「オンライン英会話を始めたのに、思うように英語が身につかない」「ほかの子は話せるようになっているのに、うちの子だけ進みが遅い気がする」と不安になる保護者の方は少なくありません。

結論から言うと、英語学習がうまく進まない背景には、いくつかの原因があります。そして、お子さまの特性を理解し、その子に合った学び方を選ぶことで、状況が改善するケースは少なくありません。

今回は、子どもの英語学習が思うように進まない理由として考えられるケースと、家庭やオンライン英会話で取り入れやすい工夫についてご紹介します。

この記事の3行まとめ(AI要約)

  • 文字を読むのが苦手・集中が続きにくい・反応に時間がかかる・人見知りが強いなど、子どもが英語で伸び悩む背景は一人ひとり異なるため、原因を決めつけずその子に合った学び方を見つけることが上達への近道になる。
  • Kimini英会話の講師はイラストや音声を交えたやり取り、急かさず待つ声かけなど特性に合わせた対応をしており、文字や発話が苦手な子でも「英語が分かる」という成功体験につながりやすい。
  • 保護者は「たくさん覚えさせる」よりも「安心して取り組める環境をつくる」ことを意識し、レッスン後に小さな成功を一緒に喜ぶことが、英語学習を長く続けるための支えになる。

文字を読むのが苦手な子

英語は、日本語以上に「書いてある文字」と「実際の発音」が一致しない単語が多い言語です。

そのため、文字を読むことに強い負担を感じる子は、英語学習が思うように進まないことがあります。

こうした背景に、読み書きに困難さが現れる特性(ディスレクシア)などが関係している場合もあります。ただし原因を一つに決めつける必要はなく、大切なのは、その子がどのような方法なら学びやすいかを見つけることです。

私がKimini英会話を見ていて良いと感じたのは、文字だけに頼らず、イラスト・音声・講師との会話を組み合わせながら進められる点です。

例えば先生が画面のリンゴを指して「What is this?」と質問し、「Apple!」「Good job!」とやり取りを繰り返すことで、スペルより先に意味と音を自然に覚えられる場面が多くありました。

文字を書くことが苦手な子でも、「英語って分かる」という成功体験につながりやすいと感じています。

集中が続かない子

「レッスンの途中で席を立ってしまう」「画面から目が離れてしまう」という相談もよくあります。

幼児では年齢相応のことも多く、集中できる時間は子どもによって大きく異なります。中には、注意や集中の持続に特性(ADHD)が背景にあることもありますが、原因を決めつけず、その子に合ったレッスンの進め方を考えることが大切です。

Kimini英会話では、答えに迷っているときは質問を言い換えたり、イラストを指さしながらヒントを出したり、「Can you find the dog?」「What color is it?」などテンポよく会話を続けたりする先生が多く見られました。

それでも集中が切れる日はあります。

そんな日は無理に最後まで頑張らせるより、「今日はここまでできたね」と終えるほうが、次回も前向きな気持ちでレッスンに参加しやすいと感じています。

言葉の理解に時間がかかる子

英語を聞いてから返事をするまでに少し時間がかかる子もいます。

その場合、「分かっていない」のではなく、頭の中で整理している途中ということもあります。

保護者が横で「早く答えて」と促してしまうと、かえって焦ってしまうことがあります。

Kimini英会話の講師は、子どもが考えている間も急かさず待ってくれる先生が多く、「Take your time.」「That’s OK.」と優しく声を掛けながら答えを引き出してくれました。

家庭でも同じように、少し待ってあげるだけで、自分から英語を話し始めることがあります。

完璧に答えようとするより、「伝えてみよう」と思えることのほうが、次の成長につながることもあります。

考える時間を十分に確保することが、自信につながることも少なくありません。

お友だちとの関わりや初対面の先生が苦手な子

【子育て英語】子どもの英語学習における障害とその克服法

人見知りが強い子や、新しい環境に慣れるまで時間がかかる子は、オンライン英会話でも最初は話せないことがあります。

初回のレッスンでは保護者の後ろに隠れてしまったり、画面を見つめるだけだったりする子も珍しくありません。

Kimini英会話では、講師が笑顔で「Hello!」「Nice to meet you!」とゆっくり話しかけ、返事がなくても焦らず待ってくれることが多くありました。

無理に会話を進めるのではなく、「Can you wave?」と手を振るだけのやり取りから始める先生もいて、少しずつ安心して参加できるようになる様子を何度も見ています。

数回続けるうちに、自分から「Hello!」と言えるようになった子もいました。

英語力以前に、「先生との関係づくり」が大切な子もいることを忘れないようにしたいところです。

英語の学び方が子どもに合っていないこともあります

英語が伸びない理由は、子どもの特性だけとは限りません。

教材の難易度が合っていないことや、レッスンの進め方がその子に合っていないこともあります。

私自身も、最初は「もっと難しいコースでも大丈夫かな」と思って受講したことがありましたが、子どもが答えられない場面が増え、自信をなくしてしまいました。

そこで一つレベルを下げたところ、「I like apples.」「I can swim.」など簡単な英文を自分から話せる機会が増え、「英語って楽しい」という表情に変わったことがあります。

Kimini英会話はコースが細かく分かれているため、必要に応じてレベルを調整しやすい点も家庭学習では助かるポイントでした。

子どもが笑顔で終われるレベルから始めるほうが、結果として長く続きやすいと感じています。

保護者ができるサポート

【子育て英語】子どもの英語学習における障害とその克服法

子どもの英語学習では、「たくさん覚えさせること」よりも、「安心して取り組める環境」をつくることが大切です。

レッスン後には、「今日は”Good job!”って先生に言われたね」「”Thank you.”が言えたね」と、小さな成功を一緒に喜ぶだけでも十分です。

私も家庭では、「今日は全部できた?」ではなく、「先生と何を話したの?」と聞くようにしています。そのほうが子ども自身もレッスンを楽しい時間として振り返ることができ、次回への意欲にもつながっていました。

英語学習は、一人ひとり進むスピードが違います。焦らず、その子に合った方法を探していくことが、長く続けるための近道です。

まとめ

子どもの英語学習が思うように進まない背景には、さまざまな要因があります。しかし、「英語が苦手」と決めつける必要はありません。

私がバイリンガル保育の現場や家庭で子どもたちと関わる中でも、学びやすい方法は一人ひとり異なっていました。同じ教材でも大きく成長する子もいれば、講師との相性が変わることで笑顔が増えた子もいます。

Kimini英会話でも、子どもの反応に合わせて講師が声かけを工夫したり、イラストを使って理解を助けたりする場面が多く見られました。そのため、「うまくいかない」と感じたときは、コースのレベルや講師との相性を見直してみることも、一つの方法です。

お子さまに合ったペースや学習方法が見つかれば、英語への苦手意識が少しずつ和らぎ、前向きな変化が見られることもあります。

よくある質問(FAQ)

英語がなかなか身につかないのは、才能の問題ですか?

才能だけが原因ではありません。子どもによって理解しやすい方法や成長のスピードは異なります。学習方法や教材、レッスンの進め方を見直すことで、伸び始めるケースは多くあります。

専門機関に相談したほうがよいのは、どのような場合ですか?

英語だけでなく、日本語での学習や日常生活にも大きな困りごとが続いている場合は、学校や自治体、専門機関へ相談することが一つの選択肢です。早めに相談することで、お子さまに合った支援につながることがあります。

オンライン英会話でも配慮してもらえますか?

オンライン英会話では、講師がお子さまの反応を見ながら進め方を調整することがあります。理解に時間がかかる場合は待つ時間を長めに取ったり、イラストやジェスチャーを取り入れたりするなど、子どものペースに合わせた対応が期待できます。

レッスン中にほとんど話せなくても続ける意味はありますか?

意味はあります。最初は聞いている時間が長くても、英語の音や表現は少しずつ蓄積されています。安心できる環境が整うと、自分から英語を話し始める子も少なくありません。

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lily 子ども英語教育講師・保育士 / Early Childhood English Educator
英会話講師・保育士として活動し、インターナショナルスクールを10年間経営。独学で英語を習得し、幼児英語教育の現場で長年指導に携わる。シンガポールをはじめ各国で幼児教育を研究し、「生きた英語」を重視した指導を実践している。