アウトプットの練習としてとても重宝されるカリキュラムですね。
実用英語カリキュラム
実用英語カリキュラムは、仕事で必要な英会話を学べるものや、海外旅行で役立つ英会話を学べるものなど多岐にわたるカリキュラムです。このタイプのカリキュラムが豊富なオンライン英会話では、職業別にカリキュラムを選べるなど、まさに実生活で使うことを想定して学習が進むカリキュラムとなっています。
オンライン英会話の料金システム
オンライン英会話の料金システムは主に３種類あります。料金システムもオンライン英会話を決める上で重要な要素の1つとなるでしょう。
回数制
最も一般的な料金システムは回数制です。月に受講できる回数が決まっており、その回数に応じて金額が変動するという非常にシンプルな料金システムとなっています。月の受講回数が多ければ多いほど、1レッスンあたりの費用は割安になりますが、1回でも受講できなければ割高になりかねません。
そのため、事前に自分が続けられそうな回数をあらかじめ決めておくことをおすすめします。最も安く受講できるため、とりあえずオンライン英会話を試してみたいという人におすすめです。
ポイント制、チケット制
ポイント制、チケット制とは、月額料金に応じてポイントがあたえられ、そのポイントを使ってオンライン英会話を受講するシステムです。この料金システムのメリットは、毎月分のポイントを使ってしまっても追加購入が可能な点で、物足りなければ受講回数を増やすことができます。
また、オンライン英会話によっては、与えられたポイントを繰り越すこともできるので、自分の都合に合わせてレッスンを進めることが可能です。
受講無制限
最後に受講無制限の料金システムです。この料金システムは文字通り月額さえ払ってしまえば、回数制限なくレッスンを受講することができます。上記2つの料金システムと比べると月額費用は高くなりますが、無制限なので、レッスンを受ければ受けるほどお得になります。
とにかく英会話レッスンをたくさん受けたい、という人におすすめの料金プランです。
どのカリキュラムを選ぶべき？
カリキュラムについては理解できたけれど、どのカリキュラムを選ぶべきかまだ迷っている、という人もいるかもしれませんね。最後にカリキュラムごとに、向き不向きを確認してあなたに最適なカリキュラムを見つけましょう。
英語基礎カリキュラムに向いてる人
英語基礎カリキュラムは、前述の通り英語の基礎から勉強し直すことのできるカリキュラムです。そのため誰にでもおすすめのカリキュラムと言えるでしょう。また、英語学習に専門性を持たず、単に趣味の一環として英語を学習するのであれば、英語基礎カリキュラムで十分です。
しかし、英語の基礎となる部分がメインの内容になるので、よりハイレベルな英会話レッスンを求める人にはお勧めできません。
試験対策関連カリキュラムに向いてる人
試験対策関連カリキュラムに向いているのは、もちろん各種英語試験を受験予定の人です。特に英検やTOEFL、IELTSといった面接が試験内容に含まれている人で英語を話せる環境にないという人は、オンライン英会話の受講を強くお勧めします。
英語の面接は、一朝一夕でどうにかなるものではありません。普段から英語を話す練習をしておく必要があります。オンライン英会話は、普段は英語と無縁の人でも簡単に英語を話す練習ができる最高の教材です。さらに、講師はその試験対策のプロなので、より的確なアドバイスをもらえるでしょう。
実用英語カリキュラムに向いてる人
実用英語カリキュラムは、仕事で英語を使う必要がある人にお勧めです。ビジネス英語だけでなく、ホテルやレストランなどで使える接客英語を学ぶこともできます。観光大国である日本ですが、英語を話せる人は決して多くありません。そのため、外国の方が旅行に来ても言葉の壁にぶつかってしまいます。
英語で接客をするだけでも大いに喜んでくれるので、接客業で働いているのであれば、ぜひ接客英語を学んでみてください。
料金システムも参考に
オンライン英会話のカリキュラムが決まったら、最後に料金システムを参考にしてオンライン英会話とカリキュラムを確定しましょう。
料金システムは、前述の通り「回数制」「ポイント制・チケット制」「受講無制限」が一般的です。自分がどのように学習を進めたいか、英語の学習に毎月どれぐらいお金をかけられるか、の2つの観点から考えてみると良いでしょう。
また、多くのオンライン英会話で料金システムは途中で変更することも可能です。まずは、お試しで最安値から始めて、次第に受講回数を増やすという進め方も良いかもしれませんね。
オンライン英会話ならKimini 英会話！
Kimini英会話は、学研グループが運営しているため、非常に信頼のあるオンライン英会話です。またそれだけでなく、Kimini英会話には次のような特徴があります。
豊富なカリキュラムと料金システム
Kimini英会話は、今回紹介した全てのカリキュラムを受講することができます。実に145ものコースがあるため、自分に最適なカリキュラムが必ず見つかることでしょう。また、料金システムも回数制、チケット制、回数無制限（1日1回の制限あり）と豊富なので、目的と都合に応じた受講が可能となります。
信頼できる講師陣
Kimini英会話の講師陣は最低40時間の研修を受けなければなりません。さらにそれだけでなく、生徒の声にも耳を傾け、生徒からのフィードバックで改善が必要なものは改善に努めるなど、常に講師陣のレベルアップを図っているため信頼できる講師陣が揃っています。
タイプ別おすすめのKiminiオンライン英会話のコース
どのカリキュラムを選ぶべきかという考察の中で、向き不向きについて考える際の目安について紹介しました。
Kiminiオンライン英会話には、156コースもの豊富なコースがあり、それらのコースの中から、自分にピッタリ合ったコースを選ぶことができますが、コースの数がとても多いため、どれを選んだらいいのか迷ってしまうこともあるかもしれません。
そこで、タイプ別におすすめのKiminiオンライン英会話のコースを紹介しますので、ご参考にしてください。
英語基礎カリキュラム向けのコース
Kiminiオンライン英会話で、英語基礎カリキュラム向けに一番のおすすめコースは、総合英語コースです。
総合英語コースは、総合英語コース1～総合英語コース5まで5つのコースがあり、中学校や高校で学習する英文法をおさらいしながら、４技能（読む・聞く・書く・話す）をバランスよく伸ばすコースです。
中学校や高校で学習する英文法をおさらいと聞くと、自分はどのレベルから始めたらいいのだろうと思われるかもしれませんが、総合英語コース1は中学１年生レベル、総合英語コース3は中学3年生レベルで、総合英語コース4と総合英語コース5は、高校で学習する英文法をおさらいしながら、４技能をバランス良く伸ばすことを目指しています。
中学校や高校で学ぶ英語の学習要綱は、10年前と今では変わっていると考えられるので、具体的にどういった内容を学習しているのか、もっと詳しく紹介します。
総合英語コース1（中学１年レベル）では、あいさつや自分のことを英語で話したりしながら、be動詞、一般動詞、三人称単数現在、疑問詞、命令文、現在進行形、Canを使った文、一般動詞の過去形など英語の基礎を学びます。
総合英語コース2（中学２年レベル）では、be動詞の過去形、過去進行形、未来を表す表現、SVOOの文、to不定詞、動名詞、助動詞mustとhave toを使った表現、仮定法、There is, There are の文、比較の文の文法を学びなたら、英会話の練習をします。
総合英語コース3（中学３年レベル）では、受動態、現在完了、関係代名詞、間接疑問文などの文法を学びながら、話せる英語を目指して英会話の練習もします。
総合英語コース4（高校１年レベル）では、基本５文型、現在形・過去形の文、未来を表す表現、現在完了形、現在・過去・未来進行形、受動態、助動詞、不定詞などの文法を学びます。
総合英語コース5（高校2年レベル）では、動名詞、分詞、仮定法、比較の表現、関係代名詞、関係副詞、強調構文、時制の一致などの文法を学びます。
試験対策関連カリキュラム向けのコース
Kiminiオンライン英会話で、試験対策関連カリキュラムとして、おすすめなのは、英検®合格コースです。
英検®合格コースは、英検5級®合格コースから英検2級®合格コースまで、5コースがあります。
学研の人気書籍「英検をひとつひとつわかりやすく。」シリーズをもとにしたコースで、英検合格に必要な語彙や文法の学習に加えて、学んだ内容を実際の会話で使うことで「話す・聴く・書く・読む」の４技能を総合的に身に付けていきます。
「英検をひとつひとつわかりやすく。」の教材を使用して事前にレッスンの内容を予習で学習してから、レッスンを受けて、レッスンで学んだ内容を復習すると、定着率がよくなります。
どんなコースを受講する場合でも言えることですが、指定の教材で予習して、レッスンを受け、その後に復習するというサイクルを創ると、学んだことの定着率が良くなり、効率が良くなります。
とりあえずレッスンを受講しておけば、試験に合格できると考える方もいるかもしれませんが、一度軽く学習しただけで、その内容をすべて習得できる人は、めったにいません。予習、復習もして何度か繰り返すことで、内容を自分のものにすることができるのです。
英検の一次試験に合格して、二次試験対策だけを学習したい方には、英検®二次試験対策コースがおすすめで、英検３級®二次試験対策コースから英検準１級®二次試験対策コースまで、４コースが用意されています。
実用英語カリキュラム向けのコース
Kiminiオンライン英会話で、実用的な英語を学びたい方向けのコースとしては、ビジネス英会話コースとニューストークコースがおすすめです。
ビジネス英会話コースは、ビジネス英会話コース1とビジネス英会話コース2があり、英文法の基本的なルールをビジネスシーンに特化した形でおさらいしながら、実践的なフレーズや単語などを学習していくコースになっています。
ビジネスシーンにおける頻出英単語やフレーズが満載で、ビジネスシーンに特化したフレーズも学習するので、実用的なビジネス英語を学べます。
講師とビジネスに関して英語でディベートする機会もあるので、英語で自分の意見を論理的に述べる力が鍛えられます。
ニューストークコースは、ビジネス編、カルチャー編、ライフスタイル編、テクノロジー編などがあり、自分の学びたい分野に特化して、英語で学ぶことができます。各コースが20レッスンずつになっているため、英文法などはひと通り理解していて、学びたい分野がはっきりしている方におすすめです。
まとめ
オンライン英会話は、英語力向上には非常に効率的な学習方法です。カリキュラムもしっかり組まれているため、学習の進め方に困ることもありません。悩むのは最初のカリキュラム選びのみです。Kimini英会話では、オンライン英会話の利用目的さえ決めれば、あとは最初の簡単なテストで、あなたに最適なコースを選択してくれます。
カリキュラム選び、コストパフォーマンス、講師陣の質、全てに優れたKimini英会話で、英語学習を始めましょう！
Webライター/ブロガー 高校時代の海外旅行がきっかけで英語に興味を持つ。大学時代には10ヵ国を旅し、TOEIC870点を取得。6年間の英語講師経験あり。現在は英語特化型のWebライターとして活動中。自身でもWebメディア「#オンライン英会話のある生活」の運営を行っている。