現代では、男子女子関係なく、料理ができることが生きる力にもつながる、ということで
子どもの料理教室も人気が高いようです。
このクッキングを英語でやることが、英語教育にとても役立つことをご存じですか?
なぜクッキングが英語教育に適しているのか?
Why is Cooking a Good Choice for Teaching English?
クッキングは子どもにさまざまな影響を与え、英語教育にも多くのメリットがあります。
言語発達
Language Development
クッキング中に使用される言葉やフレーズを通じて、子どもは新しい語彙を学びます。
食材の名前や調理手法、指示や命令など、日常的な英語表現を身に付けることができます。
コミュニケーションスキル
Communication Skills
クッキングはチームワークやコラボレーションが必要な活動です。
親や他の子どもたちと一緒に料理をすることで、コミュニケーションスキルが向上し、意思疎通が促進されます。
手先の運動
Finger Exercise
食材を切ったり、混ぜたり、形作ったりすることで、子どもの手先の運動能力が向上します。
このような手先の運動は、後の学習や日常生活においても役立ちます。
文化理解
Cultural Understanding
異なる国や地域の料理を作ることで、子どもたちは異文化を理解し尊重する態度を身に付けます。
料理を通じて他の文化に触れることで、世界の多様性を理解する基盤が築かれます。
自己表現
Self-Expression
子どもたちはクッキングを通じて自分のアイデアや創造性を表現する機会を得ます。
自分で料理を作ることで、自己肯定感が高まり、自信を持つことができます。
栄養教育
Nutrition Education
料理をすることは食材や栄養素についての理解を深める機会でもあります。
子どもたちは自分で料理を作ることで、健康的な食生活について学びます。
クッキングを通じて子供たちが英語を学ぶことで、楽しみながら言語能力が向上し、さまざまなスキルや価値観も育まれます!
調理道具と調理に必要な動詞
Cooking Utensils and Verbs for Cooking
調理道具
Cookware
- ナイフ Knife:
食材を切ったり、みじん切りにしたりするのに使います。さまざまな形状やサイズがあり、用途に合わせて選ぶことができます。 - 包丁研ぎ器 Knife Sharpener (Kitchen Knife Sharpener):
ナイフの刃を研ぐのに使います。安全かつ効率的に刃を維持することができます。 - 包丁差し Knife Block:
ナイフを保管するための道具で、安全に収納できます。 - まな板 Cutting Board:
食材を切ったり、調理したりするのに使います。材質によって耐久性や衛生面が異なります。 - フライパン Frying Pan:
料理を焼いたり炒めたりするのに使います。材質によって熱伝導性や耐久性が異なります。 - 鍋 Pot:
スープや煮込み料理などを調理するのに使います。サイズや材質によって選ぶことができます。 - おろし器 Grater:
食材をおろすのに使います。野菜やチーズなどを細かくおろすことができます。 - ミキサー Blender:
食材を混ぜたり、製氷したり、ピューレ状にしたりするのに使います。スムージーやソースを作るのに便利です。 - フードプロセッサー Food Processor:
食材を刻んだり、混ぜたり、砕いたりするのに使います。調理時間を短縮するのに役立ちます。 - オーブン Oven:
焼き菓子やパン、ピザなどを焼くのに使います。温度や加熱方法によって様々な料理が作れます。
他にも、包丁砥ぎ器、魚焼きグリル、ホイップ器、計量カップ、温度計など、さまざまな料理道具があります。
調理に必要な動詞
- Cut: 食材を切る。
- Chop: 食材をみじん切りにする。
- Slice: 食材を薄く切る。
- Dice: 食材を小さく角切りにする。
- Grate: 食材をおろす。
- Peel: 食材の皮をむく。
- Mix: 食材を混ぜる。
- Stir: 食材をかき混ぜる。
- Blend: 食材を混ぜ合わせてなめらかな状態にする。
- Fry: 食材を油で揚げる。
- Bake: 食材をオーブンで焼く。
- Roast: 食材をオーブンで焼いて香ばしくする。
- Boil: 食材を沸騰した水でゆでる。
- Steam: 食材を蒸す。
- Grill: 食材を焼き網で焼く。
- Crush:砕く
- Decorate:飾る
- Empty:空にする/出す
- Handle:持つ/動かす
- Heat:熱くする
- Prepare:準備する
- Remove:取り除く
- Scoop:すくう
- Season:味付けする
- Separate:分ける
- Serve:(食事や飲み物を)出す
- Set aside:脇に置く
- Shred:細かく刻む
- Sprinkle:振りかける
- Stuff:詰め込む
- Toss:軽く混ぜ合わせる
普段何気なく使っている動作も、こんなにたくさんあるのですね!
子どもと作るバナナパンケーキのレシピ
Recipe for Banana Pancakes with Kids
材料 Ingredients
- 1本の熟したバナナ
1 ripe banana - 1/4カップの小麦粉
1/4 cup all-purpose flour - 小さじ1/2のベーキングパウダー
1/2 teaspoon baking powder - 1個の卵
1 egg - 少量のバターか油(フライパン用)
Butter or oil for cooking
手順 Instructions
- 熟したバナナの皮をむき、ボウルに入れる。バナナをフォークでなめらかになるまでつぶす。
Peel the ripe banana and place it in a mixing bowl. Mash the banana with a fork until smooth. - つぶしたバナナに卵を加え、よく混ざるまで泡立てる。
Add the egg to the mashed banana and whisk together until well combined. - バナナと混ぜ合わせたものに、乾燥した材料を少しずつ加え、混ぜ合わせる。混ぜすぎないように注意する。
Gradually add the dry ingredients to the banana mixture, stirring until just combined. Be careful not to overmix; a few lumps are okay. - 焦げ付かないフライパンか鉄板を中火で熱し、少量のバターかオイルを表面に塗る。
Heat a non-stick frying pan or griddle over medium heat and add a small amount of butter or oil to coat the surface. - 熱したフライパンにパンケーキ生地を1/4カップほど流し入れ、スプーンの背を使って丸く広げる。
Pour about 1/4 cup of the pancake batter onto the hot frying pan, using the back of a spoon to spread it into a round shape. - パンケーキの表面に気泡ができ、端が固まり始めるまで2~3分焼く。
Cook the pancake for 2-3 minutes or until bubbles form on the surface and the edges begin to look set. - パンケーキをヘラで注意深くひっくり返し、さらに1~2分、または底がきつね色になるまで焼く。
Carefully flip the pancake with a spatula and cook for another 1-2 minutes or until the bottom becomes golden brown. - 残りの生地も同様に焼き、必要に応じてバターや油を追加する。
Repeat the process with the remaining batter, adding more butter or oil to the frying pan as needed. - 温かいバナナパンケーキに、メープルシロップ、新鮮なベリー類、スライスしたバナナなど、お好みのトッピングを添えて召し上がれ!
Serve the banana pancakes warm with your favorite toppings such as maple syrup, fresh berries, or sliced bananas.
まとめ
筆者も子どもたちと英語でクッキングをする機会が多かったのですが、作業をしながら英語で表現すると、テキストやワークシートなどよりも数倍吸収していたことを確信できていました。
これこそ「生きた英語」であり、「生きる力」になる素晴らしい教材なのです。
ぜひお子様と、英語でクッキングに挑戦してくださいね!